私は現在20銘柄ほどの日本高配当株に投資して、高配当株ポートフォリオを作っていっています。
今では年間配当金が10万円を超え、ちょっとしたボーナスになってきました!
節約して確保した年100万円以上の資金で、これからもどんどん配当金を増やしていく予定です!
この記事では、高配当株ポートフォリオを作るポイントを紹介します。
- 購入タイミングが全て
- 高配当優良銘柄への分散投資が重要
- ナンピンルールを決めて絶対守る
1つずつ説明していきますね。
1.購入タイミングが全て
購入タイミング次第で、今後もらえる利回りが変わってきます。
利回り2%と3%では、単純計算で1.5倍変わります。
複利で10年、20年…となると、その差はとても大きくなります。
株高のときに買ってしまうと、下落局面で大きな含み損を抱えてしまうことになります。
コツコツ配当をもらえても、最終的な損益がマイナスになってしまっては意味がありません。
高配当株投資は購入タイミングが全て、といっても過言ではありません。

コツコツ積立てていればOKなインデックス投資とはまったく異なります!
購入タイミングについてより詳しくは下の記事で紹介しています。よければ見てください。
>高配当株を買うべき4つのタイミング【結局タイミングが全て】
2.高配当優良銘柄への分散投資が重要
高配当株投資では分散投資が重要だと言われます。
特に初心者のうちは、どれだけ良い銘柄であっても集中投資は避けた方がいいと思います。
外した場合のダメージが大きすぎるからです。
大損した場合、それを取り返すのは困難です。
例えば50%も損した場合、元の資金に戻すには100%(つまり2倍)にする必要があります。
これが10%の損であれば、元の資金に戻すには約11%のリターンで大丈夫なんです。
分散投資することで、大きなダメージを受けるリスクを回避することができます。
また分散投資は株価の暴落だけでなく、減配や無配転落へのリスク分散でも効果的です。

もちろん銘柄数だけでなく、業種も分散させた方がベターです!
ですが大きな投資チャンスは業種規模で来たりします。
大きな資産を運用するまでは、業種の多少の偏りは仕方がないと思います。
最初から業種まで均等に分散したポートフォリオでなくても、後から補っていけばいいと思います。
3.ナンピンルールを決めて絶対守る
一般的な投資・トレードにおいては、ナンピンはNGです。
直ちに損切りすべきです。
しかし高配当株投資においては、ナンピンは必ずしも悪手ではありません。
良い銘柄をより高い利回りで仕込むことができるからです。
さらに平均取得株価が下がるので、株価が元の水準に回復しただけで含み益になります。
でもナンピンする際は注意すべきことがあります。
株価が下がり続けるのは、それなりの理由があることが多いからです。
最終的に紙屑になってしまう株をいくら買い増ししても無駄です。
ナンピンするなら
- 「3回まで」
- 「30%下落したら」
など、ルールを決めて絶対守りましょう。

ナンピンは高等テクニックのひとつです。
ナンピンすることを無理に投資戦略に組み込む必要はありません!
ナンピンしなくても、良いポートフォリオを作ることはできます!
高配当株選びで心得ておくべきこと
高配当株投資は、単に高配当な銘柄に投資すればいいわけではありません。
ただ高配当な銘柄は、収益面や財務面で問題がある銘柄が多いです。
先ほど説明した通り、高配当優良銘柄への分散投資が重要です。
配当金を安定してもらい続けるには、そうした問題のある銘柄ではなく、今後も成長性があり健全な財務体質である銘柄に投資する必要があります。
そのためであれば、多少利回りが下がっても仕方がないと個人的には思います。
このバランス感覚は、私たち一人一人のリスク許容度次第になります。
人には好き嫌いもあります。
誰にとっても最良となる銘柄はありません。
例えば高配当株で人気のJT(2914)は、高配当株投資家の間でも賛否が分かれます。
オリックス(8591)やKDDI(9433)も高配当かつ優待銘柄の鉄板ですが、避ける人はいます。
それは、リスク許容度や投資スタンス、ひいては価値観が違うから当たり前のことです。

だから投資背景も知らずに、正解・不正解とか言えないんですが、
Twitterではいつも盛り上がってますね…。
高配当銘柄を紹介

とはいえ、具体的に何に投資したらいいんだ??
という方のご参考までに、私自身投資している銘柄と投資チャンスを狙っている高配当銘柄などをリストアップしておきます。
全部で24銘柄です。
約10万円以下で買える銘柄も8つあります!

この銘柄なら投資してもいいかも!!
と思える銘柄があれば幸いです。
企業名 | コード | 配当利回り | 株価 | 業種 |
兼松エレクトロニクス | 8096 | 3.65 | 3970 | 情報・通信 |
三菱商事 | 8058 | 3.89 | 3652 | 卸売業 |
KDDI | 9433 | 3.72 | 3362 | 情報・通信 |
武田薬品工業 | 4502 | 5.74 | 3137 | 医薬品 |
ジャックス | 8584 | 5.23 | 2962 | その他金融業 |
キヤノン | 7751 | 3.57 | 2801 | 電気機器 |
バルカー | 7995 | 3.87 | 2712 | 化学 |
積水ハウス | 1928 | 3.56 | 2469 | 建設業 |
オリックス | 8591 | 3.32 | 2347.5 | その他金融業 |
第一生命 | 8750 | 3.44 | 2325.5 | 保険業 |
JT | 2914 | 6.03 | 2322.5 | 食料品 |
日本特殊陶業 | 5334 | 4.79 | 2003 | ガラス・土石製品 |
キリンHD | 2503 | 3.52 | 1847 | 食料品 |
USS | 4732 | 3.25 | 1796 | サービス業 |
J-POWER | 9513 | 4.91 | 1527 | 電気・ガス業 |
エフティグループ | 2763 | 5.16 | 1220 | 卸売業 |
センチュリー21・ジャパン | 8898 | 4.47 | 1007 | 不動産業 |
日本空調サービス | 4658 | 5.12 | 811 | サービス業 |
三菱UFJFG | 8306 | 4.48 | 624.9 | 銀行業 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 4.57 | 569 | その他金融業 |
ナカバヤシ | 7987 | 4.25 | 518 | その他製品 |
りそなHD | 8308 | 4.69 | 447.4 | 銀行業 |
新日本建物 | 8893 | 5.21 | 422 | 不動産業 |
スカパー | 9412 | 4.29 | 420 | 情報・通信 |
配当利回り順だと次の通りです。
企業名 | コード | 配当利回り | 株価 | 業種 |
JT | 2914 | 6.03 | 2322.5 | 食料品 |
武田薬品工業 | 4502 | 5.74 | 3137 | 医薬品 |
ジャックス | 8584 | 5.23 | 2962 | その他金融業 |
新日本建物 | 8893 | 5.21 | 422 | 不動産業 |
エフティグループ | 2763 | 5.16 | 1220 | 卸売業 |
日本空調サービス | 4658 | 5.12 | 811 | サービス業 |
J-POWER | 9513 | 4.91 | 1527 | 電気・ガス業 |
日本特殊陶業 | 5334 | 4.79 | 2003 | ガラス・土石製品 |
りそなHD | 8308 | 4.69 | 447.4 | 銀行業 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 4.57 | 569 | その他金融業 |
三菱UFJFG | 8306 | 4.48 | 624.9 | 銀行業 |
センチュリー21・ジャパン | 8898 | 4.47 | 1007 | 不動産業 |
スカパー | 9412 | 4.29 | 420 | 情報・通信 |
ナカバヤシ | 7987 | 4.25 | 518 | その他製品 |
三菱商事 | 8058 | 3.89 | 3652 | 卸売業 |
バルカー | 7995 | 3.87 | 2712 | 化学 |
KDDI | 9433 | 3.72 | 3362 | 情報・通信 |
兼松エレクトロニクス | 8096 | 3.65 | 3970 | 情報・通信 |
キヤノン | 7751 | 3.57 | 2801 | 電気機器 |
積水ハウス | 1928 | 3.56 | 2469 | 建設業 |
キリンHD | 2503 | 3.52 | 1847 | 食料品 |
第一生命 | 8750 | 3.44 | 2325.5 | 保険業 |
オリックス | 8591 | 3.32 | 2347.5 | その他金融業 |
USS | 4732 | 3.25 | 1796 | サービス業 |
リンクがない銘柄は、下記の記事で紹介していたりします。(今回初めて紹介した銘柄もあります)
武田薬品工業など、高配当銘柄の中でも特別高配当な銘柄はこちらの記事をどうぞ。
>【配当利回り5%超】注目の高配当銘柄7つ紹介!|5万円以下の銘柄も
センチュリー21やスカパーなどは以前別記事で紹介していますので、よければ見てください。
>【配当利回り3.5%以上!】高配当銘柄3つ紹介|5万円以下で買える銘柄も
改めて、高配当株ポートフォリオを作るポイントは次の通りです。
- 購入タイミングが全て
- 高配当優良銘柄への分散投資が重要
- ナンピンルールを決めて絶対守る
いかがでしたでしょうか?
何かご参考になれば幸いです。
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