KDDI【高配当×株主優待の定番!】

高配当&優待銘柄
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今回紹介するのはKDDI(9433)です。

連結営業利益20期連続増益見込み、かつ19期連続増配の予定です。

株主優待も人気です。しかも隠れ優待まであります。

株式投資初心者からベテランまで人気の高い銘柄です。

この記事はこんな疑問や悩みのある方向け
  • 「配当も株主優待も両獲りできる銘柄が知りたい」
  • 「KDDIの今後の株価や配当について気になる」
  • 「チャートの見方を分かりやすく知りたい」

こんな疑問について、この記事では説明していきます。

この記事を読むメリット
  • KDDIの業績、株価、配当、株主優待についてわかる
  • チャートに基づいた今後の株価の展開の考え方がわかる

さっそくですが、今回の結論から見ていきましょう!

KDDI(9433)
  • 高配当かつ増配継続中
  • 安全水準な配当性向
  • 株主優待もあり株主還元に積極的
  • 優れた業績
  • 超長期的に株価は上昇トレンド

KDDIの企業概要

はじめにKDDIがどんな企業か見ていきましょう。

KDDIは総合通信事業をしている企業です。

事業は「パーソナル」と「ビジネス」という大きく2つのセグメントがあります。

  • パーソナル:個人向け(BtoC)サービス事業
  • ビジネス:法人向け(BtoB)のIoTや5G関連事業

「パーソナル」のセグメントは例えば「au」や金融、教育の分野です。

数年前にはiPadを学校に配備したり、最近では「auPAY」で給与の前払いをはじめるなど印象的なニュースがありましたね。

次にそれぞれのセグメントの売上高をチェックしましょう。

セグメント売上高
パーソナル4兆5480億円
ビジネス9416億円
(’20年3月期実績)

参照:「KDDIの事業

売上高ベースでは、「パーソナル」が「ビジネス」の約4.8倍になります。(’20年3月期実績)

時価総額は7兆946億円の東証1部上場企業です(2021年1月31日時点)。

3大キャリアでのモバイル契約数
  • ドコモ:44.1%
  • au:32.2%
  • ソフトバンク:23.7%

(2020年3月末時点)

参照:https://www.kddi.com/corporate/ir/individual/investing/

今期の業績も良好ですが、このコロナ禍の経済状況下でも前年同規模の採用予定です。

詳しくはリンク先を用意したので気になる方は読んでみてください。

>>「新卒・中途採用について

KDDIの配当【将来的にも大丈夫そう!】

配当についてのポイントをまとめました。

  • 配当利回り(予想):3.90%(2021年1月31日時点)
  • 1株配当:120円
  • 18期連続増配実績あり
  • 19期連続増配の予定
  • 配当権利確定日:3月末と9月末

詳しくは株価のところで説明しますが、株価が安いから配当利回りが高くなっているわけではありません

しっかり利益を出して、還元してくれています。

KDDI>配当情報>「配当金の推移」を参照し作成(2021年1月31日時点)

KDDIは毎年のように増配してきました。

次に疑問に思うのは「これが将来的にも続くのか?」ですね。

そのために配当性向をチェックしましょう。

KDDIの配当性向【安全水準の40%台】

気になる配当性向もチェックしました。

高い配当利回りにもかかわらず、配当性向は40%台です。

過去10年以上をチェックしても、20~45%以内の範囲と安全水準です。

 

通信業界は利益率が高く、KDDIの売上営業利益率が19%台あります。

そしてコロナ禍でも業績好調です。

そのため、増配と高い配当利回り、無理のない配当性向が実現できています

将来的にもまだまだ高配当と増配を期待できそうですね!

KDDIの株主優待【カタログギフトと隠れ優待も!】

KDDIの株主優待は100株以上で3000円相当のカタログギフトです。

「全国47都道府県のグルメ品」から選べるカタログギフトがもらえます。このカタログから好きな商品を1つ選べます。

うなぎカニお肉などが人気です。

また5年以上の株式保有で優待内容もグレードアップします。

100株以上1000株未満1000株以上
5年未満3,000円相当5,000円相当
5年以上5,000円相当10,000円相当

高配当狙いなら5年くらいふつうに保有してると思います。

ほったらかしで優待利回りも上がるなんて、とってもお得ですね!

 

魅力的なカタログギフトでTwitterでも毎年お祭り騒ぎですね。

KDDIの株主優待でひとつ注意しておきたいことは、数量限定の商品もあることです。

先ほど紹介したうなぎやカニは数量限定のため、株主優待が届いたらすぐ申し込んだ方がいいです。

うかうかしてると私みたいに逃してしまいます。

その後、ハンバーグとソーセージのセットを頂きました!

おいしかったです!

他にも魅力的な品々がありました。

ここでは書ききれないので、もっと詳しく知りたい方はKDDIの「株主優待制度」を見てみてください。

KDDIの隠れ優待【割引クーポン】

こちらは正確には優待ではありませんが、中間配当のお知らせと一緒に「au PAYマーケット」で使える割引クーポンが同封されていました。

これを使えば300円分割引してくれます。

中間配当のお知らせと一緒に同封されていた割引クーポン

ちょっと見づらいですが、割引クーポンは明記されている通り、正確には優待ではありません。

今後ももらえるかどうかは分からないものですが、高配当+カタログギフト+割引クーポンは、十分すぎます。

KDDIの株価【現在の状況と今後のシナリオ予想】

次にこれだけ良い銘柄であるKDDIの株価をチェックしていきましょう。

ポイントとなる点をまとめました。

  • 超長期トレンド:上場以来上昇トレンド
  • 最高値:3451円
  • 最安値(2015年以降):2331円
  • コロナショックでの下落:約2650円
  • サポートライン:約2500円
  • レンジの真ん中:2975円
  • 現在値:3079円(2021年1月31日時点)

分かりやすくするため図を書いてみました。月足ではこんなかんじです。

上場来高値である約3450円と約2500円にサポートラインが引けます。

その真ん中が約3000円になります。(上図オレンジ色点線)

この記事では分かりやすくするため、株価の値動きをデフォルメしています。

ちゃんとしたチャートは証券口座やヤフーファイナンスで確認してください

最近の値動きをチェック【日足で分析】

ざっと全体のポイントとなる値段を抑えたところで、日足で最近の値動きをチェックしていきましょう。

紫色の枠線内を日足でピックアップして説明していきます。

日足の図を書くとこんなかんじです。

一番上の約3450のラインと一番下の約2500のライン、真ん中くらいの約3000は月足で引いたラインです。

そこに加え、日足ではピンクと水色のラインが引けました。

日足での株価の上限【約3370円が目安】

約3370円で引いたピンクのラインは日足レベルでの高値です。Wトップになっていますね。

これは約2660円まで下落した後の戻り高値が意識されたように見受けられます。

つまり、約3370円は日足レベルでの上限になっている可能性が高いです。

月足でも日足でも意識されている株価【約3000円】

レンジの真ん中だけあって、このライン付近では日足でみてもよく反応してますね。

3000円というキリ番だからというのもあると思います。

キリ番とは、切りの良い数字のことです。切りの良い数字は心理的に意識されやすく、そのまま株価などにも反映されやすい傾向にあります。

日足で意識されている株価【約3200円】

先ほど紹介した約3370円のWトップのネックラインから引けるラインです(水色の点線)。

この3200円のラインは、約2600円からの上昇の高値になったり、その後3200円をブレイクした後の押し目になりました。

このラインに少し届いてなかったり、超えていたりしますが、日足レベルではこの約3200円のラインでロールリバーサルを起こしていると個人的には判断します。

「(ラインに)ドンピシャで反応してないとロールリバーサルとは判断しない」という方はここの話は無視してください

ロールリバーサルとは、これまで高値だった値段をブレイクした後その高値だった値段が今度は安値に切り替わることです。先ほどの話では、3200円が「高値」だったのに、押し目という「安値」に変わる現象が起こりました。

KDDIの今後の株価シナリオざっくり予想

KDDIの株価の全体像と最近の動向を抑えたところで、次は今後について考えてみましょう。

どんな銘柄でも「上がる・下がる・レンジ」の3パターンは想定しておくべきなので、それぞれ見ていきましょう。


1.レンジ継続シナリオ予想

トレンドならやりやすいのですが、現在レンジ相場真っただ中なので状況はやや複雑です。

レンジの中身をみると、月足レベルで、赤色の星のWトップと水色の星の逆三尊が戦っています。

この決着がつかないことにはこのレンジをブレイクして、上にも下にも行けない状況です。

 

2.上がるシナリオ予想

先ほどの逆三尊が勝って上にブレイクしていくパターンを考えてみましょう。

そもそも大局的には上昇トレンドでした。

そのため、いったん上にブレイクしたら株価は勢いよく上がっていく可能性もあります。

これはあくまでチャート上での話であって、たとえば通信業界の新料金プランや5Gの影響といったファンダメンタルズ要素が今後株価にどう影響するかは注意しておきましょう!

 

3.下がるシナリオ予想

これはWトップが勝ってしまったパターンになります。

今のレンジ相場になる以前は、ほとんど押し目なく上昇してきていました。

そのため、2015年以降の最安値であった2300円あたりをブレイクしてしまうと、どこで下げ止まるか予想しづらいチャートになっています。

下がるシナリオにしても、やはりKDDI単独というよりは、経済そのものやテクノロジーそのものの行方次第といった要素が大きく影響しそうです。

 

まとめ

改めて今回のまとめがこちらです。

KDDI(9433)
  • 高配当かつ増配継続中
  • 安全水準な配当性向
  • 株主優待もあり株主還元に積極的
  • 優れた業績
  • 超長期的に株価は上昇トレンド

保有しているたけで、高配当+カタログギフト+割引クーポンがもらえます。

株主からみれば、まさに理想的な銘柄ですね!

高配当や優待などの株主還元。

それを支える業績や財務も並大抵のことでは揺らがず、凄まじい安心感!

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高配当株や株主優待銘柄をまとめました。

この記事を書いた人

手取り15万円の20代ですが、総資産1,400万円突破!年間配当金18万円以上になりました!

年100万円以上節約して貯蓄率70%以上継続中です。

株歴10年以上&FX歴5年以上です。
今は高配当株とインデックスに年100万円以上投資しています。
NISAとiDeCoフル活用してます。

よろしくお願いします!

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