三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)について興味のある方、買いかどうか悩んでいる方向けに、チャートと業績&財務の両方から分かりやすく見ていこうと思います。
ちなみに私もUFJ保有してます。
この記事ではさらに、私がどこでどう考えて買ったか、さらに利益確定や損切りを考えているポイントなども合わせて説明しようと思います。
タイトル通り、私はミスりました。この失敗もこの記事を読んでくださった方の何か参考になければ幸いです。
この記事のまとめ

最初に今回の記事のまとめはこちらです。
- 押し目からの上昇が1回成功したが、2回目がなかなか来ない。
- 今からなら、400円を割るか要注目。
- 400円を割るまでに押し目をつくればもう一回チャンスあるかも。
- コロナが数字にでるのはこれから。
それでは、詳しく見ていきましょう。
三菱UFJフィナンシャルグループ【チャートのポイント】
現在値:425円
まず長期足は下降トレンドです。
つまり、買うのは基本的に逆張りになります。
①底値圏からの押し目買い

見出し通り、上図の①は、底値圏をブレイクしてきて押し目をつくったポイントです。上図のように分かりやすいですね。
ここが私が実際にエントリーしたポイントです。444円でした。
これは490円をいったんの目標に狙ったものでした。
損切りはこの押し目のちょっと下、434円で考えていたので、
リスク:リターン=10:45くらいでした。おいしいですね。
また、他の銘柄が続々とリバウンドしていく中、UFJは完全に乗り遅れていたので、一回くらいリバウンドするだろうということで勝率も悪くないだろうと思い、買ってみました。
結果、ほぼ目標達成の489円までいきました。
ここで利確(利益確定)するつもりでしたが、ここで私はミスをしていました。
利確注文を入れ忘れてました。今は含み損になってしまいました…。
②二度目の押し目買いポイントで上昇せず

②をみて、もう一回矢印みたいに上がっていくことをイメージしていました。
が、そうはなりませんでした。
それで、じわじわ下がってきている状況ですね。
最悪、下に抜ける可能性もみえてきたと思っています。
③今からのトレード戦略
今からのトレード戦略を考えてみました。前述の2つとは別の見方をしてみます。
先ほどと同じ図に別のラインを引きました。

上図のように現在値は、フラッグを上に抜けたとみることもできます。
現在値から400円の間で押し目をつくれば、再度500円をめざすシナリオもあるかなと思っています。一度500円近くまでいったので。
いずれにしても400円を割るかどうかがポイントになりそうです。
400円を割ったら損切り…と言いたいところですが、その次のサポートが380円なので、この20円を許容できるなら損切りは380円でもいいと個人的には思います。
三菱UFJフィナンシャルグループ【業績&財務のポイント】
2020 年3月期(’19/4/1-’20/3/31)の決算内容になります。
- 経常収益:9.0%
- 経常収益経常利益率:16.9%
- 経常利益:▲8.3%
- 当期純利益:▲39.5%
- 1株あたり当期純利益:40.95円
- 自己資本比率:4.8%
- 1株当たり純資産:1245.33円
参照:https://www.mufg.jp/dam/ir/fs/2019/pdf/summary2003_ja.pdf
ここまでは悪くはないと思います。
ただし、コロナが数字にでるのはこれからみたいですね。
銀行業界オワコンみたいなこともTwitterで流れてきますが、まぁどうなるかは分かりません。
現時点ではあまり考えなくていいかもしれません。
三菱UFJフィナンシャルグループ【配当&株主優待】
UFJの配当方針は下記引用のとおりです。
利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針とし、配当性向は40%をめざす
→2023年度までに配当性向40%への引き上げをめざす
引用元:『株主還元の基本方針』
というわけで、配当狙いの投資家にとってはいい傾向ですね。
配当(予想)は1株年間25円になっています。配当利回りは5.88%です。(2020年7月20日時点)
株主優待はありません。
この記事のまとめ
改めて今回のまとめはこちらです。
- 押し目からの上昇が1回成功したが、2回目がなかなか来ない。
- 今からなら、400円を割るか要注目。
- 400円を割るまでに押し目をつくればチャンスあるかも。
- コロナが数字にでるのはこれから。
せっかく狙い通り利益が乗っても、私みたいに利確注文を入れ忘れたりしないでくださいね。
少し利益が減っても、プラスで手仕舞うことは十分可能でした。
逃した利益や含み損になったこと以上に、自分で考えたシナリオ通りにトレードできなかったことが悔しいです。
この失敗もこの記事を読んでくださった方の何か参考になければ幸いです。
私も改めて気を引き締めます。
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