こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
投資手法は高配当株やインデックス投資をメインに、将来のためにコツコツ資産形成をしています。
さて、この記事を読んでくださっているあなたは、きっと20代・30代で、将来のお金のこと、資産形成について真剣に考え始めた方だと思います。
- 「投資を始めたけど、株価が下がって怖い」
- 「含み損(まだ売っていないけど出ている損失)を見ると、不安で夜も眠れない…」
- 「『長期・積立・分散』が良いって本で読んだけど、本当に持ち続けられるか自信がない」
その気持ちよくわかります。私もそうでしたから。
投資の世界で成功するために最も重要なこと。それは「市場に居続けること」です。
しかし、これが最も難しい…!
なぜなら、暴落局面で資産が10%、20%と減っていく赤い数字を見ると、私たちの心は「今すぐ売って逃げろ!」と叫び出すからです。
この「狼狽(ろうばい)売り」こそが、初心者が資産を失う最大の原因です。
では、どうすればこの恐怖に打ち勝ち、市場に居続けられるのか?
その答えの1つが、今回のテーマである「配当金」です。
配当金は、単なる「お小遣い」と思われがちですが、そうではありません。
それは、投資家を規律付け、暴落の恐怖から守ってくれる「強制的利益確定」という最強のメンタル安定剤になるのです。
今日は、なぜ配当金が私たちの投資を心理的に支えてくれるのか、その「隠れたパワー」について、私の経験も交えながら解説していきます。
それではいきましょう!
1. なぜ私たちは「利益確定」ができないのか?
ご存知の通り、投資の基本は「安く買って、高く売る」ことです。シンプルですよね。
でも、これが本当に難しい。
特に難しいのが「高く売る(利益確定)」タイミングです。
- 「まだ上がるかも…」と思うと売れない(欲)
- 「下がってきたけど、また戻るかも…」と売れない(希望的観測)
- 「あの時売っておけばよかった…」と後悔し、次のチャンスを逃す(後悔)
このように、自分で「売る」というボタンを押す行為には、とてつもない心理的ハードルが伴います。
そして、利益確定以上に難しいのが「含み損(評価損)を抱えたまま耐える」ことです。
行動経済学の理論(プロスペクト理論)でも証明されていますが、人間は「利益を得る喜び」よりも「損失を被る苦痛」を2倍以上も強く感じると言われています。
例えば、10万円の利益(含み益)が出ている状態は「まぁ嬉しい」くらいでも、10万円の損失(含み損)が出ている状態は「最悪だ…もうやめたい」と、比べ物にならないほどのストレスを感じます。
このストレスが限界に達したとき、人は「もうこれ以上損をしたくない!」と、底値で株を投げ売ってしまいます。
2. 配当金という名の「強制的利益確定」
ここで「配当金」の登場です。
配当金とは、企業が稼いだ利益の一部を株主(あなた)に現金で還元してくれるものです。
これの何が「強制的利益確定」なのでしょうか?
自分で売らなくても、利益が自動で口座に振り込まれる
これが答えです。
株価が上がっている時(キャピタルゲイン狙い)は、私たちが「売る」ボタンを押さない限り、利益は確定しません。それは画面上の「含み益」という、いつ消えるかわからない「幻の利益」です。
しかし、配当金は違います。
私たちが寝ていても、遊んでいても、株価が上がっても下がっても、企業が「配当を出します」と決めたら、自動的かつ強制的に、証券口座に現金(日本円や米ドル)が振り込まれます。
これは、私たちが悩む必要のない、企業側が行ってくれる「利益確定」です。
3. 配当金がもたらす3つの「最強メンタル効果」
この「強制的利益確定」は、特に投資初心者のメンタルに絶大な効果を発揮します。
①「投資って本当に儲かるんだ」という成功体験(実感)
初心者の頃は、「投資」そのものが非現実的に感じがちです。
画面上の数字が増えたり減ったりするのを、どこかゲームのように感じてしまう。
しかし、配当金は違います。
ある日、証券口座に「配当金入金 〇〇円」という通知が来る。
それは紛れもなく「実体のあるお金」です。
この実体のあるお金は、再投資してもいいし、引き出してちょっと贅沢なランチに使ってもいい。
この「投資によって、自分の手元に現金がもたらされた」という小さな成功体験こそが、「投資って本当に意味があるんだ」「続けてみよう」というモチベーションになります。
私の感覚値ですが、含み益10万円より、手元の現金1万円の方が「実感」として強いです。
②「金のガチョウ」を手放さなくなる(規律)
高配当株投資には「金のガチョウと金の卵」という有名な例え話があります。
- 金のガチョウ = 配当金を生む「株」そのもの
- 金の卵 = 定期的に得られる「配当金」
私たちが欲しいのは「金の卵(配当金)」です。
もし「金の卵(配当金)」が欲しければ、何があっても「金のガチョウ(株)」を売ってはいけませんよね?
株価が暴落した時、メンタルはこうなります。
配当金がない株(成長株)の場合:
「ガチョウ(株)の価値が下がってる!病気かも!死ぬ前に売らないと!」
→ 狼狽売り。
配当金がある株(高配当株)の場合:
「ガチョウ(株)の価値は下がってる…。でも、今日もちゃんと金の卵(配当金)を産んでくれた! なら、このガチョウはまだ元気だ。持ち続けよう」
→ ホールド(保有継続)。
このように、定期的な「配当金(金の卵)」という現金収入は、「この株(ガチョウ)を持ち続ける理由」を明確に与えてくれます。これが投資家を規律付ける、最大の心理的効果です。
③暴落時こそ「買い向かう勇気」をくれる(逆張り)
2020年のコロナ・ショック。世界中の株価が歴史的なスピードで暴落しました。
私の資産も、もちろん真っ赤(含み損だらけ)です。正直、怖かったです。もちろん健康面でも。
しかし、そんな恐怖の真っ只中でも、日本の優良企業は変わらずに配当金を私の口座に振り込んでくれました。
配当金という「企業が生きている証拠」を受け取ったことで、私は恐怖のどん底でも株を買っていく勇気をもらいました。
暴落時に買い向かうことは、精神的にとてもしんどいですがそれが出来たのは、間違いなくこの「配当金」という強制的利益確定のおかげです。
4. 「配当金よりインデックス投資」は正しい。でも…
ここまで配当金のメリットを話してきましたが、投資を勉強した方はこう思うかもしれません。
「S&P500みたいなインデックスファンドに投資して、配当金は自動で再投資される方が、税金的にも効率的で、トータルリターンは高いんじゃないの?」
はい、その通りです。
理論上は、それが最も合理的です。私も資産の一部はインデックス投資(S&P500やオルカンに毎月10万円)にしています。
しかし、投資初心者の最大の敵は「非効率な税金」や「より高いリターンを得ること」ではありません。
「恐怖による狼狽売り」です。
いくら理論上リターンが高くて利益が出る際の税金効率が良くても、暴落時に怖くなって全部売ってしまったら、リターンはゼロどころかむしろマイナスです!
合理的だけど続けられない「100点」の投資(インデックス100%)よりも、少し非効率でも「配当金」というメンタル安定剤をもらいながら続けられる「80点」の投資(インデックス+高配当株)の方が、結果として、20年後、30年後に大きな資産を築けている可能性が高いと、私は信じています。
投資は、理論だけで戦う「学問」ではありません。
自分の「感情」と向き合い続ける「心理戦」だと私は考えています。
実際、インデックス投資自体は、昔からある投資手法ですが、最近まであまり人気がなかったわけですから。
「毎日夜9時に寝て朝7時に起きれば健康になれる!」と分かっていても、実際それを何十年(もしくは生涯)と続けられる人は至極わずかな人だけですよね。
インデックス投資を成功させるというのは、それと同じことです。
5. まとめ:まずは「チャリン」体験をしてみよう
投資を続ける上で、株価の上下(キャピタルゲイン)だけを見ていると、必ずメンタルが揺さぶられます。
だからこそ、「配当金(インカムゲイン)」という、株価とは別の「もう一つの評価軸」を持つことは有効です。
株価が下がっても、「配当利回り(株価に対してどれだけ配当がもらえるか)が上がった!」と喜べます。
株価が上がっても、「配当金を生むガチョウが成長した!」と喜べます。
配当金は、私たちの口座に強制的に振り込まれる「利益確定」であり、私たちを規律付け、投資の荒波から守ってくれる「心のセーフティネット」です。
まずは、新しいNISAの「成長投資枠」を使って、1株でも良いので、好きな高配当企業の株を買ってみませんか?
あるいは、S&P500の中でも配当を重視する「SPYD」や「VYM」といったETF(上場投資信託)も面白いですよ。
そして、数ヶ月後に訪れる「配当金入金」の通知。
その「チャリン」という小さな成功体験が、あなたの投資家人生を、きっと力強く支えてくれるはずです。
一緒に、恐怖を乗り越え、楽しみながら資産を育てていきましょう!
「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?
最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。

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