「NISA口座の開設数が、ついに2000万口座を突破したらしい」
ニュースやSNSでそんな情報を見かけて、少しだけ心がザワついていませんか?
こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
- 「みんな始めてるみたいだけど、投資ってなんだか怖い…」
- 「今さら聞けないし、何から手をつけていいか分からない」
- 「自分だけ乗り遅れてるんじゃないか…?」
もし、あなたが少しでもこんな風に感じているなら、ぜひこの記事を読んでみていただきたいです。
もう遅い、なんてことはありません!
【非課税で増やす】NISA・iDeCoで賢く節税の記事を見る
◆そもそも、2000万人が始めた「NISA」って何?
まずは基本のキから。
NISA(ニーサ)とは、一言でいえば「投資で得た利益が非課税になる、国が作った超おトクな制度」のことです。
通常、株や投資信託で利益(例えば10万円)が出ると、そこから約20%(約2万円)が税金として引かれてしまいます。せっかく増えたのに、ちょっと悲しいですよね。
でも、NISA口座の中で得た利益なら、この税金がなんとゼロ円に!
10万円の利益が、まるまる自分のものになるんです。これは、資産形成において非常に強力なアドバンテージです。
2024年からはさらにパワーアップした「新NISA」がスタートし、これが口座開設数が爆発的に増えている大きな理由です。
【新NISAのここがスゴい!3つのポイント】
- 制度がずっと続く(恒久化):いつでも始められて、ずっと使える制度になりました。
- 非課税で持てる期間が無制限に:旧NISAは非課税期間が5年間でした。でも新NISAは期間を気にせず、長期的な視点で資産を育てられます。
- 年間の投資上限額が大幅アップ:旧NISAは最大120万円まででした。でも新NISAは最大で年間360万円まで投資可能に。もちろん、月々1,000円といった少額からでもOKです!
国が「貯金だけじゃなく、投資で自分のお金を育ててね!」と、強力に後押ししてくれている。それがNISAなんです。
◆なぜ今、こんなにも多くの人がNISAを始めているの?
2000万口座という数字は、日本の成人人口で考えると、決して少なくない数です。
なぜ今、これほど多くの人がNISAに注目しているのでしょうか?理由は大きく3つあります。
理由1:将来への「漠然とした不安」
「年金って、本当にもらえるのかな…」「このままの給料で、将来やっていけるんだろうか…」といった、漠然としたお金の不安。あなたも感じていませんか?
かつて話題になった「老後2000万円問題」。
これは金融庁が「高齢夫婦無職世帯では、公的年金だけだと毎月約5.5万円の赤字になり、30年間で約2000万円が不足する」という試算を発表したものです。1
もちろん、これはあくまで平均的なモデルケースです。
でも、「自分の未来は、自分で守らなければいけない」と多くの人が気づき始めた、大きなきっかけになりました。
理由2:新NISAという「神改正」
先ほどお伝えした通り、2024年からの新NISAは、これまでの制度と比べて圧倒的に使いやすく、メリットが大幅に拡充されました。
この「神改正」とも言える変更が、「どうせやるなら、このタイミングで始めよう!」という大きな波を生み出しています。
理由3:「みんなやってる」という安心感
SNSを見れば、友人やインフルエンサーが「NISA始めました!」と発信している。会社の同僚との雑談で「NISAってどう?」なんて話題が出る。
「自分だけ知らないのは恥ずかしい」「信頼できるあの人がやっているなら…」
こうした口コミや周りの動きが、投資への心理的なハードルを下げ、多くの人の背中を押しています。
◆「でも…」あなたの不安、3つの誤解かもしれません
ここまで読んで、「NISAのメリットは分かった。でも、やっぱり怖い…」と感じる方もいるでしょう。
その不安、もしかしたら誤解から生まれているかもしれません。
誤解1:「まとまったお金がないと始められないんでしょ?」
いいえ、月々1,000円からでも始められます!
SBI証券や楽天証券といったネット証券なら、毎月100円や1,000円といった少額から積立投資が可能です。
お昼のランチを1回我慢したり、カフェのコーヒーを数回控えたりするだけで、未来への投資は始められます。
まずは無理のない金額からスタートして、慣れてきたら少しずつ金額を増やしていくのが王道です。
誤解2:「損するのが怖い…」
その気持ち、すごく分かります。でも、怖さを減らす方法はあります。
まず大前提として、投資にリスクはつきものです。
預金とは違い、購入した商品の価格が下落し、元本割れ(投資したお金より資産が減ってしまうこと)する可能性はゼロではありません。
また、利益が非課税になるという大きなメリットがあるNISAですが、その裏返しとして知っておくべき注意点もあります。
- 損益通算ができない:仮にNISA口座で損失が出て、他の課税口座で利益が出ていたとしても、両者を合算して税金の負担を軽くする「損益通算」はできません。
- 繰越控除ができない:NISA口座で出た損失を、翌年以降に持ち越して将来の利益と相殺する「繰越控除」も利用できません。
「やっぱり怖い…」と感じたかもしれませんが、大丈夫。これらのリスクや注意点を理解した上で、その怖さをできるだけ小さくするための知恵が「長期・積立・分散」という3つのキーワードです。
- 長期:10年、20年という長い目線でコツコツ続けることで、一時的な価格の上下に一喜一憂しなくなります。
- 積立:毎月決まった額を買い続けることで、価格が高い時には少なく、安い時には多く買うことになり、平均購入単価を抑えられます(ドルコスト平均法)。
- 分散:一つの商品だけでなく、全世界の株式に広く投資することで、特定の国や企業の不調による影響を和らげることができます。
NISAで推奨されている投資信託の多くは、この「長期・積立・分散」を実践しやすいように設計されています。
誤解3:「何を買えばいいか、さっぱり分からない…」
最初の「正解」は、驚くほどシンプルです。
投資の世界は奥が深く、商品も無数にあって迷ってしまいますよね。
でも、投資初心者の方は、まずこの2つのどちらかを選んでおけば間違いない、と言われる王道の商品があります。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」。これ1本で、日本を含む全世界の主要な企業にまとめて投資できる優れもの。「世界経済の成長」にまるっと乗っかるイメージです。 - eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
AppleやGoogle、Amazonといったアメリカを代表する約500社にまとめて投資する商品。「これからの世界もアメリカが中心だ!」と考える方向け。
どちらも世界中の投資家から絶大な人気を集めており、手数料も非常に安く設定されています。
最初はどちらか1本に絞って、まずは「始めてみる」ことが何より大切です。
◆私のNISA体験談:不安だらけのスタートから見えた景色
少しだけ、私の話をさせてください。
周りが結婚したり家を買ったりする中で、「このままでいいのかな…」という漠然とした不安が頭をもたげ始めた時期でした。
最初に買った投資信託が、過去の市場平均以上に値上がりした時はとても嬉しかったです。
「ほったらかしなのに、お金が増えてる!」という感覚は、給料をもらうのとはまた違った喜びがありました。
もちろん、良いことばかりではありません。
世界的な経済ショックで、資産が一日で数百万円減ったこともあります。その時は少しショックを受けましたが、「大丈夫、これは長期投資。ここで辞めたら損が確定するだけ」と自分に言い聞かせ、ひたすら積立を続けました。
すると、どうでしょう。
数年後に相場が回復した時には、資産は暴落前よりも大きく増えました。
この経験を通じて改めて私が学んだのは、「続けること」そして「辞めないこと」の重要性です。
日々の値動きに一喜一憂せず、どっしりと構えて世界経済の成長を信じる。NISAは、そんな長期投資を実践するための最高のパートナーだと、私は心から思っています。
◆最初の一歩を踏み出そう
NISA口座が2000万を突破したという事実は、もはや一部の詳しい人だけがやる「投資」から、誰もが当たり前にやる「資産形成」へと時代がシフトしている証拠です。
「乗り遅れたかも」と焦る必要はありません。
大切なのは、気づいた「今」、この瞬間に一歩を踏み出すことです。
証券口座の開設は、今やスマホ一つで10分もあれば完了します。
- ネット証券(SBI証券や楽天証券が人気です)を選ぶ
- スマホで本人確認書類と顔写真を撮影
- 必要な情報を入力して、申し込み完了
たったこれだけです。
【少額投資にピッタリ】おすすめネット証券のメリットと選び方解説!
お金の不安から解放され、心に余裕のある毎日を送る。NISAは、そのためのパスポートです。
2000万人が始めた未来への準備。次は、あなたの番です。
一緒にがんばっていきましょう!
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参照情報:
「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?
最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。

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