「今の相場がどっちに向かってるのか?」が分かるとトレードの精度が上がります。
相場には、大きく2種類あります。
- トレンド相場
- レンジ相場
個人的な相場観ですが、トレンド相場じゃない=レンジ相場(もしくは理解不能な相場)です。
トレンドとは、株価の値動きの形状です。
トレンドには大きく2種類あります。
- 上昇トレンド
- 下降トレンド
トレンド相場でトレンドに乗っかる(同じ方向にエントリー)ことをトレンドフォロー(順張り)と言います。
比較的カンタンに勝てる相場だと言われています。
私も勝てた時はうまくトレンドに乗っかれたときが多いです。
逆に、トレンドと逆の方向にエントリーすることを逆張りと言います。
今回はこうした相場の見分け方を紹介します。

上昇トレンド
上昇トレンドは、直近高値の切り上げ&直近安値の切り上げが連続した状況です。

下降トレンド
下降トレンドは、上昇トレンドと逆で、直近高値の切り下げ&直近安値の切り下げが連続した状況です。

トレンドの確認方法
上昇トレンドと下降トレンドの判断ポイントは、高値と安値を切り上げているか切り下げているかでした。
つまり、トレンドを確認するには、チャートの左側から高値と安値を見ていきます。
ただし、チャートを見ていると、上昇トレンドでも下降トレンドでもない相場があることが分かると思います。
つまり、高値と安値の切り上げ・切り下げが起こらない、一定の株価の価格帯を行ったり来たりしている相場です。
それが次に説明するレンジ相場と言われるものです。
レンジ相場
前述のとおり、レンジ相場は高値と安値の切り上げ・切り下げが起こらない、一定の株価の価格帯を行ったり来たりしている相場です。
レンジ相場は上下を行ったり来たりするので、トレンド相場に比べるとトレードの難易度がやや上がります。

初心者にはおすすめしませんが、レンジ相場でも値幅が十分にあり、そのレンジ内で小さな上昇トレンドまたは下降トレンドが発生している場合は、トレンド相場のようにトレードをすることも可能です。
このレンジ相場の高値か安値を更新することで、またトレンドが発生していきます。
つまり相場はトレンドがずっと続くわけではなく、どこかでレンジになってしばらく留まり、また上か下かに動き出すわけです。
要するに相場はトレンド相場とレンジ相場の繰り返しです。
まとめ
「今の相場がどっちに向かってるのか?」が分かることは重要です。
相場はざっくり言うと、トレンド相場とレンジ相場に分けることができます。
トレンドにもレンジにも始まりと終わりがあります。
トレンドフォローが比較的カンタンと言われることが多いですが、どういう相場が自分の性格やトレードスタイルに合っているのか把握しておきましょう。
そのためには、大きな損失を出さず生き残って、経験を積んでいくしかないです。
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相場の見分け方が分かったら次はどのタイミングでエントリーしたらいいのか?というと、長期トレンドを把握した上での短期トレンドの転換点です。
詳しくは下の記事で紹介していますので、よければ読んでみてください。
トレンドもレンジも株価の値動きによるものです。下の記事も参考になると思います。


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