こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
- 「将来のために投資を始めたいけれど、大切なお金が減るのが怖い」
- 「NISA口座を開設したものの、結局何を買えばいいのか迷ったまま…」
今回は、私が実践している投資手法の中でも、「守りながら攻める」ことができる戦略の1つをご紹介します。
それは、「親子上場解消」を期待した高配当株投資です。
銀行の定期預金金利がようやく0.2%程度になった現在でも、100万円を預けて1年で増えるのは税引前で約2,000円。ATMの手数料数回分で消えてしまう額です。
しかし、今回ご紹介する視点を持つだけで、配当金で年3%〜4%のリターンを得ながら、将来的には株価が30%〜40%跳ね上がる「ボーナス」まで狙える可能性があるのです。
「そんなうまい話、怪しいのでは?」と思われたかもしれません。
もちろん投資である以上リスクはありますが、これは東京証券取引所(東証)や国が主導する「ガバナンス改革」という大きな流れに乗った、論理的な投資法になります。
親子上場ってなに?なぜ今、熱い注目を浴びているの?
まず、「親子上場」について簡単に解説します。
これは、ある上場企業(親会社)が、別の上場企業(子会社)の株を50%以上など、大量に保有している状態を指します。
お父さん(親会社)も子供(子会社)も、両方とも株式市場にデビューしているイメージです。
最近だと楽天グループ(親)と楽天銀行(子)がイメージしやすいかもしれません。
実は「親子上場」は嫌われている?
実はこの状態、世界的な投資家や東証からはあまり歓迎されていません。
最大の理由は「利益相反(りえきそうはん)」のリスクがあるからです。
少し想像してみてください。
もし親会社が「お前のところの商品、親会社であるウチに安く卸せよ」と子会社に無理を言ったらどうなるでしょう?
親会社は得をしますが、子会社の利益は減り、子会社の他の株主(私たちのような個人投資家)は損をしてしまいます。
このように、一般の株主が不利になる可能性があるため、「親子上場は解消すべき(親会社が子会社を100%取り込むか、売却して独立させるか)」という圧力が年々強まっているのです。
経済産業省も「公正なM&Aの在り方に関する指針」の中で、こうした構造的な問題について厳しく言及しています。
親会社が「完全子会社化」するときが投資家のチャンス
ここで、私たち投資家に大きなチャンスが生まれます。
親会社が「上場維持のコストや批判を避けるため、残りの株を全部買い取って自分だけのものにしよう(完全子会社化)」と決断したとき、一般的にTOB(株式公開買付)が行われます。
この時、現在の株価に「プレミアム」と呼ばれる上乗せ価格がつきます。
過去の事例を見ると、だいたい今の株価より30%〜40%高い値段で買い取ってくれることが多いのです。
つまり、私たちは以下の「二段構え」で利益を狙います。
- 普段は(インカムゲイン): 高配当(3〜4%)を受け取り、着実に資産を増やす。
- 将来は(キャピタルゲイン): TOBがかかったら、株価急騰による大きな利益を得て「上がり!」とする。
これなら、株価が動かない間も配当金が「精神安定剤」になりますし、いつか来るかもしれないボーナスを待つ間もワクワクできますよね。
狙うべき「お宝株」の3つの条件
では、具体的にどんな銘柄を探せばいいのでしょうか。私が銘柄選定(スクリーニング)に使っている3つの条件を特別にシェアします。
条件1:親会社の保有比率が高い(50%〜60%前後)
親会社がすでに過半数を持っている場合、あと少し買い増せば100%にできます。親会社にとって、完全子会社化するためのコストが低く済み、決断しやすい水準です。
条件2:高配当かつ、財務が健全であること
TOBはいつ来るかわかりません。明日かもしれないし、5年後かもしれない。
だからこそ、「待っている間も損をしない」ことが重要です。
- 配当利回りが3.5%以上ある
- 借金が少ない(自己資本比率が高い)
こうした企業を選べば、もしTOBが来なくても、優秀な高配当株として安心して持ち続けられます。
条件3:PBR(株価純資産倍率)が1倍割れ
ここが一番のポイントです。
現在、東京証券取引所は上場企業に対し、「PBR1倍割れの是正」を強く要請しています。
PBR1倍割れとは、簡単に言うと「会社を畳んで資産を分けた時の価値よりも、現在の株価が安い」というバーゲンセールの状態です。
親会社からすれば、「会社の中にある現金の価値より安く、自社株を買い戻せる」わけですから、TOBをする合理的な理由になります。
- 親会社がお金持ち
- 子会社が割安(PBR低)
- 子会社が現金をたくさん持っている
この3拍子が揃ったとき、TOBの確率はグッと高まると私は考えています。
投資する前に知っておきたいリスクと注意点
ここまで良い面をお伝えしましたが、リスクについてもお話しします。
1. 必ずTOBされるわけではない
これが最大のリスクです。期待して待っていても、親会社が「子会社株を他の会社に売却する」という選択をする可能性もありますし、現状維持が続くこともあります。
だからこそ、「TOBがなくても高配当株として優秀な銘柄」を選ぶことが鉄則なんです。
2. 一般的な市場暴落の影響は受ける
いくら親会社がバックにいても、リーマンショックやコロナショックのような世界的な大暴落が来れば株価は下がります。
しかし、高配当株は株価が下がると「配当利回り」が相対的に上がるため、買い支えが入りやすく、株価の回復が早い傾向にあります。
待つ時間は「不労所得」を育てる時間と心得よう
私も過去に、保有していた商社系の子会社銘柄が運良く親会社にTOBされ、大きな利益を得た経験があります。
一般的には30~40%の値上がりですが、その時は安値で仕込めていたこともあり、80%以上の利益になりました。
もちろん「やったー!」とガッツポーズをしましたが、振り返ってみて嬉しかったのは、「待っている数年間、ずっと4~5%安定した配当金をくれ続けてくれた(しかも増配もしてくれた)こと」でした。
私と同じ20代・30代の方は、これから結婚、住宅購入、子育てとライフイベントが目白押しだと思います。仕事にも追われる中で、日々の株価の動きに一喜一憂するのは疲れてしまいますよね。
- 銀行に預けて0.2~0.3%(メガバンク定期預金等の例)
- 親子上場株で配当3%〜4% + 将来のボーナス期待
どちらが、自分の将来の不安を少しでも軽くしてくれるでしょうか?
まずは「親子上場」のリストを見てみよう
いきなり株を買う必要はありません。今回紹介した方法は、NISAを使い切ったり、投資に「物足りなさ」を感じ始めた人におすすめの手法になります。
まずは証券会社の検索ツールや、Googleで「親子上場 一覧」などと検索して、どんな企業があるか眺めてみてください。
「えっ、あの有名な会社も実は子会社だったの?」という意外な発見があるはずです。
投資は、知っているか知らないかで結果が大きく変わる世界です。
焦らず、じっくりと、あなただけの「お宝株」を探してみてください。
「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?
最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。


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