- 「手取りは増えないのに、物価や税金はどんどん上がる…」
- 「友達は結婚や昇進でキラキラしてるのに、自分は将来が漠然と不安…」
- 「節約しなきゃとは思うけど、何から手をつけていいか分からない…」
20代のあなたへ。その悩み、よく分かります。
こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
私自身も全く同じ悩みを抱えていました。給料日に口座残高を見てはため息をつき、SNSで見る友人の充実した生活に焦りを感じる毎日…。
「節約=我慢」と思い込み、ランチを500円以内に抑えたり、欲しい服を諦めたりしているとなぜか心は満たされず、お金の不安が消えることはないですよね。
しかし、投資を学び、さまざまなお金の使い方を試行錯誤する中で、ある事実に気づきました。
それは、「人生の満足度(QOL:クオリティ・オブ・ライフ)を上げるには、お金の『減らし方』ではなく『活かし方』が重要だ」ということです。
今回のテーマは、過去の私と同じように悩んでいる20代の人へ向けて、「QOLを爆上げするお金の使い方」をテーマに、私の実体験も交えながら5つ紹介します。
まずは見直そう!20代がやりがちな「QOLが下がる」お金の使い方
本題に入る前に、少しだけ耳の痛い話をさせてください。
かつての私もそうでしたが、20代は気づかないうちに「QOLを下げる」お金の使い方をしてしまいがちです。
- 見栄のための消費:本当に欲しいわけではないブランド品や、維持費のかかる車など。
- なんとなくの飲み会:特に目的のない週2〜3回の飲み会。月数万円が消えていませんか?
- 使っていないサブスク:契約したことすら忘れている動画配信サービスやアプリ。
- ストレス解消の浪費:仕事や人間関係のストレスを衝動買いやギャンブルで発散する。お酒も。
これらに共通するのは、「一時的な満足感しか得られず、未来の自分に何も残らない」という点です。
もちろん、全てを否定するわけではありません。
しかし、もし将来に不安を感じているなら、まずはこういった「垂れ流しの出費」がないか、一度見直してみることをお勧めします。
あるあるだと思いますが、クレジットカードの請求額を確認したら、「ひょっとして不正利用されたかな?」と思い、一つひとつの支払いを確認すると、どれも身に覚えのある出費だった…なんて時はたいていそうですよね(笑)。
「でも、投資に回すお金なんてない…」と思った人へ【月5,000円を生み出す思考法】
- 「OK、浪費を見直すのは分かった。」
- 「自己投資や資産形成が大切なのも、もう理解した。」
- 「でも、正直に言って、今の給料じゃ毎月カツカツで、未来のために使えるお金なんて1円もないよ…」
今、あなたがそう感じていたとしても、不思議ではありません。むしろ、それこそが多くの20代が抱える悩みだと思います。
ですが、ここで諦めないでください。
未来への投資は、なにも月々何万円も用意する必要はありません。
まずは月5,000円、いや3,000円でも大丈夫。その「未来への種銭(たねせん)」を生み出す、ちょっとした思考の転換をしてみませんか?
それは「我慢して節約する」のではなく「聖域なき支出の見直し」をすることです。
例えば、固定費や何気なく払っているお金にメスを入れてみましょう。
- スマホのキャリアプランを格安SIMに変える
これだけで月3,000円〜5,000円浮くケースも珍しくありません。通信品質もほとんど変わらないことが多いです。 - 使っていないサブスクを、たった一つだけ解約する
本当に毎週見ていますか?その動画配信サービス。まずは一つ解約すれば月1,000円が生まれます。 - 週3回のコンビニラテを、水筒持持参のコーヒーに変える
「180円×3回×4週間 = 2,160円」。小さな習慣ですが、見直せば月2,000円以上の価値になります。
どうでしょうか?これらを1つか2つ実行するだけで、月5,000円は意外と簡単に生み出せそうじゃないですか?
大切なのは、これを「我慢」と捉えないことです。
これは、ただ消えていくだけだったお金の置き場所を、未来が豊かになる『特別なポケット』へ、少しだけ移動させてあげる作業です。
さて、この5,000円を、人生を豊かにするためにどう使うか。次の章から、いよいよ本題に入っていきましょう!
20代のQOLを爆上げする!未来志向のお金の使い方5選
ここからが本題です。
では、未来の自分を豊かにし、人生の満足度を上げてくれるお金の使い方とは何でしょうか?
私が実践して効果絶大だった5つの使い方をご紹介します。
1. 未来の稼ぎ頭を作る「自己投資」
もし、20代のお金の使い方で一つだけしか選べないとしたら、私は「自己投資」を選びます。
なぜなら、20代の自己投資は、将来の収入を何倍にも引き上げてくれる、最もリターンの高い投資だからです。
具体例:
- 読書:月1,500円で、著者の何十年もの知識や経験が手に入ります。コスパ最強の投資です。
- 資格取得・スキルアップ:プログラミング、WEBデザイン、動画編集、語学など、市場価値の高いスキルを身につける。
- セミナー・講演会への参加:一流の人の考え方に触れることで、自分の視野が劇的に広がります。
私自身、プログラミングやセミナー、スキルアップのための書籍などにお金を使いました。
当時はそれなりの出費でしたが、身銭を切って得たスキルのおかげで、昇進や給与UP、このブログの運営など
あの時の投資は、今では何倍ものリターンになって返ってきています。
~今日のBaby Step~
Amazonや本屋さんのサイトで「自分の仕事 スキルアップ」と検索し、気になる本を1冊カートに入れてみましょう。買うかどうかは後で決めればOKです!
2. 人生を彩る「経験への投資」
「モノの消費」よりも「経験(コト)の消費」の方が、幸福度が長く続くことが心理学の研究で分かっています。
高価なバッグを買った時の喜びは数週間で薄れてしまいますが、友達や大切な人と行った旅行の思い出は、何年経っても色褪せることなく、私たちを幸せな気持ちにさせてくれますよね。
具体例:
- 旅行:知らない土地を訪れ、新しい文化や価値観に触れる。
- ライブ・舞台鑑賞:心が震えるような感動体験をする。
- 目的のある会食:尊敬する人や面白い友人と食事をし、刺激をもらう。
- 新しい趣味への挑戦:今までやったことのない楽器やスポーツに挑戦してみる。
経験は、誰にも奪われることのない自分だけの資産になります。
給料日に少しだけ贅沢なディナーを予約する、夏休みに思い切って遠出してみる。あるいは、近所のカフェでいつもとは違うメニューを頼んでみて、ゆっくり読書をする時間も立派な経験への投資です。
そんな「経験への投資」が、私たちの日々をよりカラフルで豊かなものにしてくれるはずです。
~今日のBaby Step~
次の週末に行ける、近場のカフェや公園、行ったことのない隣町を一つだけスマホで検索してみましょう。
3. 全ての土台となる「健康への投資」
言うまでもありませんが、心と体の健康が、仕事やプライベートなど、人生すべての土台です。
いくらお金があっても、健康でなければ何も楽しめません。
20代の頃は体力に自信があり、徹夜してもなんとかなります。
そのため、健康をおろそかにしがちですが、将来の医療費を抑え、生涯にわたって高いパフォーマンスを維持するためにも、若いうちからの「健康投資」は絶対に欠かせません。
具体例:
- 質の良い睡眠:自分に合ったマットレスや枕に投資する。
- バランスの取れた食事:野菜や質の良いタンパク質を摂る。PFCバランスやカロリーを意識してみる。
- 定期的な運動:ジムの会費、パーソナルトレーニング代。
- 体のメンテナンス:人間ドックや歯の定期検診。
経済産業省の「健康経営の推進について」によると、従業員の健康に投資する「健康経営」に取り組む企業は、株価や生産性が向上する傾向にあるそうです。これは個人にも当てはまります。
~今日のBaby Step~
お風呂上がりに5分だけ、ストレッチをする時間をスマホのリマインダーに設定してみましょう。
4. 自由な時間を生み出す「時短への投資」
「時は金なり」という言葉がありますが、私は「時間は命そのもの」だと考えています。
20代の貴重な時間を、やりたくもない家事や雑務に奪われていませんか?
テクノロジーが発達した現代では、お金で時間を買うことができます。
具体例:
- 現代の三種の神器:乾燥機付き洗濯機、食洗機、ロボット掃除機。
- 便利なサービス:ネットスーパー、家事代行サービス、時にはタクシー。
- スペックの高いPC:作業効率が格段に上がり、ストレスも減ります。モニターも安価なものでいいので複数必要です。
例えば、乾燥機付き洗濯機を買えば、「洗濯物を干して取り込む」という毎日20分の作業がなくなります。1年で実に121時間もの時間を生み出せる計算です。
買い物も移動時間や体力がもったいない。ネットで問題ない買い物は出来る限りネットで済ませましょう。
こうしてできた時間で本を読んだり、副業をしたりする方が、よほど有意義だと思いませんか?
~今日のBaby Step~
あなたの家事の中で「一番嫌いで、時間がかかっていること」を一つだけ書き出し、それを楽にする家電がないか検索してみましょう。
ちなみに私は洗濯物を畳むのも時間の無駄だと感じてしまうので、干しっぱなしにできるスペースがある限り、なるべく畳まないようにしています。(単にだらしないだけかもしれませんが)
5. 将来の不安を安心に変える「未来への投資(資産形成)」
最後は、株式投資家である私から、最も伝えたいことです。それは「未来の自分への仕送り」として、資産形成を始めることです。
特に20代の人にこそ、少額からでもすぐに始めてほしいです。なぜなら、時間を味方につけて「複利の力」を最大限に活用できるからです。
複利とは、投資で得た利益をさらに投資に回すことで、雪だるま式にお金が増えていく仕組みのこと。この効果は、期間が長ければ長いほど絶大なパワーを発揮します。
例えば、25歳から毎月3万円を新NISAでコツコツ積み立てたとします(年利5%と仮定)。
45歳までの20年間で、投じた元本720万円は、世界経済の成長の力を借りて、約1,217万円(+497万円)に成長する可能性があるのです。
これは、私たちが寝ている間も、友人と遊んでいる間も、お金が私たちの代わりに20年間働いてくれる結果です。
20年後の自分へ、約500万円のボーナスをプレゼントできると想像してみてください。ワクワクしませんか?
~今日のBaby Step~
金融庁のサイトで「月々5,000円」を「20年間」積み立てるとどうなるか、ゲーム感覚で入力してみましょう。
まとめ:20代は人生で最高の「自分」への投資期間
今回は、20代のQOLを爆上げするお金の使い方を5つご紹介しました。
- 自己投資:未来の収入を増やす最強の投資
- 経験への投資:人生を彩る一生モノの資産
- 健康への投資:全ての活動の土台作り
- 時短への投資:最も貴重な資産「時間」を生み出す
- 未来への投資(資産形成):将来の不安を「安心」に変える
20代は、失敗を恐れずに挑戦できる、人生で最も貴重な「自分自身への投資期間」です。
目先の消費に惑わされず、未来の自分が「あの時、賢いお金の使い方をしてくれてありがとう!」と感謝してくれるような、そんなお金の活かし方を意識してみてほしいです。
この記事が、あなたのお金に対する価値観を少しでも変え、より豊かで幸せな人生を歩むきっかけになったら嬉しいです。
一緒に最高の未来を作っていきましょう!

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