「投資って、なんだか怖い…」
将来のためにお金を増やしたい。そう思って本を読んだり、ネットで調べたりしてみるけど、一歩踏み出せない。
「大損したらどうしよう…」
「ギャンブルみたいで怖い…」
「何から始めたらいいか、さっぱり分からない…」
もしあなたが今、こんな風に感じているなら、この記事はきっとお役に立てると思います。
こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
偉そうに語っていますが、私も最初は不安や恐怖を感じていました。
でも、その「怖さ」の正体は、そのほとんどが「知らないこと」から来る誤解や思い込みです。
この記事では、かつての私と同じように不安を抱える人が、「なんだ、そういうことだったのか!」と安心して第一歩を踏み出せるように、私の経験も交えながら「怖さの正体」と「具体的な解決策」を解説していきます。
なぜ私たちは投資を「怖い」と感じてしまうのか?5つの理由
まずは、あなたが感じている「怖さ」を一緒に言語化してみましょう。
漠然とした不安も、分解してみれば一つ一つの原因は意外とシンプルだったりします。
理由1:元本割れ(損をする)のが怖い
これが一番の理由ですよね。汗水たらして働いて、コツコツ貯めた大切なお金が、1円でも減るのは耐えられない。
貯金なら減ることはないのに、投資は減る可能性がある。
この「元本保証がない」ことが、私たちの心にブレーキをかけます。
例えば、野村アセットマネジメントが過去に行った調査でも、「投資を始めるにあたっての条件」として「絶対に損をしないこと」と回答した人が最も多かったというデータがあります。みんな同じ気持ちなんです。
理由2:何に投資すればいいか分からないのが怖い
いざ始めようと思っても、「株」「投資信託」「NISA」「iDeCo」…横文字や専門用語が多すぎて、思考停止してしまいませんか?
情報が溢れすぎていて、どれが本当に自分に合っているのか、何を信じればいいのか分からない。
この「知識不足」が、「間違った選択をして損をするかもしれない」という恐怖に繋がっています。
理由3:始めるのに「大金」が必要だと思っているのが怖い
「投資って、お金持ちがやるものでしょう?」
一昔前は、株を買うのに最低でも数十万円が必要な時代がありました。
そのイメージが根強く残っていて、「自分にはそんな大金はないから無理だ」と思い込んでいる方も少なくありません。
でも今は、数千円から始められます。
理由4:「ギャンブル」のようなイメージがあって怖い
ニュースで流れる「株価の暴落」や、デイトレーダーがモニターに張り付いてものすごいスピードで取引している映像。こうした短期的な売買のイメージが先行して、「投資=一か八かのギャンブル」だと誤解しているケースです。
これは「投資」と「投機」を混同してしまっている状態。私たちが目指すのは、ギャンブルのような「投機」ではなく、コツコツ資産を育てる「投資」です。
この違いは後ほど詳しく解説しますね。
理由5:周りにやっている人がいなくて怖い
いざ始めようと思っても、家族や親しい友人に「投資を始めようと思うんだ」と相談しにくい雰囲気はありませんか?
日本ではまだ「お金の話はタブー」「汗水流して稼ぐのが美徳」という価値観も根強く残っています。
相談できる相手がいない、共感してくれる人がいない。この「孤独感」も、一歩を踏み出すのをためらわせる大きな要因です。
「怖い」を「安心」に変える5つの方法
さて、怖さの正体が分かったところで、いよいよそれを解消していくための具体的な「方法」をお伝えします。どれも、今日から考え方を変えられる、シンプルなものばかりです。
方法1:まずは「なくなってもいいお金」で始める
いきなり生活費を投資に回す必要は全くありません。
最初は「このくらいなら、万が一なくなっても笑って許せる」という金額から始めてみましょう。
- 毎月のランチ1回分(1,000円)
- 飲み会を1回我慢したお金(5,000円)
- 貯まったポイント(Tポイントや楽天ポイントなど)
今はネット証券を使えば、月々1,000円や、なんと100円からでも投資信託が買える時代です。ポイント投資なら、現金を使わずに投資の疑似体験ができます。
大切なのは、小さな金額で「値動きに慣れる」こと。 自分の買ったものがプラスになったり、マイナスになったりする感覚を肌で感じることで、投資への心理的なハードルは驚くほど下がっていきますよ。
方法2:「長期・積立・分散」を徹底する【最強の防御】
これが投資の王道であり、リスクを減らすための最も効果的な方法です。金融庁も推奨している、いわば「国のお墨付き」の方法。投資を始めるならぜひ覚えてください。
- 長期: 長い時間をかけてじっくり育てる。
- 積立: 毎月コツコツ同じ金額を買い続ける。
- 分散: いろいろなものに分けて投資する。
例えば、米国の代表的な株価指数であるS&P500は、過去を振り返ると、単年で見ればマイナスになる年もありました(2022年は-約25%)。
しかし、あくまで過去の実績ではありますが、15年以上の長期で保有した場合、どのタイミングで始めても結果的に元本割れしなかったという歴史的なデータがあります。
時間を味方につけることで、一時的な価格の上下に一喜一憂することなく、安定したリターンが期待できるのです。
また、「積立」投資は「ドルコスト平均法」 と呼ばれ、価格が高いときには少なく、安いときにはたくさん買うことを自動的に行ってくれます。
これにより、平均購入単価を下げ、「高値掴み」のリスクを抑えることができるんです。
方法3:初心者は「インデックス投資」一択でOK!
「どの会社の株を買えばいいの?」
この悩みは、「インデックス投資」を選ぶことで解決します。
インデックス投資とは、日経平均株価やS&P500といった「市場全体の平均点」 を目指す投資法です。例えるなら、「日本株式会社」や「アメリカ株式会社」といった、国全体の成長にまるっと投資するイメージ。
これなら、一つの会社の業績に一喜一憂する必要はありません。
世界経済が成長し続ける限り、あなたの資産も緩やかに成長していくことが期待できます。特に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」 や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 といった投資信託は、多くの投資家から支持されており、最初の1本として最適です。
方法4:最強の制度「新NISA」をフル活用する
投資で得た利益には、通常約20%の税金がかかります。しかし、「NISA(ニーサ)」という制度を使えば、この税金がなんとゼロになるんです。
2024年から始まった「新NISA」は、非課税で投資できる金額が大幅にアップし、制度自体も恒久化されるなど、まさに「使わないと損」な国の制度。
国が「貯蓄から投資へ」と後押ししてくれている、いわばボーナスステージです。このお得な制度を使わない手はありません。まずは新NISAの「つみたて投資枠」で、月々数千円から始めてみるのがおすすめです。
【非課税で増やす】NISA・iDeCoで賢く節税の記事を見る
方法5:完璧を目指さない。まずは「口座開設」から
- 「もっと勉強してから…」
- 「完璧に理解してから始めよう…」
その気持ち、痛いほど分かります。でも、残念ながら、投資の世界に「完璧」はありません。
そして、行動しないことが最大のリスク(機会損失)になることもあります。
水泳の本を100冊読むより、一度プールに入ってみる方が早く泳げるようになるのと同じ。投資も、まずは少額でいいので「始めてみること」 が何よりの勉強になります。
今はスマホ一つで、無料で証券口座を開設できる時代です。SBI証券や楽天証券など、大手ネット証券なら手数料も安く、初心者でも使いやすいのでおすすめです。
口座を開設するだけなら1円もかかりません。まずは公式サイトを覗いてみる、という小さな一歩から踏み出してみませんか?
【少額投資にピッタリ】おすすめネット証券のメリットと選び方解説!
まとめ:その「怖さ」、乗り越えた先に明るい未来が待っている
もう一度、大切なことをお伝えします。
投資に感じている「怖さ」の正体は、「知らないこと」から来る感情です。
- 損をするのが怖い → 「長期・積立・分散」でリスクは減らせる
- 何を買えばいいか分からない → まずは「インデックス投資」でOK
- 大金が必要だと思っている → 「月々1,000円」から始められる
- ギャンブルみたいで怖い → コツコツ育てる「投資」はギャンブルではない
- 周りに誰もやっていない → 実は多くの人が始めている(証券口座の開設数は年々増加しています!)
以前の私も、同じ場所で立ち止まっていました。しかし、勇気を出して小さな一歩を踏み出したことで、今ではお金の不安が大きく減り、心に余裕が生まれてきました。
お金に働いてもらう感覚を知ったことで、人生の選択肢が確実に広がったと実感しています。
投資は、私たちの未来を豊かにするための、強力な方法です。
一緒にがんばっていきましょう!
【非課税で増やす】NISA・iDeCoで賢く節税の記事を見る
「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?
最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。

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