- 「投資って、なんだか難しそう…」
- 「お金を増やすためって言われても、正直ピンとこないな…」
こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
20代、30代の知人とお話ししていると、こんな声をよく耳にします。将来のために何か始めたいけど、投資の「お金を増やす」という側面だけを強調されると、なんだかプレッシャーを感じてしまいますよね。
私自身も、インデックス投資でコツコツ積立をしながらも、どこか「作業」のように感じてしまう瞬間もあります。
でも、もし投資が「社会とつながる最高のエンターテイメント」だとしたら、どうでしょう?
今回は、「お金を増やす」ことと同じくらい、いえ、それ以上に「楽しむ」ことを大切にしたいあなたへ、個別株投資の魅力について、私の実体験を交えながらお伝えします。
そもそも、なぜ「個別株」なの?インデックス投資との違い
まず、基本的なお話から。投資信託の一種である「インデックス投資」は、日経平均株価のような指数に連動するので、市場全体にまるっと投資するイメージです。
手間がかからず、リスク分散もしやすいので、「投資の王道」として初心者の方に広くおすすめされています。
もちろん、私もNISAのつみたて投資枠でインデックス投資を実践していて、資産形成の土台として非常に重要だと考えています。
一方で、「個別株投資」は、自分が「この会社だ!」と選んだ特定の企業の株を直接買うことです。
例えるなら、インデックス投資が「色々な野菜が入ったバランスの良いサラダ」なら、個別株投資は「自分で育てた、こだわりのトマト」。
サラダは手軽で栄養満点。でも、自分で水やりをして、太陽の光を浴びて育ったトマトの味は、格別だと思いませんか?
手間暇かけた分、愛着が湧き、日々の成長が楽しみになる。個別株投資の魅力は、まさにこの「自分だけのトマトを育てる感覚」にあるんです。
データも証明!若い世代こそ、投資をしている
「でも、投資って年配の人がやるイメージ…」そう思っていませんか?
実は、今、状況は大きく変わっています。
新しいNISA(少額投資非課税制度)の口座開設者は、30代がトップなんです。20代も急増していて、若い世代が積極的に投資の世界に足を踏み入れていることが分かります。

(出典:日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況」)
これは、単にお金を増やしたいというだけでなく、投資を通じて何か新しい価値観や楽しみを見つけたい、という気持ちの表れかもしれません。
【非課税で増やす】NISA・iDeCoで賢く節税の記事を見る
私が個別株投資に「沼った」3つの理由
では、具体的に個別株投資の何がそんなに楽しいのか? 私が特に「これはたまらない!」と感じる3つの魅力をご紹介します。
1. 「株主優待」という名の、企業からの”ありがとう”
私が買った個別株の一つに、とある食品メーカーがありました。選んだ理由の1つは、単純に「ここのお菓子が好きだから」。(もちろんその企業について調べた上で)
数ヶ月後、家に一箱の段ボールが。開けてみると、お店で見たことのある自社製品の詰め合わせがぎっしり!中には近所のスーパーでは見たことがなかった商品まで入っていました。本当に嬉しかったのを覚えています。
これが「株主優待」です。企業が株主に対して、自社製品やサービス、割引券などをプレゼントしてくれる制度。
- 食品メーカーから新商品の詰め合わせが届き、食卓が豊かになる。
- 化粧品会社から優待割引券が届き、欲しかったコスメをお得に手に入れる。
- 鉄道会社の株を持って、週末に使える乗車券で小旅行に出かける。
優待が届くたびに、その企業のことをもっと好きになる。そして、街でその企業の商品やサービスを見かけると、「お、頑張ってるね!」と、まるで応援してるスポーツチームの成長を見守るような温かい気持ちになります。
これは、お金の増減だけでは味わえない、特別な体験です。
2. 「配当金」は、頑張りが形になった”お小遣い”
企業が事業で得た利益の一部を、株主に分配してくれるお金。それが「配当金」です。
年に1〜2回、証券口座にチャリンと入金される配当金は、金額の大小にかかわらず、格別の喜びがあります。
なぜなら、それは自分が応援している企業が生み出した利益の一部だからです。
自分の投資が、社会の役に立ち、企業の成長につながり、その結果として利益が還元される。このサイクルを実感できると、「自分も経済の一員なんだ」という確かな手応えを感じられます。
最初は数百円、数千円かもしれません。でも、そのお金でちょっと贅沢なランチをしたり、好きな本を買ったりする。それは、ただの節約や労働で得たお金とは一味違う、自分の「好き」が形になったお金です。
3. 経済ニュースが「自分ごと」になるワクワク感
個別株投資を始めると、今までスルーしていた経済ニュースが、途端に面白くなります。
- 「あ、私が株を持ってる会社が新しい技術を発表したぞ!」
- 「円安が、この業界にどう影響するんだろう?」
- 「ライバル企業が新商品を出すみたいだけど、私の会社は大丈夫かな?」
まるで、好きなスポーツチームを応援するように、企業の動向一つひとつに一喜一憂する。社会の動きと自分の資産がダイレクトにつながっている感覚は、スリリングで知的好奇心をくすぐられます。
世界を見る解像度が上がり、日々のニュースが「自分ごと」として飛び込んでくる。この感覚は、あなたの日常をより刺激的で豊かなものに変えてくれるはずです。
「好き」から始める、個別株投資の第一歩
「なんだか面白そうかも。でも、どの会社の株を買えばいいの?」
難しく考える必要はありません。増やすことが目的ではないからです。最初の銘柄選びのコツは、ただ一つ。
「自分が心から応援したい会社」を選ぶこと。
- 毎日使っているスマホの会社は?
- お気に入りの服のブランドは?
- 感動したゲームを作った会社は?
- よく利用するカフェやレストランは?
身の回りにある「好き」や「便利」が、最高のヒントになります。「この会社には、これからも頑張ってほしい!」そう思える企業こそ、最初に投資すべきパートナーといえるでしょう。
もちろん、投資である以上、株価が下がって損をするリスクはあります。
だからこそ、最初は生活に影響のない少額から始めることや、一つの会社に集中しすぎず分散させることが大切です。
でも、心から応援している会社なら、短期的な株価の動きに一喜一憂せず、長期的な視点でじっくりと成長を見守ることができますよね。それこそが、個別株投資を心から楽しむための秘訣です。
結論:投資は、人生を豊かにする「冒険」
インデックス投資でコツコツ資産を築くことは、将来の安心につながる賢明な選択です。
でも、それだけじゃ、ちょっと物足りない。
個別株投資は、私たちと社会をつなぎ、日常に新しい発見とワクワクをもたらしてくれる「冒険」です。
好きな企業を応援し、株主優待や配当金に心を躍らせ、経済のダイナミズムを肌で感じる。
お金を増やすことは、あくまでその冒険の結果の一つ。本当の目的は、投資を通じて私たちの人生そのものを、もっと面白く、もっと豊かにしていくことにあります。
まずは自分の「好き」な会社を一つ、見つけるところから始めてみましょう!
【非課税で増やす】NISA・iDeCoで賢く節税の記事を見る
「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?
最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。


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