「高配当株投資はやめとけ」と言われる本当のワナ|失敗しないための心理術

【毎月お小遣い】高配当株投資
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

「高配当株投資はやめとけ」「下落相場ではワナになる」――。 そんな言葉を聞いて、不安になっていませんか?

高配当株投資について調べると、必ずと言っていいほど「減配リスク」「株価下落リスク」といった言葉を目にするでしょう。

それらは確かに重要です。しかし、15年以上この世界で生き抜いてきた私が思うに、それらは“結果”であり、本質的なリスクではありません。

本当に怖いのは、そうした結果を引き起こす、自分自身の「心」の中に潜む3つの心理です。

これは、どんなに優れた分析ツールも、有名なインフルエンサーも教えてくれない、非常に根深い問題です。私自身、このワナにハマり、何度も資産を溶かしかけました。

「一般論は理解してるけど、なかなか成果が出ない…」という人はぜひ読んでみてください。

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失敗パターン①:「有名企業だから」という思考停止のワナ

高配当株として名前が挙がるのは、NTT、KDDI、メガバンク、大手商社…誰もが知る大企業ばかり。だから初心者はこう考えます。

「こんな大企業が、まさかね…」

これが、一つ目の甘いワナ、「思考停止リスク」です。

東芝やシャープといった、かつて日本を代表した企業がどうなったか、私たちは知っていますよね。歴史が証明しています。「絶対」はない、と。

賢い回避方法:『自分の手で、資産を“料理”する』という哲学を持つ

「他人任せの思考」を捨て、「自分の手で資産を管理する」という当事者意識を持つことです。

投資記録をつけましょう。あの少し面倒な作業こそが、思考停止を防ぐ最高のワクチンです。

自分の手で銘柄名を入力し、セクターを分類し、配当金を計算する。その「ひと手間」からいろいろな気づきを得られます。

失敗パターン②:暴落時にSNSやニュースを見て狼狽売りしてしまう

暴落が起きると、SNSは「もう終わりだ!」「世紀の投げ売りセールだ!」といった絶叫で溢れかえります。経済ニュースは、不安を煽る言葉を並べ立てます。

この無数の「情報ノイズ」に心をかき乱され、本来取るべきでない行動を取ってしまうことになります。

ここで私の失敗談を1つ。コロナショックの一番悪い時期の話です。

私のポートフォリオも当然、真っ赤になりました。冷静でいようと思っても、スマホを開けば飛び込んでくる「大暴落」の文字と、阿鼻叫喚のタイムライン。

気づけば私は、優良株の売り注文ボタンに指をかけていました。「経済自体が破綻するかもしれない…」「そこまでじゃなくても、もっと下がるかもしれない…」と。寸前で思いとどまりましたが、あの時、もし自分の哲学がなければ、私は底値で資産を投げ売りしていたでしょう。

賢い回避方法:『事実』と『意見』を切り分け、情報を“断食”する

この情報過多の時代、ノイズから身を守るには「意図的に情報を遮断する」しかありません。

  • 平時は「週末だけ」株価を見る: 日々の値動きはノイズです。私たちの投資判断には関係ありません。
  • 暴落時は「SNSアプリを消す」: 私は実際にやります。なんなら割と普段からログアウトしています。他人の絶叫は、判断を鈍らせるだけです。
  • 情報源を絞る: 私の主な情報源は①企業の公式発表(決算短信など)、②日経新聞、③そして自分のエクセルシート、この3つだけです。①は「事実」、②は「事実+プロの意見」、③は「自分だけの事実」。これで十分。

SNSは「世の中の空気感」を知るための温度計程度に捉えています。投資判断に使うものでは決してありません。

失敗パターン③:「退屈」に負けて不要な売買を繰り返してしまう

高配当株投資のゴールは、「配当金」という不労所得を得ること。そのための最適な戦略は、優良株を買ったら「何もしない(バイ&ホールド)」ことです。

しかし、人間は「何もしない」のが苦手な生き物です。特に、市場が活況で、SNSで短期トレーダーが利益報告を始めると、心がザワつきます。「自分も何かしないと乗り遅れるのでは?」と。

この「退屈」に負け、不要な売買を繰り返してしまうのが、三つ目の、意外と見過ごされがちな心理です。

私自身個人トレーダーだったのですが、短期売買は他の人にはあまりおすすめしません。修行のように最初は結果が出ず、手数料と税金で確実に資産を削ります。当然メンタルも削られます。

一か八かの勝負に出るリスクを取れる人以外は避けた方が良いでしょう。

特に資産形成をしたい高配当株投資家は、頻繁に取引するデイトレーダーとは全く異なる「農耕民族」です。畑(ポートフォリオ)に良い種(優良株)を蒔き、水(追加投資)をやり、あとは収穫(配当金)を気長に待つのが仕事です。隣の畑で今日誰が何を収穫したかは、関係ないです。

賢い回避方法:ポートフォリオを『自分だけの農園』として育てる

この「退屈」を乗り越えるには、投資を「作業」から「育成ゲーム」へと転換するのが一番です。

  • 配当金を「再投資」する: 受け取った配当金で、同じ会社の株や別の会社の株を買う。これは、収穫した果物から取れた種で、さらに作物を増やすようなもの。複利の力を実感でき、最高の育成ゲームになります。
  • 配当金で「自分にご褒美」をあげる: 年間の手取り配当金で、欲しかったものを買う、美味しいものを食べる。この「リアルな実感」が、「何もしない」ことの価値を教えてくれます。私の場合、最近だと好きなゲーム代にするのが最高のモチベーションです(任天堂のSwitch2も欲しいです)。
  • 目標を設定する: 「月1万円の配当金」→「次は月3万円」といった具体的な目標が、退屈な時期を乗り越える道標となります。

それでもやっぱり退屈に感じるなら、スキルアップに時間を使ったり、副業で稼ぎましょう!入金力がアップすれば、投資の幅も広がります!

まとめ:「高配当株投資はワナ」を乗り越えるには、自分の中の敵を知ること

高配当株投資で成功するために本当に戦うべき相手は、日経平均でも、S&P500でも、アメリカの金利でもありません。

  1. 安易に信じ込む「思考停止な自分」
  2. 情報ノイズに揺れる「臆病な自分」
  3. 退屈に耐えられない「欲張りな自分」

この、あなたの中にいる「3人の厄介な自分」こそが、本当の敵です。

今回これらの敵を乗りこなし、自分の最強の味方につけるための具体的な方法を紹介しました。

この記事が、あなたの心に少しでも響いたなら、嬉しいです。

まずは自分自身の「心」と向き合ってみましょう!

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「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?

最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。

この記事を書いた人
ぐー

手取り15万円の会社員でも、年間100万円以上の節約・資産管理・スキルアップで新NISAで年間360万円投資し、iDeCoもフル活用しています。日商簿記3級持っています。

このブログでは、私が実践してきた節約術やリアルな資産運用、稼ぐ力を高めるITスキルについて発信しています。

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。現在は年間配当金25万円以上達成!

ゲーム・漫画・アニメなどが好きです。
一緒に資産形成をがんばりましょう!
よろしくお願いします!

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