こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
大切に育ててきた高配当株の株価が急騰して、『やった!』という喜びも束の間、『でも、これ売るべき?持ち続けるべき?』と、スマホを片手に固まったことはありませんか?
『売ったら配当がもらえなくなるし…でも、このまま株価が下がったらもったいない…』。その嬉しいはずの悩みのループ、ここで断ち切りましょう。
実は、この「迷い」こそが、多くの個人投資家が直面する壁です。なぜ私たちは迷うのか?
それは、「高配当株の買い時」は明確でも、「売り時」は教わる機会が少ないからです。特に、順調に育ってきた株がいざ急騰すると、その喜びと同じくらい「どうすれば正解なんだろう」という不安が押し寄せてきますよね。
この記事では、株価急騰時の「売り時」を賢く判断するための具体的な方法と、利益を最大限に引き出すためのヒントをご紹介します。
大前提:なぜ私たちは「高配当株」に投資するのか?
本題に入る前に、少しだけ原点に立ち返ってみましょう。
そもそも、なぜ私たちは数ある投資先の中から「高配当株」を選んだのでしょうか?
それは、毎年安定的に「配当金(インカムゲイン)」という名の、金の卵を産んでくれるニワトリを手に入れたかったからですよね。株価の上下に一喜一憂せず、チャリンチャリンと口座にお金が入ってくる仕組み。それが高配当株投資の最大の魅力です。
だから、「長期保有」が基本戦略になるのは間違いありません。
しかし、「長期保有」と「思考停止で持ち続ける」ことは、全くの別物です。
市場は生き物。企業の状況も刻一刻と変化します。時には、大切に育ててきたニワトリを、もっと価値のあるもの(例えば、もっとたくさんの卵を産むニワトリや、金の卵そのもの)に交換した方が、結果的に資産を大きく増やせるケースがあります。
株価の急騰は、まさにその「交換」を検討すべき絶好のサインかもしれません。
【本題】株価急騰時に「売るべき」高配当株の3つの特徴
では、いよいよ本題です。どんな高配当株が「売り」のサインを出しているのか。ここでは3つの具体的な判断基準を紹介します。
特徴1:新規の投資家から見た配当利回りが「魅力的でなくなった」とき
皆さんもご存知の通り、配当金利回りの計算式はこうですよね。
年間配当利回り = (1株あたりの年間配当金 / 1株あたりの株価) × 100
この式を見れば一目瞭然ですが、分母となる「株価」が上がれば、分子の「配当金」が変わらない限り、「配当利回り」は下がってしまいます。
例えば、こんな株を持っていたとしましょう。
- 購入時の株価:1,000円
- 年間配当金:40円
- 購入時の配当利回り:4.0% (40 ÷ 1000 × 100)
これは立派な高配当株です。しかし、この株が何らかの理由で急騰し、株価が2,000円になったらどうでしょう?
- 急騰後の株価:2,000円
- 年間配当金:40円
- 現在の配当利回り:2.0% (40 ÷ 2000 × 100)
株価が2倍になったことで、資産(含み益)は大きく増えました。
この含み益は配当金は、25年分に相当します。
しかし、これから投資する人にとっては「配当利回り」は半分に下がってしまいました。2%だと高配当株とは言えませんね。
ここで自問自答してみてほしいです。
- 「25年分を今もらうのは、自分にとって悪手か?」
- 「もし今、この2.0%の利回りの株を、他の投資家は新規で買いたいと思うだろうか?」
答えが「No」なら、それは売却を検討すべきサインです。
特徴2:「業績の裏付け」がないまま株価だけが急騰したとき
株の世界には「噂で買って、事実で売る」という格言があります。
株価の急騰には、必ずしもポジティブな理由ばかりが背景にあるわけではありません。
特に注意したいのが、企業の実際の稼ぐ力(=業績)が伴っていないのに、一時的な人気やテーマ性だけで株価が急騰しているケースです。
例えば、
- 「〇〇という新技術を開発したらしい」という噂が流れた
- SNSやメディアで「次のテンバガー(株価10倍)候補!」と煽られた
- 特定の業界全体が注目され、玉石混交で株価が上がっている
こんな時、株価はバブルのように膨れ上がりますが、その中身は空っぽかもしれません。そして、バブルはいつか必ず弾けます。私も過去に、根拠のない情報で急騰した株に飛びつき、痛い目に遭った経験があります。その時の後悔から、決算短信をチェックするようになりました。
もし、株価が50%も上がっているのに、売上や利益が横ばい、あるいはマイナスだったら…。それは「業績の裏付けがない急騰」の可能性が高いと言えます。こうした株は、熱が冷めると一気に急落する危険があるため、利益が出ているうちに売却する、というのも立派な戦略です。
特徴3:そもそも「その株を買った理由」が崩れたとき
最後のサインは、テクニカルやファンダメンタルズ(業績)分析というより、「投資哲学」に関わる部分です。
少し思い出してみてください。
あなたがその高配当株を「買おう!」と決めた時、どんな理由がありましたか?
- 「この会社の安定したビジネスモデルが好きだから」
- 「株主への還元姿勢が積極的で、今後も増配してくれそうだから」
- 「業界トップのシェアを誇る、盤石な経営基盤に惹かれたから」
きっと、何かしらの「買った理由」があったはずです。
もし、その根幹となる理由が崩れてしまったら、それは株価に関わらず売却を検討すべきサインです。
例えば、
- 安定事業が魅力だったのに、リスクの高い新規事業に突然多額の投資を始めた
- 株主還元が魅力だったのに、業績悪化を理由に「減配(配当を減らすこと)」や「株主優待の廃止」を発表した
- 不祥事や経営陣の交代で、企業統治(ガバナンス)への信頼が揺らいだ
こうした変化が起きた場合、たとえまだ株価が高くても、企業の将来的な価値が損なわれた可能性があります。「好き」でいられなくなった株を持ち続けるのは、精神的にも良くありません。これは私の経験上、投資のパフォーマンスだけでなく、メンタル面でも非常に重要なことです。
上級編:『売らない』が正解になる、お宝株のサイン
ここまで「売るべき」話をしてきましたが、もちろん「持ち続けるべき」ケースもあります。
それは、「力強い業績の伸びに連動して株価が上がっており、将来的な『増配』が大いに期待できるケース」です。
「決算短信」で、売上・利益が二桁成長(10%以上の伸び)を続けているような絶好調の企業の場合。株価の上昇は、その成長を市場が正しく評価した結果です。
このような企業は、稼いだ利益を元手に、将来さらに配当を増やしてくれる(増配)可能性が高いです。目先の利回りが多少下がったとしても、数年後には株価も配当額もさらに上のステージに行っているかもしれません。
まさに「金の卵を産むニワトリが、ダチョウの卵を産むニワトリに成長している」最中なのです。この場合は、慌てて売らずに、その成長をじっくり見守るという選択も大いにアリです。私自身、過去に売らずに後悔した株もあれば、売らずに大成功した株もあります。その多くが、この「業績に裏打ちされた成長」がある銘柄でした。
利益確定は『終わり』じゃない、最高の『始まり』だ
さて、ルールに従って「売却」を決断し、見事に利益を確定させたとします。資産は、含み益という幻の状態から、現実の「キャッシュ(現金)」に変わりました。
ここで大事なのは、「売って終わり」にしないことです。
その利益は、未来をさらに豊かにするための大切な「種銭」です。
- ①別の高配当株へ再投資する:今回の急騰で利回りが下がってしまった株の代わりに、まだ評価が低く、利回りが魅力的な別の優良高配当株を探して乗り換える。
- ②暴落時の買い増し資金にする:現金のまま保有しておき、株式市場全体が下落する「バーゲンセール」のタイミングで、狙っていた優良株を安く仕込むための待機資金とする。
- ③自分へ投資する:得た利益の一部を使って、ずっと読みたかった本を買う、スキルアップのための講座に申し込むなど、自分自身の価値を高めるために使う。これも立派な未来への投資です!
売却は、高配当株投資において、ゴールではありません。
資産をさらに大きく、たくましく育てていくための、新しいスタートラインです!
まとめ:もう株価の急騰に迷わない!
最後に、今日の話をまとめましょう。
株価急騰時に「売るべき」高配当株の3つの特徴
- 新規の投資家から見た配当利回りが、「高配当」でなくなったとき
- 売上や利益の成長など「業績の裏付け」がないまま株価だけが上がったとき
- 減配や事業内容の変化など、そもそも「その株を買った理由」が崩れたとき
損していたら悩むは当然ですが、利益が乗ってきても悩むのが投資ですよね。
今回紹介した判断基準で悩みが減り、資産を増やすための「絶好のチャンス」なったら嬉しいです。
一緒に、楽しく、未来の資産を育てていきましょう!
「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?
最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。
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