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高配当株投資のリスク管理術|投資家心理を鍛え暴落を乗り切る心構え【脱・狼狽売り】 | ぐー@高配当株ブログ

高配当株投資のリスク管理術|投資家心理を鍛え暴落を乗り切る心構え【脱・狼狽売り】

【毎月お小遣い】高配当株投資
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「将来のためにお金を増やしたい!」
「話題の高配当株投資、始めてみようかな?」

そんな風に考えて、投資の世界に一歩足を踏み入れた、あるいは踏み入れようとしていませんか?

こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

今回は、投資で成功するために最も重要なのは「投資家心理」を鍛えることだ、というお話をさせていただきます。

「え、銘柄選びとか、買うタイミングじゃないの?」

そう思ったかもしれません。もちろん、それらも大切です。でも、どんなに素晴らしい銘柄を選んでも、相場が急落したときにパニックになって全部売ってしまったら…?せっかくの利益が水の泡どころか、大きな損失を抱えてしまいますよね。

私自身、投資を始めたばかりの頃は、毎日株価が気になって仕方ありませんでした。株価が上がれば有頂天になり、下がれば「もっと下がるかも…」と不安で夜も眠れない。そんな経験を何度もしてきました。

そんな心の消耗戦から抜け出し、株価の変動に一喜一憂しない強い心と、暴落さえもチャンスに変える具体的なリスク管理法を今回ご紹介します。

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なぜ投資初心者はテクニックよりメンタルが100倍大切なのか?

少し専門的な話になりますが、「プロスペクト理論」というものがあります。これはノーベル経済学賞を受賞した理論で、ざっくり言うと「人は利益を得る喜びよりも、損失を被る苦痛を2倍以上強く感じる」というものです。

例えば、

  • A:無条件で10万円もらえる
  • B:コインを投げて、表が出たら20万円もらえるが、裏が出たら何ももらえない

この場合、多くの人は堅実な「A」を選びます。

では、これはどうでしょう?

  • C:無条件で10万円失う
  • D:コインを投げて、表が出たら20万円失うが、裏が出たら何も失わない

この場合は、損失を回避したい心理が働き、「D」を選ぶ人が増えるのです。

投資の世界でも同じことが起こります。

  • 利益が出ている時: 「もっと上がるかも」と欲張る前に、「とりあえず利益を確定させたい」とすぐに売ってしまう(チキン利食い)。
  • 損失が出ている時: 「損を確定させたくない」という一心で、ズルズルと持ち続けてさらに損失を拡大させてしまう(塩漬け)。そして耐えきれなくなった底値で売ってしまう(狼狽売り)。

多くの初心者がこれに陥ってしまいます。この人間の本能的な心理を理解し、コントロールすることこそが、投資で資産を築くための鍵です。

高配当株投資に潜む「2つのリスク」から目をそらさない

「高配当株なら、配当金がもらえるから安心でしょ?」

確かに配当金は心の支えになります。しかし、リスクがゼロというわけでは決してありません

あえてここでリスクの話をするのは、「リスクを正しく知ることこそが、最大のリスク管理になる」からです。大切なことなので、一緒に見ていきましょう。

リスク1:減配・無配のリスク

企業の業績が悪化すれば、約束されていた配当金が減らされたり(減配)、無くなってしまう(無配)ことがあります。これは高配当株投資家にとって最も避けたいシナリオの一つです。

なぜなら、減配の発表は「この会社の経営はうまくいっていません」というサインであり、配当金が減るだけでなく、株価自体も大きく下落するというダブルパンチを食らう可能性が非常に高いからです。

リスク2:株価下落のリスク

高配当株といえども、株式であることに変わりはありません。経済危機が起これば、どんな優良企業であっても株価は大きく下落します。

これは過去の歴史が証明しています。日本の代表的な株価指数であるTOPIX(東証株価指数)が、過去の暴落時にどれだけ下落したか見てみましょう。(※各期間の高値からの下落率の概算値1

  • ITバブル崩壊 (2000年):約-50%
  • リーマンショック (2008年):約-57%
  • コロナショック (2020年):約-32%

いかがでしょうか。投資資産が約半分になってしまうような下落は、長い投資の歴史の中で何度も起きているのです。

「配当金が年間4%でも、株価が50%下がったら大損じゃないか…!」

はい、その通りです。だからこそ、こうした事態が起きても冷静でいられるための「心構え」が、何よりも大切になります。

投資が怖い初心者へ。暴落もチャンスに変えるリスク管理の心構え5選 +α

お待たせしました!ここからが本題です。

15年以上の投資経験で培った、株価の変動に動じない心を育てるための具体的なアクションプランを5つと、最後に私なりのテクニックを1つご紹介します。

1. ずは投資の目的を明確に

一番シンプルで、一番効果的な方法からです。

  • 「30代でサイドFIREして、好きな場所で暮らしたい」
  • 「子供の教育資金に不安なく、選択肢を広げてあげたい」
  • 「65歳でゆとりのある老後を送りたい」

あなたの投資の目的は何ですか?それを手帳やノートに、自分の手で書き出してみてほしいです。そして、市場が荒れて不安になった時に、それを見返してください。

目の前の株価の変動は、自分の壮大な目標から見れば、ほんの些細な揺らぎに過ぎません。目的が明確であればあるほど、短期的なノイズに惑わされず、どっしりと構えていられます。

2. 「最悪のシナリオ」を想定すれば、暴落は怖くない

投資は、必ず「余裕資金」で行うのが大原則です。余裕資金とは、極端な話、明日半分になっても生活が揺らがないお金のこと。

先ほど見たように、株価は時に50%以上下落します。100万円を投資するなら、「まあ、最悪50万円になっても人生は終わらないな!」と笑えるくらいの覚悟を持っておく。この「覚悟」が、いざという時の冷静な判断に繋がります。

この心構えがあれば、暴落時にパニックになるのではなく、「お、安く買い増しできるチャンスじゃないか?」と、逆にポジティブに捉えることさえ可能になります。

実際、私は暴落時こそ、どんどん買い増ししていきます。しかもV字回復する銘柄もあるので、短期間で大きな利益を上げることもできてしまうんです。

3. 完璧主義は禁物!「頭と尻尾はくれてやれ」の精神

「一番安い時に買って、一番高い時に売りたい!」

その気持ちは痛いほど分かりますが、はっきり言って不可能です。これは投資のプロでもできません。

相場には「頭と尻尾はくれてやれ」という有名な格言があります。魚の頭(最高値)と尻尾(最安値)は狙わずに、一番美味しい胴体の部分だけを頂ければ十分、という意味です。

完璧なタイミングを狙いすぎると、かえってチャンスを逃します。だからこそ、初心者のうちは、時間と価格を分散させる「積立投資」が、私たち個人投資家にとって非常に有効な戦略になります。

4. . 感情に流されない!自分だけの「投資ルール」を作る

不安や恐怖といった感情は、投資において最大の敵です。その感情を排除するために、「ルール」の力を借りましょう。

ルールは、私たちを感情的な判断から守ってくれる最強の盾になります。例えば、こんな簡単なルールでも構いません。

  • 買う時のルール:
    • 配当利回りが4%以上の銘柄しか検討しない。
    • SNSで話題沸騰している銘柄には手を出さない。
    • 日経平均が20%下落したら、積立額を1.5倍にする。
  • 売る時のルール:
    • 「減配」が発表されたら、一度売却を検討する。
    • 株価が買値の2倍になったら、半分だけ利益確定する。

ルールを一度決めたら、何があっても守る。例外はつくらない。

これが大切です。

5. . 株価を見ない、聞かない、気にしすぎない

投資を始めたばかりの頃は、1日に何度も株価をチェックしてしまいがちです。しかし、これは精神衛生上、非常によくありません。

高配当株投資は、数年~数十年という長い時間軸で、(可能であれば)配当金を再投資しながら資産を雪だるま式に増やしていく長期投資です。今日の株価、明日の株価を気にする必要はありません。

  • 証券会社のアプリは、スマホの1画面目から見えないフォルダに移動させる。
  • 株価のチェックは、週末に1回だけにする。
  • 短期的な煽り記事や匿名のSNS情報からは距離を置く。

これだけで、驚くほど心は穏やかになります。そして、空いた時間とエネルギーを、本業や自己投資、大切な人との時間など、もっと有意義なことに使いましょう!

+α.【テクニック】投資を楽しむための「心の潤い枠」という考え方

さて、最後は私のとっておきのテクニックです。それは、資産の数%でいいので「心の潤い枠」を作ること。

資産の95%は先ほどの鉄壁ルールでガチガチに固める。でも、残りの5%は、自分の「好き」という感情だけで投資しています。

例えば、

  • 「このお菓子が好きだから、この会社の株主になりたい!」
  • 「このゲーム会社の新作を応援したい!」
  • 「デザインが素敵なあの商業施設の株を持ってみたい!」

こんな風に、業績や利回り度外視で、純粋に応援したい企業に投資する。見方によっては寄付みたいですね。

でもこの「潤い枠」は、言ってしまえば心のガス抜きです。大半の資産がしっかり守られているという安心感があるからこそ、一部でこんな「遊び」ができます。

不思議なもので、この数%の「好き」があるだけで、投資全体がグッと楽しくなり、長く続けるモチベーションになるんです。株主優待で大好きな商品が届いた時の喜びは、格別ですよ。

まとめ:投資の「怖い」を乗り越え、成長する最高の旅へ

今回は、高配当株投資における「投資家心理」の鍛え方と、具体的なリスク管理の心構えについてお話ししました。

  • 人間の「損したくない」という心理が、投資の失敗を招く
  • 高配当株にも「減配」と「株価下落」のリスクは必ずある
  • リスク管理の鍵は、「目的の明確化」「最悪の想定」「ルールの徹底」、そして「遊び心」

私はもちろん、最初は誰だって怖いものです。でも、正しい知識と心構えがあれば、その恐怖は「未来へのワクワク感」に変わります。

まずは第一歩として、ノートに投資目的を書き出してみましょう。

これからも一緒にがんばっていきましょう!

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参照:

  1. 日本取引所グループ 株価指数ヒストリカルグラフ ↩︎

「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?

最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。

この記事を書いた人
ぐー

手取り15万円の会社員でも、年間100万円以上の節約・資産管理・スキルアップで新NISAで年間360万円投資し、iDeCoもフル活用しています。日商簿記3級持っています。

このブログでは、私が実践してきた節約術やリアルな資産運用、稼ぐ力を高めるITスキルについて発信しています。

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。現在は年間配当金25万円以上達成!

ゲーム・漫画・アニメなどが好きです。
一緒に資産形成をがんばりましょう!
よろしくお願いします!

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