こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
- 「このままの給料で、将来やっていけるのかな…」
- 「老後2,000万円問題とか言われても、どうすればいいかわからない…」
- 「投資に興味はあるけど、損するのが怖くて一歩が踏み出せない…」
今、この記事を読んでくれているあなたは、きっと真面目で、将来のことを真剣に考えている優しい人なんだと思います。
だからこそ、漠然としたお金の不安に押しつぶされそうになったり、周りと比べて焦ってしまったり、時にはネガティブな気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
この記事はそんな人に読んでみてほしいです。
なぜ「高配当株投資」が初心者にピッタリなのか?
「投資って、株価が上がったり下がったりして、毎日ハラハラするものじゃないの?」
そう思っているかもしれませんね。
でも、私が実践している「高配当株投資」は、少し違います。
一言でいうと、「株を保有しているだけで、企業から定期的にお金(配当金)がもらえる投資法」のことです。
まるで、お金を生んでくれるニワトリを育てるようなイメージ。ニワトリ(株)が毎日産んでくれる卵(配当金)を、ありがたくいただく。これが高配当株投資の基本です。
この投資法が、特に投資初心者に良い理由は、大きく4つあります。
- 定期的な「配当金」が心の安定剤になる
年に1〜2回、証券口座に「チャリン♪」と配当金が振り込まれます。最初は数百円、数千円かもしれません。でも、この「働かずに得られたお金」は、金額以上の喜びと安心感を与えてくれます。「自分も不労所得を得られたんだ!」という成功体験が、投資を続ける大きなモチベーションになるんです。 - 株価の上下に一喜一憂しにくい
私たちの目的は、株を安く買って高く売ること(売買差益)だけではありません。一番の目的は「配当金をもらい続けること」です。だから、日々の株価が多少下がっても、「まあ、配当金がもらえるならいっか」と、どっしり構えていられます。この心の余裕こそ、長期的に投資で成功するための秘訣なんです。 - 実は、銘柄選びがそんなに難しくない
高配当株投資で狙うのは、基本的に「成熟した大企業」です。普段から名前を知っているような、安定したビジネスを行っている会社が多いです。難しい成長性分析よりも、「この会社は、これからも安定して利益を出し続けてくれそうか?」という視点で選べばOK。だから、専門家でなくても始めやすいのです。 - 最強の味方「複利の力」も活かせる
アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだ「複利」。
これは、もらった配当金をさらに同じ株の購入に充てる(再投資する)ことで、資産が雪だるま式に増えていく効果のことです。それをやるかやらないかを自分で選ぶことができるのも魅力です。
- 元本100万円、配当利回り4%の場合
- 1年目:4万円の配当金
- 2年目:元本104万円 × 4% = 4.16万円の配当金
- 3年目:元本108.16万円 × 4% = 4.32万円の配当金…
- 最初は小さな差ですが、10年、20年と続けることで、とてつもなく大きな力になります。
【超・具体的】高配当株投資を始める4つのステップ
ここからは、具体的にどうやって高配当株投資を始めるのか、4つのステップで解説していきますね。
ステップ1:冒険の拠点「証券口座」を作ろう!
まず、株を買うためには、「証券口座」という専用の銀行口座のようなものが必要です。
おすすめは、手数料が安くて使いやすい「ネット証券」です。
特に、以下の2社は多くの投資家が利用していて、私も愛用しています。
- SBI証券:口座開設数No.1!TポイントやPontaポイントでも投資ができます。
- 楽天証券:楽天ユーザーなら絶対お得!楽天ポイントが貯まる&使えます。
どちらか一つ、自分に合った方を選んで、口座開設を申し込んでみましょう。
ステップ2:まずは「お試し入金」。月5,000円からでOK!
無事に口座が開設できたら、次はその口座に軍資金を入金します。
でも、ここで焦って大金を入れる必要は全くありません。まずは、月々5,000円。
あるいは、「もし無くなっても、まあ勉強代だと思える金額」から始めてみましょう。
大事なのは、金額の大小ではありません。
「自分のお金で投資を始める」という経験そのものです。お金に対する意識を劇的に変えてくれます。
ステップ3:最初の相棒(1株)を選ぼう!銘柄選び3つのルール
さあ、いよいよ株を買います!
でも、何千とある会社の中から、どうやって選べばいいの…?と迷ってしまいますよね。
そこで、最初の1株を選ぶための「3つのルール」を紹介します。
- ルール①:自分が「知っている」「応援したい」会社を選ぶ
例えば、毎日使っているiPhoneの会社、大好きなゲームを作っている会社、よく飲むジュースの会社…。そんな身近な会社から選んでみましょう。自分がよく知っている会社だと、自然と愛着が湧き、株価の動きやニュースも楽しくチェックできます。これが、長く投資を続けるコツです。 - ルール②:「配当利回り」をチェックする
「配当利回り」とは、株価に対して、1年間でどれくらいの配当がもらえるかを示した数値です。計算式は以下です。
配当利回り(%)=現在の株価1株あたりの年間配当金×100
例えば、株価が1,000円で、年間の配当金が40円なら、配当利回りは4%です。
一般的に、3%〜4%以上あると「高配当株」と呼ばれます。Yahoo!ファイナンスなどのサイトで簡単に調べられますよ。
(※注意:利回りが高すぎる株は、業績悪化などで株価が下がっているだけの可能性もあるので、少し注意が必要です) - ルール③:「連続増配」や「累進配当」の会社を選ぶ
これは、さらに盤石なポートフォリオを築くために知っておくと非常に強力です。- 連続増配:何年にもわたって、配当金を増やし続けている会社のこと。(例:花王は30年以上も増配を続けています!)
- 累進配当:配当金を減らさない(減配しない)ことを約束し、維持または増配(増やす)方針を掲げている会社のこと。(例:三菱商事、三井住友フィナンシャルグループなど)
このような会社は、株主への還元意識が非常に高く、業績も安定している優良企業である可能性が高いです。まさに、長期で付き合っていく最高のパートナーと言えるでしょう。
ステップ4:買ったら「ほったらかし」!合言葉は長期・分散・積立
ここからの基本戦略は、とてもシンプル。
それは、「どっしり構えて、ほったらかしておくこと」です。
日々の株価の動きに一喜一憂して、すぐに売ったり買ったりする必要はありません。私たちは、長期的に配当金という果実を受け取り続けるのが目的だからです。
そして、資金に余裕が出てきたら、
- 長期:10年、20年という単位で持ち続ける
- 分散:一つの会社に集中させず、色々な業種の会社の株を少しずつ買い増していく(「卵は一つのカゴに盛るな」の格言ですね)
- 積立:毎月決まった額をコツコツと買い続けていく
これらを意識することで、資産はより安定的に、そして着実に成長していくはずです。
絶対に知っておいてほしい!初心者が陥りがちな「3つの注意点」
多くの初心者がハマってしまう「注意点」があるので、ここではそれを3つ紹介します。事前に知っておけば、全く怖くありません。
- 注意点①:SNSの「爆益報告」に心を乱される
SNSを見ると「〇〇株で100万円儲かった!」といった華やかな報告が目に入ります。焦って「自分もその株を買わなきゃ!」と思ってしまう気持ち、わかります。でも、それは危険です。その情報は、その人の成功した一部分を切り取っただけかもしれません。自分は自分のペースで、自分が信じた優良企業をコツコツ育てることに集中しましょう。 - 注意点②:株価が下がって怖くなり、売ってしまう(狼狽売り)
どんな優良企業でも、経済全体の状況によって株価が下がることはあります。そんな時、初心者は怖くなって持っている株を全部売ってしまいがちです。でも、思い出してください。私たちの目的は「配当金をもらうこと」。むしろ、「優良企業の株を安く買い増せるチャンス!」と捉えるくらいの、ポジティブなマインドを持ちましょう。 - 注意点③:一つの会社に全財産をつぎ込んでしまう(集中投資)
「この会社は絶対に大丈夫だ!」と信じて、全資金を一つの銘柄に投じてしまうのは非常に危険です。もし、その会社が予期せぬ不祥事や業績悪化に見舞われたら、自分の資産は大きなダメージを受けてしまいます。金融、通信、商社、食品…といったように、複数の業種に資産を分散させることを常に心がけてください。
終わりに
今回紹介した高配当株投資は、一攫千金を狙う方法ではありません。
畑を耕し、種をまき、水をやり、時間をかけて果実を育てる農作業に似ています。地味で、根気がいる作業かもしれません。
でも、今日まいた小さな一粒の種は、5年後、10年後、間違いなく大きな木に育ち、未来の自分を助ける果実を実らせてくれます。
一緒にがんばっていきましょう!
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