日本株歴10年以上になりますが、人生で初めて米国高配当ETFのVYMを買ってみました。
これまで米国株は一切やってきませんでした。
米国株についてはまったくの初心者です。
そんな私が初めて買うものにVYMを選んだ理由と使いやすかった証券会社(楽天証券)の話をしていこうと思います。
「米国株やってみたいけど、どうやったらいいのか分からない…」
「米国株ってなんか難しそう…」
始めての米国株投資先にVYMを選んだ理由【VYMとは?】
VYMは400銘柄以上で構成された米国高配当ETFです。
そんなVYMを選んだ理由は大きく3つです。
- 高配当
- 構成銘柄数がインデックス並み
- 投資がラク
まず配当がほしいので、”高配当”は外せません。
そして次にVYMは400銘柄以上で構成されているため、インデックスとしても他の高配当ETFより機能しています。
インデックスということは、買い時を選ぶ必要がなくなります。
よって毎月つみたてることができます。
ふつう高配当株投資は、買うタイミングが重要です。
そのタイミングを見極めなくていい投資法が通用するのは、投資家としてすっごくラクです。
分散効果も十分すぎるほどです。
こうした理由からVYMを選びました。
VYMについてより詳しくは「VYMはETFか投資信託どっちで買うべきか?【投資方法の選び方|メリット・デメリット解説】」を見てください。
買ったVYMの株価
VYMは「103.0」(103ドル)で指値を入れていました。
これが約定しました。
このときの為替レートが108.45円。
VYM1株は1万1139円でした。
「103.0」で約定しましたが、評価損益を確認すると、「平均取得価額」は「103.5」になっています。
楽天証券で米国ETFを買った理由
楽天証券で米国ETFを買ったのは、楽天証券が使いやすくカンタンだったからです。
実は最初はSBI証券で買おうと思って、入金等も進めていました。
SBI証券だと決済のコストを約6分の1に抑えることができます。
円貨決済だと25銭かかりますが、住信SBI銀行を使って円を外貨(ドル)にして外貨決済にすることで、コストを4銭まで抑えることができるからです。
仮に毎月1株買うとしたら、年600円コストカットできます。
地味に大きいですね。
しかし私は、3時間かけてもこの一手間のかけ方がわからず、今回はSBI証券での米国ETFの購入を断念しました。
そして円貨決済で、投資信託をつみたてている楽天証券で買ってみることにしました。
結果、めちゃくちゃカンタンに買えました!!
改めて、楽天証券の良さを実感しました。
これからも使う機会が増えそうです。
米国株はまとめ買いした方がお得!
VYMはもちろん、米国株はまとめて投資した方がコストが安くすみます。
楽天証券でもSBI証券でも米国株は約定代金が4444.45ドル以上になると、手数料は22ドルで頭打ちになります。
要するに1回の買い付けが約50万円や100万円、それ以上になっても、22ドルで済みます。
つまり、米国株にコスパ良く投資しようとしたら、約50万円まとめ買いするのがいいことになります。
今回の私みたいに1株ずつ買っていると、手数料負けしてしまいます。
楽天証券での米国ETFの買い方
楽天証券で米国ETFを買うのは、日本株と同じなのですごくシンプルです!
手順は次の通りです。
- 総合口座の開設
- 入金
- 銘柄を検索
- 売買
たったこれだけです。
外貨に手動で交換する必要もありませんし、外国株専用口座にログインする必要もありません!
もっている円のまま、発注すればOKです!
おわりに|悩むくらいなら小さく始めてみる大切さ
通勤中も、仕事中も、帰宅中も
VYMってどうなんかなー
とぼんやり思う日が続いていました。
悶々としてたので、いいかげん「悩むくらいなら小っちゃく始めちゃえ!」とVYMを試し買いしてみました。
やってみて気づいたことが3つありました。
- 米国株への投資は予想以上に簡単
- 手数料が意外と高い
- 単価と平均取得価額がちがう
VYMを買ってみるまでは、「(購入手数料が)0.45%って安くない?」と思ってました。
でも実際に1株買ってみて、約60円も手数料がかかったのを体験すると、「うーん・・・」というかんじでした。
地味に痛いというか、なんかもったいないなと思いました。
また、ETFで直接VYMを買う体制が整った以上、「楽天VYMはどうする?」という悩みができました。
楽天VYMはVYMの投資信託です。(現在毎月1万5000円ほどつみたてています)
ETFでこれだけコストがかかっているので、コストが0.2%近い楽天VYMはもっとリターンが少なくなるはずです。
いくらラクだからといって、リターンが少ない投資先は好ましくないです。
今後はETFにするか、投信を継続するか、はまだまだ検討余地がありますね。
進展あればまた記事書きます。
こんなかんじで、VYMをたった1株買ってみただけで、悩んでても得られなかった気づきがいくつも得られました。
最初からベストな投資をしようとするとしんどいですね。改めて実感しました。
8割くらいでいったん妥協!そこから軌道修正!
これを心がけていこうと思います。
今回一番大きい収穫は、日本株と投資信託に加え、米国ETFという投資先を得たことです。
これで一気に、私の中の投資の世界が広がりました!!!
じゃんけんで言うと、これまでずっとグーとパーだけで戦ってきたけど、ようやくチョキが使えるようになったようなかんじです。
日本株を10年以上やってきましたが、投資手法を変えたりトレードもしたり、どちらかというと「せまく深く」という感じでした。
しかし社会人になって投資やトレードに時間を費やしにくくなったり、インデックス系の投資先の理解を深めるなかで、この数年「広く浅く」投資をしています。
10年以上株をしていますが、まだまだ自分の知らない新しいことばかりで楽しいです!!
やっぱり私にとって株はただの資産形成の手段ではなく、ドキドキワクワクする趣味なんだと最近再認識しました。
約2ヶ月前は米国個別株はまったくやる気がありませんでした。
こんなツイートもしていました。でも今は、すでに米国個別株投資も検討しています。
私みたいに「とりあえず買ってみよう」くらいの軽い気持ちでも簡単に米国株デビューできました。
この記事をここまで見てくださった方もぜひ始めてみてください。
下記は参考になりそうな記事です。よければ見てみてください。
>>投資を早く始めるべき重大な理由2つ【貯金と投資シミュレーション比較|投資しないと損】
>>【VYMの投資信託】「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」ってどうなの?|3ヶ月後の結果
>>VYMはETFか投資信託どっちで買うべきか?【投資方法の選び方|メリット・デメリット解説】
コメント