- 「日本の人口、ついに1億2000万人割れへ…」
- 「出生数過去最低」
こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
テレビやネットでこんなニュースを見るたびに、「この国、本当に大丈夫なのかな…」って、漠然とした不安を感じてしまいますよね。
特に私たち20代、30代にとっては、将来の年金や給料、そして資産形成に直結する、ものすごくリアルな問題です。
最近のニュースを見ていると、さすがに「このままでいいのか?」と考えさせられることが増えました。
新NISAを活用する高配当株投資家として、投資先は当然、日本企業が中心。「人口が減ってモノが売れなくなったら、企業の利益も減る。そしたら、配当金だって…」そんな不安が頭をよぎることもあります。
でも「人口減少」は、ほぼ確定した未来だからこそ、今からしっかり準備ができることもあります。今回はどんな準備ができるか、見ていきましょう。
第1章:「人口減少=ヤバイ」の正体とは?数字で見る日本の未来
まず、なぜ「人口減少」がこれほどまでに私たちの将来を不安にさせるのか。その正体を見ていきましょう。
日本の総人口は、2008年をピークに減少に転じました。そして、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この流れは今後も加速していきます。
- 2023年: 約1億2,400万人
- 2056年: 1億人を下回る
- 2070年: 8,700万人(うち高齢化率は38.7%)
(出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」)
1億人という大台を割るのは、私たちが40代、50代になる頃。そして、老後を迎える2070年には、今の3分の2程度の人口になっている計算です。
『将来人口年表』を見てみると、
・2031年には総人口の平均年齢が50歳を超える
・2033年には0~14歳の人口が1200万人未満になる
・2067年には100歳以上の人口が50万人に達する
など興味深いデータもありました。将来日本がどうなっていくのか?気になる方はぜひ読んでみてください。
これが経済に与える影響は、主に3つあります。
- 国内マーケットの縮小:人口が減れば、モノやサービスを買う人の数が減ります。国内市場だけを相手にしている企業は、売上がジリ貧になる可能性があります。
- 労働力不足の深刻化:働く人の数が減ることで、多くの業界で人手不足が加速します。これは企業の成長を妨げる要因になりかねません。
- 社会保障制度への圧力:現役世代が減り、年金を受け取る高齢者が増えることで、年金・医療・介護といった社会保障制度が、今よりも厳しくなる可能性があります。
高配当株投資の観点から見ると、特に「1. 国内マーケットの縮小」は深刻です。企業の利益が減れば、私たち株主への配当金の原資も減ってしまうからです。「日本企業に投資していて、本当に大丈夫…?」という不安は、この点に集約されると言っても過言ではないでしょう。
第2章:それでも私が「日本の高配当株」に投資を続ける3つの理由
さて、ここまで少し暗い話が続きました。
しかしこうした厳しい未来予測があるにも関わらず、なぜ私が今も日本の高配当株に投資を続け、むしろチャンスだと感じているのか。その理由を3つお話しします。
理由1:変化に適応できる「強い企業」は生き残るから
すべての日本企業が人口減少の煽りを受けて衰退するわけではありません。
歴史を見ても、優れた企業はオイルショックやバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックといった数々の危機を乗り越え、むしろ力強く成長してきました。
人口減少という大きな変化に対しても、賢い企業はすでに対策を打っています。その代表格が「海外展開」です。
日本の人口は減っても、世界の人口は2050年には90億人台になっていると予測されています。1
2025年の世界人口は80億人以上なので、日本の人口減少スピードを上回っています。
つまり、縮小する国内市場から、成長する海外市場へ。このシフトに成功している企業は、人口減少などものともしません。
例えば、私たちが日常的に使う製品を作っているメーカーでも、売上の半分以上を海外で稼いでいる企業はたくさんあります。こういう企業を探し出すことが、これからの投資のキモになります。
理由2:日本企業の「株主還元」への意識が劇的に変わったから
これは、ここ数年で起きた最も大きな、そしてポジティブな変化です。
ひと昔前の日本企業は、稼いだ利益を配当などで株主に還元せず、「内部留保」として会社に溜め込む傾向がありました。しかし、2023年から始まった東京証券取引所の「PBR1倍割れ改善要請」などをきっかけに、企業は株主の方を向くようになってきました。
「稼いだ利益は、株主にしっかり還元する!」
この流れは、もはや止まらないでしょう。下手に止めると投資先としての魅力が下がり、株価が下がりますから。
企業が株主還元に積極的になれば、業績が安定している限り、配当金は増えていく(増配)か、少なくとも維持される(累進配当)可能性が高まります。これは、私たち高配当株投資家にとって、強力な追い風です。
理由3:不確実な時代に「配当金」が心の安定剤になるから
最後の理由は、少し精神論的かもしれませんが、長期投資を続ける上では非常に重要です。
株価というのは、景気や世界情勢によって、時に激しく上下します。でも、配当金は株価に比べると比較的上下の幅が小さいです。
株価が下がって不安な時でも、チャリン、チャリンと口座に配当金が振り込まれる。これが心の安定剤になってくれます。
将来への不安が大きい時代だからこそ、この手触り感のあるキャッシュフローは、何物にも代えがたい価値を持つと、私は感じています。
私自身保有銘柄の株価が半減することも何度も経験してきましたが、配当があるだけで、「まぁいずれ戻るし…」と冷静でいられました。
第3章:人口減少ニッポンで輝く!次世代の高配当株「5つの投資テーマ」
では、具体的にどんな分野に未来のチャンスが眠っているのか?
人口減少というメガトレンドを逆手に取る、「次世代の投資テーマ」を5つご紹介します。
テーマ1:世界で稼ぐ「グローバル・チャンピオン」
これは王道であり、最も重要なテーマです。国内市場がどうなろうと、世界経済の成長を取り込める企業は強いです。
- どんな業界?:総合商社、自動車、精密機械、化学素材、さらには世界で人気のゲームやアニメ関連企業もここに含まれます。
- 探し方のヒント(私の場合):まず基本として、企業のIR資料にある「セグメント情報」で海外売上高比率が50%を超えていることを確認します。そして次に、「海外事業の営業利益率が、全社の平均利益率を上回っているか」もチェックします。これは、海外で「安売り」ではなく「しっかり稼げているか」を見るためです。この条件をクリアする企業は、今後もグローバルに活躍できる企業だと考えています。
日本のアニメやゲームは、もはや世界が認める文化であり、強力な輸出産業となりました。私自身もアニメやゲームが好きですが、こうした企業に投資することは、単なる資産形成以上の楽しみがあります!
例えば、好きなゲーム会社の株主になれば、株主総会で開発の詳しい話が聞けたり、株主優待で限定グッズがもらえたりすることもあります。
配当や値上がり益だけでなく、自分の「好き」を応援し、その世界の一員になれる。これは、私たちファン投資家にとって、最高の「プラスアルファ」ではないでしょうか。
テーマ2:人手不足を解決する「省人化・DXサポーター」
労働人口の減少は、裏を返せば「効率化」へのニーズが爆発的に高まります。人の仕事を代替したり、業務を効率化したりする技術やサービスは、もはや社会に不可欠です。
- どんな業界?:工場の自動化(FA)、ITシステム開発、企業の業務を効率化するSaaS(サーズ)と呼ばれるクラウドサービス、人材派遣など。
- 探し方のヒント(私の場合):「DX支援」を掲げる企業は玉石混交です。そこで私は、景気に左右されにくい「ストック型ビジネス(月額課金など)」の売上比率もチェックします。この比率が50%を超え、かつ毎年伸びている企業は、安定性が高いと判断します。決算資料の事業モデルの図などを見ると、こうした情報が載っていることが多いですよ。
テーマ3:拡大する巨大市場を狙う「シルバーエコノミー」
日本の総人口は減りますが、65歳以上の高齢者人口は2040年頃まで高い水準で推移します。つまり、「高齢者向け市場」はまだまだ拡大するマーケットです。
- どんな業界?:製薬会社、介護サービス、ヘルスケア機器、シニア向け食品やフィットネスなど。
- 探し方のヒント:私たちの親世代がどんなサービスや商品を必要とするかを想像してみると、ヒントが見つかりやすいと思います。社会貢献性も高く、長期的に安定した需要が見込める分野です。
テーマ4:絶対に無くならない「社会インフラ」
人口が半分になっても、電気やガス、水道が不要になることはありませんよね。通信や鉄道、高速道路も同じです。こうした社会の基盤を支えるインフラ企業は、極めて安定したビジネスモデルを持っています。
- どんな業界?:電力、ガス、大手通信キャリア、鉄道など。
- 探し方のヒント:派手な成長は期待しにくい反面、景気の影響を受けにくく、安定して高い配当を出し続ける「ディフェンシブ銘柄」の代表格。ポートフォリオの守りの要として組み込むと良いと思います。
テーマ5:誰にも真似できない「オンリーワン技術」
市場規模は小さくても、特定の分野で圧倒的なシェアを誇り、「この会社の部品がないと製品が作れない」と言われるような企業があります。こうしたニッチトップ企業は、価格競争に巻き込まれにくく、高い利益率を維持できます。
- どんな業界?:特殊な化学素材、半導体製造装置の特定部品、医療用精密機器など、BtoB(企業向けビジネス)に多く隠れています。
- 探し方のヒント:見つけるのは少し難しいですが、証券会社のレポートや経済誌の特集などで「世界シェアNo.1」といったキーワードで紹介されることがあります。まさに知る人ぞ知る、お宝銘柄です。
まとめ:未来に向けて、準備しよう。
日本の人口は減っていく。これは、私たちが生きている間に変わることのない、確定した事実です。
でも、それは「未来が暗い」ということとイコールではありません。変化の中には、必ず新しいチャンスが生まれはずです。
国内市場が縮むなら、世界で稼げばいい。人手がいなくなるなら、テクノロジーで補えばいい。
私たち投資家ができることは、こうした変化の兆しをいち早く捉え、未来の成長分野に自分のお金を投じることです。
高配当株投資は、ただお金を増やすだけのゲームではありません。社会の変化を学び、未来を予測し、希望を持てる企業を応援しながら、自分自身の資産も育てていく活動だと私は思っています。
漠然とした将来への不安も、具体的な行動を一つ起こすだけで、ワクワクする未来への準備に変わります。
一緒に未来への種まきを始めていきましょう!
参照情報
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最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。
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