こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
- 「Excel作業を自動化して、ラクしたい!」
- 「VBAを勉強し始めたけど、『オブジェクト』とか『プロパティ』とか、専門用語が意味不明…」
- 「プログラミングって、やっぱり私には無理かも…」
そんな風に、学習の第一歩でつまずいていませんか?
この記事は、VBA学習の「序盤の壁」である「オブジェクト」「プロパティ」「メソッド」という3つを、わかりやすく解説します。
なるべくわかりやすいように、今回はみなさんが毎日使っている「スマートフォン(スマホ)」で例えてみようと思います。
📱 スマホで理解する「VBAの3大要素」
VBAは、Excelに「命令」するための言葉です。
その命令文は、基本的に「(誰が/何が)」「(どんな状態)」「(どうする)」の組み合わせでできています。
これが、例の3つの用語に対応しています。
- オブジェクト(モノ) = 「何が」
- プロパティ(状態・情報) = 「どんな状態」
- メソッド(動作・操作) = 「どうする」
これを「スマホ」で考えてみましょう。
1. オブジェクト(モノ)
これは「操作する対象」そのものです。
- あなたの「スマホ」
- スマホの中の「カメラアプリ」
- スマホの中の「LINEアプリ」
2. プロパティ(状態・情報)
これは、そのモノが「持っている情報」や「現在の状態」です。
- スマホの「色」(黒、白、など)
- スマホの「電池残量」(80%、20%、など)
- スマホの「画面の明るさ」(レベル10、レベル5、など)
- スマホの「音量」(レベル3、など)
3. メソッド(動作・操作)
これは、そのモノが「できる動作」や「行う操作」です。
- スマホが「電話をかける」
- スマホが「写真を撮る」
- スマホが「アラームを鳴らす」
- スマホが「再起動する」
これらを組み合わせると、
- 「スマホ(オブジェクト)の電池残量(プロパティ)を、80%にする」
- 「スマホ(オブジェクト)で、電話をかける(メソッド)」
というように、自然な文章になりますよね。
💻 Excel VBAに置き換えてみよう
この「スマホ」のイメージを持ったまま、Excelに置き換えてみましょう。
1. オブジェクト(モノ)
Excelで操作したい対象です。
- セル (Range)
- シート (Worksheet)
- ブック (Workbook) = Excelファイルそのもの
2. プロパティ(状態・情報)
セルやシートが持っている情報です。
- セルの「値 (Value)」(”田中”、100、など)
- セルの「色 (Interior.Color)」(赤、青、など)
- セルの「フォントサイズ (Font.Size)」(11、14、など)
3. メソッド(動作・操作)
セルやシートに行わせる動作です。
- セルを「選択する (Select)」
- セルを「コピーする (Copy)」
- セルの中身を「削除する (ClearContents)」
- シートを「追加する (Add)」
意外と簡単だったのではないでしょうか?
🚀 コピペOK!実際に動かしてみよう
イメージできたら、ここからは「習うより慣れろ」です!
Excelを開いて、Alt + F11 キーを同時に押してみてください。VBAを書くための専用画面(VBE)が開きます。
左側の「VBAProject」であなたのファイル名を右クリックし、「挿入」→「標準モジュール」を選びます。
出てきた白い画面に、以下のコードをそのままコピペしてください。
Sub TestMacro()
' 1. オブジェクト「セルA1」の
' プロパティ「値(Value)」を "こんにちは!" にする
Range("A1").Value = "こんにちは!"
' 2. オブジェクト「セルA1」の
' プロパティ「フォントの色(Font.Color)」を「赤」にする
Range("A1").Font.Color = vbRed
' 3. オブジェクト「セルA1」を
' メソッド「選択(Select)」する
Range("A1").Select
End Sub
コピペしたら、このコードの中(Sub~End Subの間)にカーソルを置いて、キーボードの F5 キーを押してみてください。
Excelのシートに戻ると、A1セルに赤い文字で「こんにちは!」と入力され、A1セルが選択された状態になっていませんか?
Range(“A1”) が オブジェクト(モノ)、
.Value や .Font.Color が プロパティ(状態)、
.Select が メソッド(動作)です。
まとめ
今回は、VBAの最重要概念である「オブジェクト」「プロパティ」「メソッド」を、「スマホ」を例に解説しました。
- オブジェクト = モノ(セル、シート)
- プロパティ = 状態(値、色)
- メソッド = 動作(コピー、削除)
この3つの関係性さえ理解できれば、VBAでやりたいことのほとんどが実現できます。
さらに、誰かが書いたコードを読み解く際にも役に立ちます。
「難しそう…」と思っていた呪文が、少し身近に感じてもらえるようになったら嬉しいです。
一緒に一歩ずつ、Excel作業を自動化していきましょう!
VBAを独学で学び、業務自動化に5年以上携わってきた私が、「本当に実務で役立った!」と感じた2冊を厳選して紹介します。 もう本選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。


コメント