【衝撃】知らなきゃ毎年数万円の大損!高配当株投資家が実践する特定口座で「払いすぎた税金を取り戻す方法」と必要なもの

【節税】NISA / iDeCo/配当控除
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

証券口座にキラリと光る配当金の入金通知、めちゃくちゃ嬉しいですよね!

コツコツと株を買い増して、チャリンチャリンとお金が入ってくる感覚は、まさに自分の手で資産を育てている実感そのもの。

でも…、こんな風に思ったことはありませんか?

「配当金、嬉しいけど…税金、引かれすぎじゃない!?」

そうなんです。

せっかくもらった配当金から、約20%もの税金がガッツリ引かれている。

10,000円の配当金をもらっても、手元に残るのは約8,000円。2,000円も税金で持っていかれてしまう…。

「うわっ、やっぱり投資って難しい…」

と感じますよね。

でも実は、その引かれた税金、ある手続きをするだけで、合法的に取り戻せる可能性があるんです。

この記事はこんな人におすすめ

  • 配当金から税金が引かれて「損した気分」になっている人
  • 確定申告って言葉を聞くだけで「難しそう」「面倒くさそう」と感じてしまう人

1点注意していただきたいのですが、今回の話は特定口座の話なので、NISA口座では使えません。NISAは元々非課税ですからね。

それでは行きましょう!

第1章:そもそもナゼ?引かれた税金が戻ってくる「配当控除」とは?

「税金が戻ってくるなんて、そんなうまい話あるわけない…」

そう思う気持ち、よく分かります。でも、これは怪しい裏ワザでもなんでもなく、国が正式に定めている「配当控除(はいとうこうじょ)」という制度なんです。

配当金から引かれている税金の正体

まず、私たちが受け取る配当金には、20.315%の税金が自動的に引かれています(これを源泉徴収といいます)。

  • 所得税:15%
  • 復興特別所得税:0.315%
  • 住民税:5%

合計:20.315%

例えば、10,000円の配当金なら、2,031円が税金として引かれ、手取りは7,969円になる計算です。引かれる割合は結構大きいですよね。

「税金の二重取り」を防ぐための制度!

では、なぜこの税金が戻ってくる可能性があるのか?

それを理解するために、納税の仕組みを見てみましょう。

  1. 会社が利益を出す
  2. その利益に対して会社が「法人税」を国に納める
  3. 残った利益の一部を、株主である私たちに「配当金」として支払う
  4. 私たちは、その配当金に対して「所得税・住民税」を納める

私たちが受け取る配当金は、もともと会社が一度税金(法人税)を払った後のお金なんです。

それなのに、私たちがもう一度税金(所得税)を払うのは、同じお金に二回も税金をかけている(二重課税)状態になってしまいます!

この税金の二重取りを調整するために作られたのが「配当控除」というわけです。

確定申告で「配当控除を使います!」と宣言(記入)することで、「二重で払いすぎた税金の一部を返してください!」と正々堂々と要求できるのです。

つまり、私たち投資家が持つべき知識の1つであり、やらなきゃ損するということです!

第2章:あなたも対象者?たった3つのチェックリスト

配当控除はすごい制度ですが、いくつか条件があります。でも、ほとんどの高配当株投資家は対象になるはずです。

さっそく、この3つのポイントをチェックしてみましょう!

  • ✅ 1. 日本の会社(日本株)から配当金をもらっているか?
    配当控除は、日本の税制度です。なので、対象は基本的に国内株式の配当金です。残念ながら、米国株などの外国株や、J-REIT(不動産投資信託)の分配金は対象外なので注意してくださいね。
  • 2. 確定申告で「総合課税」を選べるか?
    確定申告にはいくつか種類がありますが、配当控除を使うためには「総合課税(そうごうかぜい)」という方法を選ぶ必要があります。これは、給与所得など他の所得と、配当所得を合算して税金を計算する方法です。
    「え、難しそう…」と思ったかもしれませんが、大丈夫!後の章でやり方を説明しますが、確定申告のシステム上でポチっと選ぶだけなので超カンタンです。
  • 3. 課税所得は1000万円以下か?
    配当控除は、所得が低い人ほど有利になる仕組みになっています。
    年収ではなく「課税される所得金額」が1000万円以下の人は、配当控除を使った方が得になる可能性が非常に高いです!
    「課税される所得金額」とは、年収から給与所得控除や社会保険料控除などを差し引いた後の金額のこと。よって、会社員なら、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」から「所得控除の額の合計額」を引けば、おおよその金額が分かります。
    国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」(2024年)によると、年収1000万円超の会社員は会社員のトップ5.5%だそうです。つまり、課税所得が1000万円超となるとさらにその中のほんの一部の人だけですから、ほとんどの会社員の方は、この条件はクリアできるはずです!

この3つのポイントに当てはまる人は税金を取り戻せる可能性がとても高いです!

第3章:【スマホでOK】確定申告のカンタン3ステップ!もう迷わない!

「よし、やるぞ!でも、確定申告って税務署に行かないといけないんでしょ?平日は仕事だし、混んでるんでしょ…?」

今はスマホとマイナンバーカードさえあれば、家で寝っ転がりながらでも申請できちゃうんです!

ここでは、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を使った、一番カンタンな方法を3ステップで解説します。

ステップ1:まず準備!3つのアイテムを揃えよう

まずは必要な物を用意しましょう。

  1. マイナンバーカード
    本人確認に使います。もし持っていなければ、税務署でID・パスワードを発行してもらう方法もあります。
  2. 源泉徴収票(会社員の場合)
    年末に会社からもらう、1年間の給料や納めた税金が書かれた紙です。この数字を入力します。
  3. 特定口座年間取引報告書
    1月頃に、証券会社から郵送や電子交付で届きます。1年間にもらった配当金や売買の合計額や、源泉徴収された税額がすべて書かれています。

ステップ2:いざ入力!書類を作っていこう

準備ができたら、いよいよ「確定申告書等作成コーナー」にアクセスしましょう!

スマホの画面をイメージ(もしくは実際に)しながら、一緒に進んでいきましょう。

  1. 「作成開始」をタップし、マイナンバーカードを読み取ってログインします。
  2. 「所得税」の申告書作成に進みます。
  3. 給与所得の入力: まずは「源泉徴収票」を見ながら、給料の情報を入力します。画面の指示通りに進めばOK!
  4. 配当所得の入力: ここが重要です!所得の種類を選ぶ画面で「配当所得」をクリック。
  5. 入力方法の選択: 「特定口座年間取引報告書の内容を入力する」を選びます。
  6. 用意していた特定口座年間報告書の出番!: 「特定口座年間取引報告書」を見ながら、書かれている金額(配当等の額、所得税額、住民税額など)をそのまま転記します。
  7. 【最重要】課税方法の選択: 入力後、「入力内容の確認」画面が出てきます。ここで、それぞれの配当金について課税方法を選ぶ項目があります。ここで必ず「総合課税」を選択してください!ここを間違えると配当控除は使えません!
  8. あとは画面の指示通りに: 住所や氏名、還付金の振込先口座などを入力します。

ただし、ふるさと納税でワンストップ特例制度の申請をした人は要注意です!
確定申告をするとワンストップ特例制度の申請が無効になるので、確定申告の際にふるさと納税も再度申請が必要です!

ステップ3:申請完了!あとは待つだけ!

すべての入力が終わったら、最終確認をして送信ボタンをポチッ!これで完了です!

申請後、だいたい3週間~1ヶ月半くらいで、あなたが指定した銀行口座に「国税還付金」という名目で入金があります。

この入金通知を見たときの感動は、本当に格別ですよ!

第4章:配当控除を使わない方がいい人

前述の通り、ごく一部ですが、配当控除を使わない方がいいケースも存在します。

  • ケース1:課税所得が1000万円を超えるリッチな人
    所得税は、所得が増えるほど税率も高くなる「累進課税」という仕組みです。
    課税所得が1000万円を超えると、所得税率が33%以上になります。これは、配当金に自動でかかる税率(所得税15%)よりも高くなってしまいます。
    そのため、わざわざ総合課税にして高い税率を適用されるよりも、申告せずに源泉徴収(15%)だけで済ませた方がお得になるのです。
  • ケース2:扶養に入っている学生や主婦(主夫)の方
    配偶者や親の扶養に入っている場合、確定申告をして所得が増えることで、扶養から外れてしまう可能性があります。
    扶養から外れると、扶養している親や配偶者の税金が高くなってしまい、世帯全体で見ると損をしてしまうケースがあります。
    合計所得金額が48万円を超える場合は注意が必要です。

「自分の場合はどうなんだろう?」と不安になったら、国税庁のサイトでシミュレーションしてみるか、税務署に電話で聞いてみるのが一番確実です。

第5章:取り戻したお金で未来を加速させよう!

確定申告後、数千円、人によっては数万円のお金が戻ってくるはずです。

さて、このお金、どう使いますか?パーッと飲みに行く?欲しかった服を買う?

もちろん、それも良いですね!

でも戻ってきたお金で、さらに高配当株を買い増すというのも考えてみてほしいです!

今回取り戻したお金は、いわば「0から生み出された投資資金」です。

このお金で株を買えば、その株が来年、また新たな配当金を生んでくれます。そして、その配当金も確定申告すれば、また税金が一部戻ってくる…。

配当金が配当金を生み、戻ってきた税金が新たな投資元本になります!

まとめ:増やすだけじゃなく節税もバッチリできる投資家になろう!

最後に、今日の内容を振り返ってみましょう。

  • 配当金にかかる税金(約20%)は、「配当控除」を使えば取り戻せる可能性がある!
  • これは「税金の二重取り」を防ぐための、国が認めた正当な権利!
  • 対象は「日本株」の配当金で、「課税所1000万円以下」の人が超有利!
  • スマホとマイナンバーカードがあれば、確定申告は家でカンタンにできる!
  • 戻ってきたお金を再投資すれば、「複利の力」で資産は爆発的に増えていく!

確定申告は、面倒な義務なんかじゃありません。

私たち高配当株投資家にとっては、資産を増やすためのボーナスイベントなんです!

確定申告は今からでも過去5年分さかのぼって申請できるので、「やっておけばよかった…」と感じている人はぜひやっておきましょう!

この記事を書いた人
ぐー

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。
手取り15万円でも年100万円以上節約しています。
コツコツ投資して、今は年間配当金25万円以上になりました!

株歴15年以上&FX歴5年以上です。
新NISAとiDeCoをフル活用してます。

よろしくお願いします!

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