こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
突然ですが、こんな不安を抱えていませんか?
- 「もし、明日大きな病気やケガをしたら…医療費って、いくらかかるんだろう?」
- 「将来、親の介護が必要になったら?自分の医療費とダブルでかかってきたらどうしよう…」
- 「貯金だけじゃ、インフレで目減りしちゃうって聞くし、どうやって備えればいいのか分からない…」
特に「お金」と「健康」の問題は、いつも頭を悩ませますよね。
この記事では、「もしも」の時に、「お金がないから治療を諦める」なんて選択をしなくて済むように、具体的な打ち手をお伝えします。
お金の不安から解放され、病気やケガを過度に恐れることなく、心から「今」を楽しめる未来を作っていきましょう。
なぜ「高配当株」が医療費の備えに最強なのか?
「もしもの備え」と聞くと、多くの人が「貯金」や「医療保険」を思い浮かべるかもしれません。もちろん、それらも非常に重要です。でも、それだけでは足りないかもしれない、と私は考えています。
ここで「高配当株」という選択肢が、なぜ最強なのかを比較しながら見ていきましょう。
備え方 | メリット | デメリット |
貯金 | ・いつでも引き出せる安心感・元本が減らない | ・ほとんど増えない ・インフレに弱く、お金の価値が目減りする |
医療保険 | ・少ない掛金で大きな保障を得られる | ・掛け捨てになることが多い ・保障範囲が限定的(対象外の治療もある) |
高配当株 | ・定期的にお金(配当金)がもらえる ・株価上昇で資産自体が増える可能性も ・インフレに強い ・NISAを使えば利益が非課税に! | ・元本割れのリスクがある ・配当金が減る(減配)リスクがある |
どうでしょうか?
貯金はインフレに弱く、今の100万円が10年後も同じ価値とは限りません。医療保険は安心ですが、使わなければお金は返ってこない「掛け捨て」が基本です。
一方で、高配当株は「お金を生み出す資産」です。
優良な企業の株を保有しているだけで、その企業が稼いだ利益の一部を「配当金」として、年に1〜2回(多いところでは4回も!)私たちの銀行口座に振り込んでくれるのです。
高配当株は、私たちが寝ていても、遊んでいても、働いていても、チャリン、チャリンとお金を生み続けてくれます。
さらに、その企業の業績が伸びれば、株価自体も上がり、資産全体を増やしてくれる可能性まであるのです。
この「自動でお金が入ってくる仕組み」こそが、医療費という突発的な出費に対する、最強の「お守り」になるんです。
【必読】初心者が幸せな配当生活を送るための「3つのコツ」
「よし、高配当株が良さそうなのは分かった!…でも、いざ自分でやるとなると、やっぱり怖いな」
そうですよね。 投資の世界では、いきなりアクセルを全開にするのではなく、まず安全運転のルールをしっかり覚えることが、長く生き残るためのコツです。
そのコツを3つ紹介します。
コツ1:一つのカゴに卵を盛るな!「分散投資」で心を安定させる
想像してみてください。あなたが持っている、たった一つの大切なカゴに、10個の金の卵をすべて入れたとします。もし、そのカゴを落としてしまったら…? 考えるだけでも恐ろしいですよね。すべての卵が割れてしまいます。
投資もこれと全く同じです。 「この会社は絶対に大丈夫だ!」と信じて、自分の全財産を一つの会社の株につぎ込んでしまう「集中投資」。これは初心者にとってはとても難しいので避けた方が良いでしょう。どんなに優良な企業でも、未来のことは誰にも分かりません。
では、どうすればいいのか? 答えはシンプル。「カゴを分ける」のです。これを投資の世界では「分散投資」と呼びます。
- 違う業界の株を組み合わせる:例えば、通信株(KDDIなど)、銀行株(三菱UFJなど)、食品株(JTなど)といったように、全く異なるビジネスをしている会社の株を少しずつ持つイメージです。一つの業界の景気が悪くなっても、他の業界が支えてくれます。
- 時間を分散する:毎月5,000円、10,000円と決めて、コツコツ同じ株を買い付けていくのも立派な時間の分散です。株価が高い時も安い時も買うことで、平均購入単価を安定させることができます。
まずは3〜5銘柄に分けて投資を始めてみましょう。それだけで、メンタルも驚くほど安定し、日々の株価の動きに一喜一憂することなく、どっしりと構えていられるようになりますよ。
コツ2:「高利回りの罠」を見抜こう!企業の”健康診断”をしよう
私が投資で何度も痛い目にあってきたからこそ、強くお伝えしたいのですが、 高すぎる利回りには、「罠」が潜んでいる可能性が高いのです。
なぜなら、株価が下がれば、計算上、配当利回りは上がります。つまり、極端な高配当は、「業績が悪化して、投資家から見放されて株価が暴落している」危険なサインかもしれないのです。
では、どうやってその罠を見抜くのか? 企業の「健康診断書」をチェックするのです。その診断書の中でも、配当に関する重要な項目が「配当性向」です。
- 配当性向:会社が稼いだ利益(純利益)のうち、何パーセントを配当金として株主に支払っているかを示す指標です。 配当性向は、企業が純利益の中からどれだけ配当金として株主に支払っているかを示す割合です。計算式は以下の通りです。
配当性向(%)=(配当金支払総額/純利益)×100
この数値が、もし100%を超えていたら、危険信号です。 それは、「稼いだお金以上に、お金をばらまいている」状態だからです。
自分の貯金を切り崩して無理やり配当金を出しているので、長続きするはずがありません。いずれ配当金が減らされる(減配)か、無くなる(無配)可能性が非常に高いのです。
優良な高配当株の目安は、配当性向が30%〜50%程度です。 これなら、会社に十分な体力を残しつつ、株主にもしっかり利益を還元してくれている「健康優良企業」だと判断できます。
利回りの数字だけに踊らされず、その裏にある企業の「健康状態」をしっかり見ましょう。
コツ3:【超重要】配当金を非課税にする「設定」を忘れずに!
さて、最後のコツです。 これは、もしかしたら今日お話しする中で、一番重要で、一番手取り額に直結する話かもしれません。
せっかく高配当株に投資するなら、国が用意してくれた「NISA(ニーサ)」という非課税制度を使わない手はありません。このNISA口座内で株を買えば、本来なら配当金にかかる約20%の税金が、なんとゼロになるのですから。
しかし、初心者が意外と知らない、落とし穴があります。 それは、ただNISA口座で株を買うだけでは、配当金が非課税にならないことがある、ということです。
非課税の恩恵を100%受けるためには、証券口座で配当金の受け取り方法を「株式数比例配分方式」に設定しておく必要があるのです。
難しい設定のように思うかもしれませんが、そんなことありません。 証券会社のサイトにログインして、口座管理のページから設定を変更するだけ、1分で終わる作業です。
多くの証券会社では、口座開設時に選択できるようになっていますが、もしあなたが「よく分からないから、とりあえず後で」と設定していたら、今すぐ確認してください。
この設定を忘れているだけで、 年間10万円の配当金をもらっても、約2万円が税金として引かれてしまうのです。 年間30万円なら、約6万円です。
あまりにも、もったいないですよね? せっかくリスクを取って勇気を出して始めた投資の利益を、たった一つの設定ミスで失うなんて。ぜひ確認しておいてください!
シミュレーション:未来はこう変わっていく!
言葉だけではイメージが湧きにくいかもしれませんね。
では、実際に毎月コツコツ投資を続けたら、将来どれくらいの配当金がもらえるようになるのか、一緒に見ていきましょう!
ここでは、現実的なラインとして配当利回り4.0%の株に投資し、もらった配当金はさらに投資に回す「配当金再投資」を行うと仮定します。税金のことは少し難しいので、ここでは一旦考えないことにしますね。(※実際には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を使えば非課税になります!)
フェーズ1:まずは「お守り」を手に入れる!(月5,000円積立)
- 1年後:
投資元本:6万円
年間配当金:約2,400円
→ 市販の風邪薬や鎮痛剤なら、配当金で買えちゃいますね。 - 5年後:
投資元本:30万円
年間配当金:約13,000円
→ ちょっとした通院の診察代くらいはカバーできます。 - 10年後:
投資元本:60万円
年間配当金:約29,000円
→ 健康診断のオプション検査を追加したり、人間ドックの費用の一部に充てたりできます。
フェーズ2:医療費の「自己負担」が怖くなくなる!(月15,000円積立)
少しペースアップして、月15,000円を積み立てたらどうでしょう?
- 5年後:
投資元本:90万円
年間配当金:約39,000円
→ 月あたり約3,250円。急な発熱での通院も怖くありません。 - 10年後:
投資元本:180万円
年間配当金:約88,000円
→ 月あたり約7,300円。日本の「高額療養費制度」を使えば、一般的な収入の方の医療費の自己負担上限額は月8万円程度です。この配当金があれば、万が一入院しても、自己負担額をかなり軽減できます。大きな安心感ですよね! - 20年後:
投資元本:360万円
年間配当金:約238,000円
→ 月あたり約19,800円。ここまで来ると、医療費だけでなく、健康維持のためのジム代やサプリメント代まで、配当金でまかなえるレベルです。
フェーズ3:医療費の不安から「完全に解放」される!(月30,000円積立)
さらに投資額を増やして取り組めば、こんな未来も見えてきます。
- 10年後:
投資元本:360万円
年間配当金:約176,000円
→ 月あたり約14,600円。もうお金の心配なく、いつでも病院に行けます。 - 20年後:
投資元本:720万円
年間配当金:約476,000円
→ 月あたり約39,600円。一般的な医療費はほぼカバー。差額ベッド代や先進医療など、保険適用外の治療を選択する際の大きな助けになります。 - 30年後:
投資元本:1,080万円
年間配当金:約1,030,000円
→ 月あたり約85,000円。医療費の心配なく配当金だけで、悠々自適なセカンドライフを送ることさえ視野に入ってきます。
どうでしょうか?
最初は月数千円の小さな一歩が、10年、20年という時間をかけることで、人生を変えるほどのインパクトになるんです。
時間を味方につけられる20代・30代の人にとっては最大の武器ですね。
まとめ
老後は経済不安だけじゃなく、健康面も不安です。
今回は医療費がテーマでしたが、老後と言えば、親や自分の介護など不安がつきませんよね。
でも高配当株投資で自分でその資金を賄う準備をしておけば、不安は着実に減っていくことが今回の記事でお分かりいただけたと思います。
最初は小さな行動でも、10年後、20年後には、自分や家族を救う、とてつもなく大きな力になる可能性があります。
一緒にがんばりましょう!
コメント