「高収益性」だけでは危険!他に確認すべき指標とは?【初心者向け】

投資知識
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

高配当株投資に興味を持ち始めても、

「高配当株って、配当がたくさんもらえるんでしょ?なんか良さそう!」
「どの株を買えばいいか分からないけど、とりあえず配当がいっぱいもらえる株を買っておけばOKでしょ?」

と思ったことはありませんか?

結論から言うと、高配当株投資において、高収益性「だけ」を見て投資判断をするのは非常に危険です!

なぜなら、高収益性の高さ「だけ」で投資判断をしてしまうと、将来的に減配や無配に陥る可能性が高い企業や、業績が悪化する可能性が高い企業に投資してしまうリスクがあるからです。

今回の記事では、高配当株投資で高収益性「以外」に確認すべき重要な指標を紹介します。

ぜひ最後まで読んで、投資に役立ててくださいね!

こんな人におすすめ

  • 高配当株投資を始めたけど、どんな指標を見れば良いか分からない人
  • 高配当株投資で失敗したくない人
  • 高配当株投資で、将来的に安定したキャッシュフローを得たい人

この記事を読むと…

  • 高配当株投資における重要な指標を理解できるようになる
  • 高収益性「だけ」に捉われて投資判断をしてしまうリスクを回避する方法がわかる

高配当株投資とは?

高配当株投資とは、高い配当金を出す企業の株式に投資し、配当金によるインカムゲインを主な目的とする投資手法です。

高配当株投資のメリットは、以下の通りです。

  • 安定したキャッシュフローが得られる
  • 株価下落時のクッションになる
  • 長期投資に向いている

一方で、高配当株投資にはデメリットも存在します。

  • 株価の値上がり益(キャピタルゲイン)が期待しにくい
  • 減配や無配のリスクがある

高配当株投資は、株式投資における有効な戦略の1つですが、リスクとリターンを十分に理解した上で行うことが重要です。

高配当株投資における重要な指標

高配当株投資において、高収益性「以外」に確認すべき重要な指標は、以下の通りです。

  1. 配当性向
  2. キャッシュフロー
  3. 業績の安定性
  4. 企業の成長性
  5. 自己資本比率

これらの指標を総合的に分析することで、より安全性の高い高配当株投資を行うことができます。

それでは、これらの指標について、分かりやすく解説していきます。

1.配当性向

配当性向とは、企業が利益のうちどれくらいを配当金として株主に支払っているかを示す指標です。

配当性向(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株当たりの当期純利益×100

一般的に、配当性向が低い企業は、将来的な増配の余地が大きいと考えられます。

目安としては、配当性向が50%以下の企業が望ましいでしょう。

例えば、A社の1株当たりの年間配当金額が50円、1株当たりの当期純利益が200円の場合、配当性向は25%となります。

この場合、A社はまだ利益の25%しか配当金として支払っていないため、業績が安定してこれば、増配が期待できます。

逆に、配当性向が100%を超えている企業は、利益以上の配当金を支払っていることになり、減配や無配のリスクが高いと考えられます。

配当性向は、企業の配当政策や業績によって大きく変動するため、過去の推移も確認するようにしましょう。

2.キャッシュフロー

キャッシュフローとは、企業のお金の流れを示す指標です。

キャッシュフローには、営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、財務活動によるキャッシュフローの3種類があります

高配当株投資においては、営業活動によるキャッシュフローがプラスであることが重要です。

営業活動によるキャッシュフローがプラスであれば、企業は本業でしっかりと稼げており、配当金を支払う原資も確保できていると考えられます。

逆に、営業活動によるキャッシュフローがマイナスの企業は、本業で稼げておらず、借金や資産の売却によって配当金を支払っている可能性があります。

このような企業は、将来的に減配や無配に陥るリスクが高いと考えられます。

キャッシュフローは、企業のWebサイトや証券会社のツールで確認できます。

3.業績の安定性

業績の安定性も、高配当株投資において重要な指標の1つです。

業績が安定している企業は、景気変動に強く、安定した配当金を支払うことができると考えられます。

業績の安定性を確認するためには、過去の売上高や利益の推移、業界内での競争力などを分析する必要があります。

また、企業のWebサイトや証券会社のツールで確認できる、ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も参考にすると良いでしょう。

ROEやROAが高い企業は、効率的に利益を上げていると考えられます。

4.企業の成長性

企業の成長性も、高配当株投資において重要な指標の1つです。

成長性の高い企業は、将来的な増配や株価の値上がりも期待できます

企業の成長性を確認するためには、新規事業の展開、海外展開、技術力などを分析する必要があります。

また、企業のWebサイトや証券会社のツールで確認できる、売上高成長率や利益成長率も参考にすると良いでしょう。

5.自己資本比率

自己資本比率とは、企業の総資本のうち自己資本が占める割合を示す指標です。

自己資本比率(%)=自己資本÷総資本×100

自己資本比率が高い企業は、借金が少なく、経営が安定していると考えられます。

一般的に、自己資本比率が40%以上の企業が望ましいでしょう。

自己資本比率が低い企業は、借金が多く、経営が不安定な可能性があります。

自己資本比率が低い企業は、景気悪化などの影響を受けやすく、減配や無配のリスクが高いと考えられます。

まとめ

今回の記事では、高配当株投資において、高収益性「以外」に確認すべき重要な指標を紹介しました。

これらの指標も合わせて総合的に分析することで、より安全性の高い高配当株投資を行うことができます。

高配当株投資は、長期的な視点で資産を増やすための有効な手段です。

しかし、リスクも伴うため、しっかりと情報収集を行い、慎重に投資判断を行うようにしましょう!

この記事を書いた人
ぐー

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。
手取り15万円でも年100万円以上節約しています。
コツコツ投資して、今は年間配当金25万円以上になりました!

株歴15年以上&FX歴5年以上です。
新NISAとiDeCoをフル活用してます。

よろしくお願いします!

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