増配も自社株買いもどちらも投資家にとってプラスです。
けれど高配当株投資では、増配の方がどちらかと言えばお得と言えそうです。
今回はその理由を説明していきます。
増配とは?
増配は、受け取れる配当金の額が増えることです。
たとえば1,000株保有している銘柄が10円増配したら、受け取れる配当が1万円もアップします。
ひとつの銘柄の増配は小さくても、複数の保有銘柄が増配すれば受け取れる配当は大きく増えます。
兼松エレクトロニクス(8096)めずらしく3%も動いてるのでチェックしたら、5円増配したんですね!✨
— ぐー@節約&高配当株 (@guakw_fx) April 30, 2021
すばらしい😄
保有銘柄、続々増配発表してくれてる🌸
— ぐー@節約&高配当株 (@guakw_fx) May 17, 2021
自社株買いとは?
自社株買いは自社の株を買い、株数を減らすことで、1株の価値を上げることです。
たとえば1株あたりの利益などが良くなります。
日本では100株単位で投資することが多いですが、もし保有している銘柄で自社株買いが行われた場合、自動的にその100株の価値が上がることになります。
1株の価値が上がると何が良いの?
株価が上がります!
増配は長期的にお得
増配のメリットはなんと言っても配当金アップです。
高配当投資家にとって配当利回りが上がるのは、とってもうれしいイベントですよね!
しかも増配が行われるというのは、単に配当金が増えるというだけではありません。
増配をする理由は、売上や収益性など企業としての力そのものがアップしたからです。
よって自動的に、ポートフォリオもより盤石なものになります。
つまり株主にとって増配は、より良い利回りが長期的にもらえる可能性が上がることになります。
自社株買いは短期的にお得
一方の自社株買いは株価が上がります。
配当そのものには関係ないため、自社株買いで株価が上がったタイミングで利益確定をするかどうかがポイントになります。
高配当投資で「売らない」スタンスの方にとって自社株買いは、直接的なメリットは特にありません。
しかし、含み益が大きくなってきたら高配当投資でも「売る」スタンスの方にとっては、利益確定のチャンスです。
その利益で次の銘柄を仕込むのはとても楽しいですよね♪
まとめ
増配も自社株買いもどちらも投資家にとってプラスです。
しかし、投資スタンスによってそれぞれ影響が異なります。
これまで見てきたように増配は長期的に、自社株買いは短期的にお得と言えます。
けれど高配当投資では、長期投資が前提のため、増配の方がどちらかと言えばお得と言えるでしょう。
私個人は高配当株投資メインでも「10~20年分の配当で利確検討」というスタンスでいます。
こうすることで増配と自社株買いの両方の恩恵を受けられるからです。
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