こんにちは!ぐーです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!
「高配当だから安心!」と思って投資したのに、突然の減配…。
せっかくの配当利回りが台無しになり、資産形成の計画も狂ってしまう――そんな経験、ありませんか?
高配当株投資における最大級のリスクは「配当が続かないこと」。
実は、減配しやすい企業には共通する特徴があります。
この記事では、「減配リスクが高い企業の5つの特徴」をわかりやすく解説してみようと思います!
「この企業、ちょっと危ないかも?」と事前に察知できれば、より安定した高配当株投資が可能になりますよね。
それでは、さっそく見ていきましょう!
減配リスクが高い企業の特徴5選
① 配当性向が高すぎる(80%以上)
配当性向とは、「企業の利益のうち何%を配当に回しているか」を示す指標です。
例えば、「配当性向80%」なら、利益の80%を投資家に還元している状態。
一見、株主に優しい企業に思えますが、利益が少し減っただけで配当が維持できなくなるリスクがあります。
📌 ポイント
✔ 配当性向は50〜60%が理想。80%以上は危険信号!
✔ 100%を超えている企業は要注意!(利益より配当が多い状態)
② 業績が不安定(売上・利益が変動しやすい)
企業の業績が安定していないと、利益が減ったときに配当を維持できません。
特に以下の業界は景気の影響を受けやすく、注意が必要です。
🚨 要注意業界
- 景気敏感株(鉄鋼・自動車・半導体)
- 資源関連(石油・金属)
- 旅行・レジャー(コロナで大打撃)
💡 対策
✔ 過去10年の業績をチェック!「毎年黒字&安定成長」が理想。
③ 借金が多い(自己資本比率が低い)
借金が多い企業は、金利負担が大きく、業績が悪化した際に配当を維持できなくなります。
📌 チェックポイント
✔ 自己資本比率40%以下 → 財務が不安定な可能性あり。
✔ 有利子負債倍率(借金 ÷ 自己資本)1.0以上 → 要警戒。
④ キャッシュフローが悪い(お金の流れが悪い)
企業が配当を出すには、「利益」だけでなく「現金」が必要です。
会計上の利益が出ていても、現金が足りなければ減配の恐れがあります。
💡 チェックポイント
✔ 営業キャッシュフロー(本業で稼いだお金)が毎年プラスか?
✔ フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)が黒字か?
⑤ 過去に減配したことがある
傾向として、過去に減配した企業は、また減配する可能性が高いです。
📉 例えばこうした企業は要注意!
2008年のリーマンショックで減配 → 2020年のコロナでも減配。
過去10年で3回減配 → その後も業績不安定。
💡 対策
✔ 投資する前に、過去の減配歴をチェック!一度減配した企業は慎重に検討しよう。
減配リスクを避けるための3つの対策
「じゃあ、どんな企業なら安心して投資できるの?」
と思われたかもしれません。
次に減配リスクを下げるための3つの対策を紹介します!
① 連続増配企業を狙う
「連続増配企業」とは、毎年配当を増やし続けている企業のことです。
こうした企業は配当を重視する経営方針のため、減配リスクが低めです。
✅ チェックポイント
✔ 10年以上の連続増配 → 安定感抜群!
✔ 配当性向50%以下 → 無理なく配当を出せる。
② 業績が安定している企業を選ぶ
安定して利益を出せる企業なら、景気が悪くなっても配当を維持しやすいです。
🔍 具体的な指標
✔ 売上・利益が10年間右肩上がり
✔ 自己資本比率50%以上(財務健全)
③ 分散投資でリスクヘッジ
「この企業は大丈夫!」とどれだけ確信したとしても、絶対はありません。(私自身それでどれだけ失敗してきたことか…)
リスクを減らすために、複数の銘柄に分散投資しましょう!
📌 おすすめの分散方法
✔ 業種を分ける(食品・通信・エネルギーなど)
✔ 国を分ける(日本株・米国株など)
✔ 時期を分けて購入(一括投資を避ける)
まとめ
「高配当=安心」ではありません。
配当を守るためには、企業の財務状況や業績をしっかりチェックすることが大切です。
では、最後にこの記事の内容のまとめを読んで、振り返っおきましょう。
✅ 減配リスクが高い企業の特徴
✔ 配当性向80%以上
✔ 業績が不安定
✔ 借金が多い
✔ キャッシュフローが悪い
✔ 過去に減配歴あり
✅ 減配を避ける対策
✔ 連続増配企業を狙う
✔ 業績が安定している企業を選ぶ
✔ 分散投資でリスクを抑える
減配リスクをしっかり見極めて、「安心して配当を受け取れる投資家」になれるよう、一緒にがんばりましょう!
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