こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
- 「Excelでの毎日繰り返す面倒な作業、どうにかワンクリックで終わらせたい…」
- 「VBAは難しそうだけど、自分専用の便利な機能をExcelに追加したい…」
もし、あなたが日々のルーティン作業にうんざりしていて、自分のExcel環境をもっと使いやすくカスタマイズしたいと考えているなら、この記事は参考になると思います。
Excelの画面に『専用ボタン』を追加し、クリック一つでVBAコードを実行できるようにする方法を解説します!
🔧 誰でもできる!専用ボタンをリボンに追加する手順
今回ご紹介するのは、Excelの「リボン」(ファイル、ホーム、挿入などが並んでいる上部のメニュー)に、あなたのVBAマクロを実行するカスタムボタンを追加する方法です。
1. 開発タブを表示する
まず、VBAを扱うために必要な「開発」タブを表示させます。
- 「ファイル」タブをクリック。
- 一番下の「オプション」をクリック。
- 「リボンのユーザー設定」を選択。
- 右側の「メインタブ」一覧から「開発」にチェックを入れて「OK」。
2. カスタムグループとボタンの作成
リボンに新しく「自分専用」のグループとボタンを作ります。
- 再度「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」へ。
- 右側の「メインタブ」の「ホーム」などの下にある「新しいグループ」をクリックして追加します。名前を「私の便利機能」などに変更しましょう。
- 左側の「コマンドの選択」で「マクロ」を選びます。
- 実行したいマクロ(まだ作っていなくてもOK)を選択し、「追加」ボタンで「私の便利機能」グループの中に入れます。
- 追加したマクロを選択し、「名前の変更」でボタンのアイコンや表示名(例:「全クリア実行!」)を設定します。
- 「OK」を押して完了です。
✍️ コピペでOK!ボタンで実行させるVBAコード例
ボタンを作っただけでは動かないので、次は簡単なコードを準備しましょう。
今回は下のサンプルを使ってみましょう。このコードをVBAのエディタに貼り付けて、マクロ名を覚えておけばOKです。
' マクロ名:MyFirstButton
Sub MyFirstButton()
' A1セルにメッセージを入力する
Range("A1").Value = "専用ボタンでの処理が完了しました!"
' 処理完了をユーザーに通知(おまけ)
MsgBox "作業完了です!お疲れ様でした。", vbInformation
End Sub
【設定の連携】
先ほどリボンのユーザー設定で追加したボタン(マクロ)の名前と、上記のSub MyFirstButton()のMyFirstButtonを一致させておけば、ボタンを押すだけでこのコードが実行されます。
そして、お試しが終わったら本番です。自分が使いたいマクロに差替えればOKです!
🚀 まとめ:Excelを「相棒」に!
今回紹介したリボンに専用ボタンを追加したりして、あなたのExcelを「あなた専用の相棒」へと進化させていくことができます。
憂鬱になりがちな日々のルーティンワークも、ワンクリックで完了できる達成感と、時短できた時間で得られる心の余裕は、私たちの仕事に対するモチベーションを確実にポジティブなものに変えてくれますよね。
ぜひ試してみてください!
VBAを独学で学び、業務自動化に5年以上携わってきた私が、「本当に実務で役立った!」と感じた2冊を厳選して紹介します。 もう本選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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