【知らないと損?】私たちの生活を陰で支える「BtoBのガリバー企業」5選!地味だけど超安定な「増配株」

【未来への種まき】増配株で長期成長
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こんにちは!ぐーです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

  • 「投資を始めたいけど、どの会社に投資すればいいんだろう?」
  • 「やっぱり、CMでよく見る有名な会社の株を買うのが安心かな?」

投資を始めたばかりの頃って、こんな風に悩みますよね。私もそうでした。例えば、トヨタ、ソニー、任天堂…。誰もが知る大企業の株は、情報も多く、なんとなく安心感がありますよね。

でも、実は、私たちが普段の生活で名前を聞くことはほとんどないけれど、特定の業界では敵なしの「ガリバー企業」が日本にはたくさん存在します。

そして、そういった「地味だけど凄い会社」も、私たちの資産をコツコツと、でも着実に増やしてくれる可能性を秘めています。

今回の記事では、投資初心者の方や、これから資産形成を頑張りたい20代・30代の方に向けて、

  • なぜ「BtoB企業」が投資対象として魅力的なのか?
  • 一般には知られていない「日本のBtoBガリバー企業」の具体例
  • どうやってそんなお宝企業を見つければいいのか?

といった内容を、私の経験も交えながら分かりやすく解説します。この記事を読み終える頃には、あなたの「投資先の探し方」が、ガラッと変わるかもしれません。

それでは行きましょう!

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そもそも「BtoB企業」って何?なぜ狙い目なの?

「BtoB」という言葉、聞いたことはありますか?これは「Business to Business」の略で、私たち消費者に直接商品を売るのではなく、会社に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルのことです。

例えば、あなたが今使っているスマートフォンの、中に入っている小さな電子部品を作っている会社。あるいは、よく行くコンビニのレジシステムや、レストランの業務用冷蔵庫を作っている会社などがBtoB企業にあたります。

一見地味に見えるBtoB企業ですが、投資対象として見ると、こんなに魅力的な特徴があるんです。

  • 景気に左右されにくい安定した収益
    顧客が個人ではなく企業であるため、個人の消費動向の波を受けにくいのが特徴です。一度契約すると、長期間にわたって取引が続くことが多く、売上が安定しています。
  • ライバルが少ない「独自の市場」を持っている
    BtoB企業の製品は、非常に専門的な技術やノウハウが必要なものが多く、新規参入が難しい「参入障壁」が高い業界です。そのため、特定の分野で圧倒的なシェアを握り、価格競争に巻き込まれにくいのです。
  • 株主への還元意欲が高い(増配傾向)
    安定した収益基盤があるため、稼いだ利益を株主(私たち投資家)に配当金として還元してくれる企業が多くあります。特に、毎年配当金を増やし続ける「連続増配」を行う企業は、長期投資の心強い味方です。

派手さはないけれど、縁の下の力持ちとして社会を支え、安定的に利益を出し、株主にもしっかり還元してくれる。これがBtoB企業の大きな魅力と言えます。

【具体例】日本の知られざるBtoBガリバー企業たち

では、具体的にどんな企業があるのでしょうか?ここでは、それぞれの業界で圧倒的な強さを誇る「ガリバー企業」をいくつかご紹介します。

※文中の数値や情報は、本記事執筆時点(2025年11月)のものです。

1. SMC(6273):工場の自動化を支える、空気圧制御機器の世界トップメーカー

私たちが工場の自動化(FA)と聞くと難しいイメージですが、SMCはそこで使われる「空気圧制御機器」で世界シェア30%以上を誇るトップ企業です。

あらゆる工場の生産ラインを動かすために、SMCの製品は欠かせません。

  • 何が凄いの?
    世界中の工場が取引先。特定の業界に依存しないため、業績が非常に安定しています。15年以上減配(配当を減らすこと)をしていません。株主への還元姿勢が非常に強い企業です。
  • 私たちとの関わりは?
    自動車、半導体、食品など、あらゆる製品の製造過程でSMCの技術が使われています。

2. ホシザキ(6465):飲食店の「心臓部」を握る厨房機器の巨人

カフェやレストランに入った時、厨房にある業務用の製氷機や冷蔵庫を思い出してみてください。その多くに「HOSHIZAKI」のロゴが入っているはずです。ホシザキは、業務用製氷機で国内シェア約60%を誇る圧倒的トップ企業です。

  • 何が凄いの?
    飲食店にとって厨房機器は必須インフラ。一度導入すれば長く使われ、メンテナンス需要も安定的に見込めます。10期以上の「連続増配」を記録しており、長期投資家からの人気も高い銘柄です。
  • 私たちとの関わりは?
    私たちがおいしい外食を楽しめるのも、ホシザキの高品質な厨房機器がお店を支えているからです。

3. オービック(4684):企業の経営を支える「縁の下の力持ち」

オービックは、企業の会計や人事を管理する「ERPソフト」というシステムを開発・販売している会社です。特に中堅・中小企業向けに強く、その導入実績は圧倒的です。

  • 何が凄いの?
    一度導入すると、他のシステムに乗り換えるのが非常に大変なため、顧客が離れにくい(解約率が極端に低い)ビジネスモデルです。営業利益率が60%を超えることも珍しくない、驚異的な収益性を誇ります。ちなみに原価率は約20%です。凄まじいですよね。
  • 私たちとの関わりは?
    私たちが働く会社の給与計算や経費精算システムが、実はオービック製かもしれません。

4. 信越化学工業(4063):半導体から生活用品まで支える素材メーカー

「素材メーカー」と聞くと少し難しいですが、信越化学工業は半導体の基板となる「シリコンウエハ」で世界シェア1位、そして水道管などに使われる「塩化ビニル樹脂」でも世界1位を誇る、素材業界の巨人です。

  • 何が凄いの?
    高い技術力が参入障壁となり、世界中にライバルがほとんどいません。これまで紹介した企業同様、長期にわたり増配し続け、安定した株主還元を続けています。
  • 私たちとの関わりは?
    スマホやパソコン、自動車といったハイテク製品から、私たちの生活インフラまで、信越化学の素材なくしては成り立ちません。

5. 株式会社リログループ(8876):企業の「あったらいいな」を支える

企業の福利厚生サービス「福利厚生倶楽部」を運営しているのがリログループです。企業の代わりに、従業員の住宅や余暇活動をサポートするサービスを提供しています。

  • 何が凄いの?
    会員制のストック型ビジネスのため、毎月安定した収益が見込めます。一時期減配したものの、トータルで見ると20年以上にわたり増配を続けてきており、株主還元への意識が非常に高い企業です。
  • 私たちとの関わりは?
    あなたの会社の福利厚生が「リロクラブ」かもしれません。企業の働き方改革が進む中で、ますます需要が高まる分野です。

ちなみに株主優待があり、ホテルやレジャー施設、飲食店などが割引になります。

どうやって「お宝BtoB企業」を見つけるの?

「面白いのは分かったけど、どうやって探せばいいの?」

投資初心者でもできる探し方のヒントを3つお伝えします。

  1. 証券会社の「スクリーニング機能」を使ってみる
    ネット証券の口座を開設すると、銘柄を条件で絞り込める「スクリーニング」という機能が使えます。ここで、「連続増配年数:10年以上」、「自己資本比率:50%以上」(会社の財務の健全さを示す指標。高いほど安定しています)、「ROE(自己資本利益率):10%以上」(会社がどれだけ効率良く利益を生み出しているかを示す指標。高いほど優良です)といった条件で検索してみましょう。きっと、あなたの知らない優良企業がたくさん見つかりますよ。
  2. 『会社四季報』や『業界地図』を手に取ってみる
    新卒の就活でお世話になるだけでなく、投資においてもこれらの本は、宝の山です。個人的に一番のおすすめです。特に『業界地図』は、各業界のシェアや力関係が図解で分かりやすくまとまっているので、「この業界のトップ企業はこんな会社だったのか!」という発見がたくさんあります。
  3. 自分の身の回りからヒントを探す
    例えば、自分が仕事で使っている専門的な機械やソフトウェア、出張で利用するサービスなどを調べてみると、その提供元が実は凄い技術力を持つ上場企業だった、なんてこともあります。

まとめ:地味に見える会社こそ、未来の私たちを支えてくれる

今回は、一般にはあまり知られていない「BtoBのガリバー企業」への投資の魅力についてお話ししました。

有名企業の株は、人気があって値動きも派手かもしれませんが、その分、ちょっとしたニュースで株価が大きく変動することもあります。

一方で、今回ご紹介したようなBtoB企業は、社会のインフラとしてなくてはならない存在であり、安定した収益を上げています。

そして、その利益を「連続増配」という形で、長期間にわたって株主に還元してくれる傾向があります。

しかも、一般的にはなかなか認知されておらず私たち個人投資家が狙えるチャンスが比較的多いです。これは、将来のためにコツコツと資産を育てていきたい20代・30代にとって、非常に心強いパートナーとなるはずです。

もちろん、投資に絶対はありません。BtoB企業でも、業界全体の動向によっては業績が傾くリスクはあります。でも、まずは「世の中にはこんなに凄い会社が隠れているんだ」ということを知るだけでも、投資の世界は大きく広がるはずです。

ぜひ、証券会社のスクリーニング機能や業界地図を片手に、自分だけの「お宝BtoB企業」を探してみましょう!

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「でもやっぱり投資って難しそう…」と一歩踏み出せずにいませんか?

最初の一歩は、難しい本より、まずはマンガで楽しく学ぶのが私のおすすめです。

この記事を書いた人
ぐー

手取り15万円の会社員でも、年間100万円以上の節約・資産管理・スキルアップで新NISAで年間360万円投資し、iDeCoもフル活用しています。日商簿記3級持っています。

このブログでは、私が実践してきた節約術やリアルな資産運用、稼ぐ力を高めるITスキルについて発信しています。

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。現在は年間配当金25万円以上達成!

ゲーム・漫画・アニメなどが好きです。
一緒に資産形成をがんばりましょう!
よろしくお願いします!

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