こんにちは!ぐーです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます!
突然ですが、こんな風に思っていませんか?
「将来のために資産運用を始めたいけど、投資ってなんだか怖い…」
「株を買ってみたいけど、いつ買えばいいのか全く分からない…」
「せっかく買った株が値下がりして、損しちゃうのが怖い…」
「周りのキラキラした投資家さんを見てると、自分には無理だって思っちゃう…」
もし一つでも当てはまるなら、この記事を読んでみてほしいです!
この記事はこんな人におすすめ
- 投資の「買い時」と「売り時」が分からず悩んでいる人
- 「損するのが怖い」という、投資に対してネガティブな考えになってしまっている人
- 「自分には投資は難しい」と自信を持てない人
この記事では、投資の「買い時」や「売り時」を紹介します。
「よし、あの基準で考えてみよう!」「このタイミングなら、ちょっと買ってみるのもありかも!」と、自信を持って一歩を踏み出せるようになっていただければうれしいです。
そして、高配当株から入ってくる配当金が生活を少しずつ豊かにしてくれる。そんな「お金のなる木」を育てる楽しみを知り、将来に対する漠然とした不安が少しずつ希望に変わっていくはずです。
では、一緒に高配当株投資の世界を覗いてみましょう!
高配当株投資って、そもそも何が魅力なの?(超基本から!)
高配当株投資とは、会社が稼いだ利益の一部を、株主に「配当金」としてたくさん分けてくれる株に投資することです。
イメージとしては、マンションを買って家賃収入を得るのに似ています。株を持っているだけで、定期的にお金が入ってくる。これが高配当株投資の一番の魅力です!
特に投資初心者さんに、高配当株投資はすごくおすすめです。
なぜなら、株価が上がったり下がったりするのを毎日気にする必要がないからです。
もちろん株価も大事ですが、高配当株投資のメインは、定期的に入ってくる配当金です。
株価が多少下がっても、配当金が出続けている限りは、資産が減るという感覚になりにくいんですね。
インカムゲイン(配当金収入)を積み重ねることで、着実に資産を増やしていくことができる。これが高配当株投資の大きな強みです。
もちろん、投資にはリスクもあります。会社が儲からなくなれば、配当金が減ったり(減配)、最悪の場合は配当金が出なくなったり(無配)することもあります。
また、株価が大きく下がって、買った値段より安くなってしまう(元本割れ)リスクもゼロではありません。
でも、正しい知識を持って、リスクを理解した上で投資をすれば、これらのリスクを抑えることができます。この記事では、そのためのコツもお伝えしていきますね!
投資初心者が一番悩む!「買い時」っていつなの?
「高配当株投資を始めたいけど、いつ買えばいいの?」という、多くの投資初心者さんが抱える疑問から答えていきます。
結論から言うと、「完璧な買い時」なんて、誰にも分かりません!
残念ながら誰にも分かりません(大事なことなのでもう一度)。
未来の株価を正確に予測できる人はいないからです。もしそんな人がいたら、とっくに世界一のお金持ちになっていますよね。
でも、未来が分からないからと言って、いつまでも買わなければ始まりません。
「完璧な買い時」は分からなくても、「比較的良いタイミング」や「買うのを検討しても良いタイミング」を判断するための考え方はあります。
「買い時」を考えるためのコツ①:市場全体の状況を見る
まずは、株式市場全体がどんな状況にあるかを見てみましょう。
- 市場全体が大きく値下がりしている時(暴落・調整局面)
これは、多くの株が安くなっているチャンスかもしれません!バーゲンセールみたいなイメージですね。
色々な原因で株価は下がりますが、会社の業績とは関係なく、市場全体の雰囲気で下がっている優良株もたくさんあります。
例えば、リーマンショックやコロナショックのような大きな出来事があった時、多くの株価は大きく下がりました。現在の株価が高いことからもこういう時は、長期的に見れば「買い時」だったと言えることが多いです。
ただし、暴落時にはさらに下がる可能性もあるので、一度に全財産を投入するのではなく、少しずつ買い増していくのがおすすめです。 - 市場全体が過熱している時
逆に、市場全体がものすごく盛り上がっていて、どの株もどんどん値上がりしているような時は、少し注意が必要です。みんなが「買え買え!」ってなっている時は、株価が実力以上に高くなっている可能性があります。
こういう時に焦って買ってしまうと、その後株価が下がってしまい、高値掴みになってしまうリスクがあります。
市場全体の状況を見るには、日経平均株価やTOPIXといった株価指数をチェックするのが一般的です。ニュースや経済番組でもよく取り上げられているので、ぜひ見てみてください。
「買い時」を考えるためのコツ②:個別株の状況を見る
次に、あなたが「いいな」と思っている個別株に注目してみましょう。
- 株価が一時的に下がっている時
会社の業績は良いのに、何かの拍子に株価が一時的に下がることがあります。
例えば、市場全体の地合いが悪かったり、その会社にとって少しネガティブなニュースが出たりした場合などです。
でも、そのネガティブなニュースが、会社の長期的な成長に影響しないような一時的なものだった場合、株価が下がっている今は「買い時」かもしれません。
大事なのは、なぜ株価が下がっているのか? を自分で調べてみることです。会社のニュースリリースや決算情報などをチェックしてみましょう。 - 会社の業績や配当方針をチェックする
高配当株投資において最も重要なのは、その会社が将来にわたって安定的に配当金を出し続けてくれるかどうかです。
会社の業績が安定しているか、利益をしっかり出しているか、そして株主への配当を重視する方針なのか、などを確認しましょう。過去の配当実績を見るのも参考になります。減配や無配の歴史がないか、増配(配当金を増やすこと)を続けているか、などもチェックポイントです。
「買い時」を判断するための具体的な指標
個別株の状況を判断する上で、いくつか役立つ指標があります。なるべくシンプルに説明しますね!
- 配当利回り
これは、「株価に対して、年間どれくらいの配当金がもらえるか?」 を示す割合です。
計算式は 「1株あたりの年間配当金 ÷ 株価 × 100 (%)」 です。
例えば、株価が1000円で、年間50円の配当金が出る株なら、配当利回りは (50 ÷ 1000) × 100 = 5% です。
高配当株投資では、この配当利回りが高い銘柄を探します。一般的に3%や4%を超えると「高配当」と言われることが多いですが、これはあくまで目安です。業種や会社の状況によって適正な配当利回りは異なります。
株価が下がると、配当利回りは上がります。つまり、同じ配当金を出している会社でも、株価が安い時に買えば、より高い利回りで投資できるということです。だから、株価が下がった時が「買い時」になることがあるんですね。 - PER(株価収益率)
これは、「株価が、その会社の利益に対して割安か割高か?」 を判断する指標です。
計算式は 「株価 ÷ 1株あたりの純利益」 です。
例えば、株価が1000円で、1株あたりの純利益が100円なら、PERは 1000 ÷ 100 = 10倍 です。
PERが低いほど、株価は利益に対して割安だと考えられます。つまり、「買い時」の候補になる可能性があります。ただし、PERが低いからといって必ずしも良い株とは限りません。なぜPERが低いのか?(何か問題を抱えているのか?)を考えることも重要です。 - PBR(株価純資産倍率)
これは、「株価が、その会社の純資産(会社の価値)に対して割安か割高か?」 を判断する指標です。
計算式は 「株価 ÷ 1株あたりの純資産」です。
例えば、株価が1000円で、1株あたりの純資産が800円なら、PBRは 1000 ÷ 800 = 1.25倍 です。
PBRが1倍を下回っている場合、理論上は会社の純資産よりも株価が安いということになります。これは非常に割安な状態だと考えられますが、なぜ1倍を下回っているのか?(何か問題を抱えているのか?)をしっかり調べる必要があります。
これらの指標は、あくまで投資判断の一つの材料です。これらの数値だけを見て「買いだ!」「売りだ!」と決めるのではなく、会社の業績や将来性、配当方針など、様々な情報を総合的に判断することが大切です。
「買い時」は分散投資でリスクを抑える!
「いつ買えばいいか分からない…」という不安を和らげる方法の一つに、時間分散があります。
これは、一度にまとまった金額を投資するのではなく、毎月決まった日に、決まった金額ずつ株を買い付けていく方法です。これを「ドルコスト平均法」と言います。
株価が高い時は少ない株数しか買えませんが、株価が安い時はたくさんの株数を買えます。これを続けることで、平均購入単価を抑える効果が期待できます。
「よし、今だ!」という完璧なタイミングを狙うのは投資において至難の業です。まずは少額から、コツコツ買い増していくのも賢い方法です!
高配当株投資のもう一つの悩み!「売り時」っていつなの?
「無事に株を買えた!でも、今度はいつ売ればいいんだろう…?」
これも投資初心者さんがよく悩むポイントですよね。
高配当株投資の場合、「売らない」という選択肢も十分にあり得ます。
なぜなら、株を持っているだけで配当金がもらえるからです。
でも、もちろん「売り時」を考える必要がある場面もあります。
「売り時」を考える5つのケース
- 会社の業績が悪化し、減配や無配のリスクが高まった
高配当株投資の目的は、安定した配当金を得ることです。もし投資している会社の業績が悪化して、今後配当金が減ったり、最悪の場合出なくなったりする可能性が高まった場合は、売却を検討するタイミングかもしれません。
会社の決算発表やニュースなどをしっかりチェックして、会社の状況を把握することが重要です。 - ポートフォリオのリバランス
ポートフォリオとは、あなたが持っている株のリストのことです。特定の銘柄に資産が偏りすぎないように、定期的に見直してバランスを整えることを「リバランス」と言います。
例えば、ある高配当株の株価が大きく値上がりして、あなたの資産全体に占める割合が高くなりすぎた場合、その一部を売却して、他の銘柄に投資し直す、といったことを検討します。 - 他に魅力的な投資先が見つかった
今持っている高配当株よりも、もっと魅力的な配当利回りや成長性を持つ銘柄が見つかった場合、乗り換えを検討することもあるでしょう。 - まとまった資金が必要になった
ライフステージが変わり、教育資金や住宅購入資金など、まとまったお金が必要になった場合は、保有している株を売却して現金化する必要があります。 - 株価が大きく値上がりし、売却益を確定したい
高配当株投資は配当金がメインですが、株価が大きく値上がりした場合に、その値上がり益(キャピタルゲイン)を確定するために売却するという考え方もあります。
ただし、売却してしまうと、それ以降の配当金はもらえなくなるので、その点は考慮が必要です。
感情に流されない「売り時」判断
投資初心者さんが「売り時」で失敗しやすいのが、感情に流されてしまうことです。
- 株価が少し下がっただけで、怖くなって慌てて売ってしまう
- 周りの人が「売れ!」って言っているのを聞いて、自分も売ってしまう
こういう感情的な判断は、後から後悔することが多いです。
大事なのは、投資する前に自分なりの「売り時」のルールを決めておくことです。
例えば、「配当利回りが〇%を下回ったら売却を検討する」「会社の業績が〇期連続で悪化したら売却を検討する」など、具体的な基準を決めておくと、感情に左右されずに冷静な判断がしやすくなります。
参考までに私の場合は、購入時の配当金10年分を以上の売却益が出るときを売り時を考える基準の1つとしています。
「買い時」「売り時」を意識した高配当株投資の具体的な戦略
ここまで、「買い時」と「売り時」の考え方について見てきました。これらを踏まえて、高配当株投資で着実に資産を増やしていくための具体的な戦略をいくつかご紹介します!
戦略①:分散投資は超重要!
「一つのカゴに全ての卵を盛るな」という投資の格言があります。
これは、一つのものに集中投資すると、それがダメになった時のリスクが大きいという意味です。
高配当株投資でも、分散投資は非常に重要です。
- 複数の銘柄に分散:一つの会社の株だけでなく、色々な会社の株に投資しましょう。
- 複数の業種に分散:電気、ガス、通信、金融など、色々な種類の会社の株に投資しましょう。
- 複数の地域に分散:日本の株だけでなく、アメリカや他の国の株にも投資を検討しましょう。(海外の高配当株も魅力的ですよ!)
- 時間を分散:前述のドルコスト平均法のように、一度に買わずに時期を分けて買いましょう。
分散投資をすることで、もしどれか一つの株や業種が悪くなっても、他の株でカバーできる可能性が高まります。これにより、資産全体が大きく減ってしまうリスクを抑えることができます。
戦略②:長期保有で複利の力を味方につける!
高配当株投資は、長期保有と相性が抜群です!
受け取った配当金を再投資することで、さらに多くの株を買うことができ、そこからまた配当金が生まれる…という良い循環が生まれます。
これが「複利」の力です。雪だるま式に資産が増えていくイメージですね。
短期的な株価の変動に一喜一憂せず、長い目で見て会社の成長と配当金の積み重ねに期待していきましょう。
戦略③:定期的なポートフォリオの見直し
一度買ったら放ったらかし、ではなく、定期的に自分が持っている株のリスト(ポートフォリオ)を見直しましょう。
- 最初に決めた分散のバランスが崩れていないか?
- 保有している会社の業績や配当方針に変化はないか?
- 他に魅力的な高配当株は出てきていないか?
などをチェックして、必要に応じて「売り時」の基準に合致する銘柄があれば売却したり、新しい銘柄を買い増したりして、ポートフォリオを最適な状態に保ちましょう。
戦略④:感情のコントロール!ネガティブな気持ちとどう向き合う?
特に投資に慣れてないうちは、感情のコントロールが非常に重要です。
株価が下がると不安になるのは、当たり前です。でも、その感情にそのまま従って「怖いから売る!」としてしまうと、後で後悔することがあります。
- 投資する前に、自分なりのルールを決めておく(前述の「売り時」の基準など)
- 短期的な株価の変動は気にしすぎない
- 信頼できる情報源から正しい情報を得る
- もし不安になったら、一度投資から離れてリフレッシュする
といった方法で、感情と上手に付き合っていきましょう。
「投資は怖いもの」というネガティブなイメージを、「投資は自分の未来を良くするためのツール」というポジティブなイメージに変えていくことが大切です。
まとめ:高配当株投資で未来を変えよう!
今回は、高配当株投資における「買い時」と「売り時」について、投資初心者さん向けに分かりやすく解説しました。
今回のまとめです。
- 高配当株投資は、配当金というインカムゲインが魅力!
- 「完璧な買い時」はないけれど、市場や個別株の状況、そして指標を参考に「比較的良いタイミング」を判断できる!
- 「売り時」は、会社の状況変化やポートフォリオのリバランス、資金が必要になった時などに検討する!
- 分散投資や長期保有、定期的な見直し、そして感情のコントロールが成功の鍵!
投資は私たちの未来をより豊かにするための素晴らしいツールです。
最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれませんが、一緒にがんばりましょう!
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