1. この記事の内容
こんにちは!ぐーです。
- 「貯金だけで本当に将来は安心できるの?」
- 「投資って興味あるけどリスクが怖い…」
こんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、高配当株と貯金の違いやメリット・デメリットを、20代~30代の若い世代向けにわかりやすく解説します。
難しく考えすぎなくても大丈夫です!大切なのは一歩踏み出す勇気です。
この記事を読んだら、資産運用デビューがちょっと楽しくなるかもしれません!
未来をもっと明るくするためのヒントを、一緒に見つけていきましょう!
2. 貯金と高配当株投資の基本的な違い
それぞれ簡単に確認しておきましょう。
貯金とは?
銀行口座にお金を預けて保管することです。普通預金や定期預金などがあり、利息(利子)がつきますが、現在の日本では利率はほぼ0%に近い状況です。
高配当株投資とは?
配当利回りが高い株に投資することです。たとえば、配当利回り4%の株を100万円分持っていれば、年間4万円が配当として支払われます。
3. 高配当株と貯金、それぞれのメリット
貯金には3つメリットがあります。
1. リスクが少ない
銀行預金は元本保証があり、元本割れの心配がありません。特に預金保険制度により、1,000万円までの預金は守られています。
2. 流動性が高い
急にお金が必要になったとき、普通預金ならすぐに引き出すことができます。
3. 安心感がある
お金が減るリスクがないため、精神的な安定を得やすいです。
高配当株投資も3つメリットがあります。
1. 資産を増やす可能性がある
貯金と比べると、株の値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)で資産を増やせる可能性があります。
2. インフレに強い
インフレが進むと、貯金の価値は目減りしますが、企業の利益が増えれば高配当株は対応しやすい傾向があります。
3. 配当金が定期収入になる
株を保有しているだけで配当金を受け取れるため、長期的な収入源として活用できます。
4. 貯金と高配当株投資のデメリット
次にデメリットもみていきましょう。
貯金には3つデメリットがあります。
1. 利率が低い
現在の日本の普通預金の金利は0.001%程度。100万円を預けても年間10円程度しか増えません。
2. インフレに弱い
物価が上がると、貯金の実質的な価値が下がります。たとえば、インフレ率2%なら、100万円の価値は1年で98万円相当に目減りします。
さらに、インフレが進むと貯金の価値が下がり、同じ100万円で買えるものが少なくなるリスクがあります。
3. 資産が増えない
貯金は安全性が高い一方で、大きなリターンを期待することはできません。
続いて高配当株投資の3つのデメリットです。
1. 元本割れのリスク
株価は常に変動するため、購入時よりも株価が下落する可能性があります。特に景気後退時には、株価が大きく下落する可能性があり、配当金を受け取っていても、株価の下落によって損失が大きくなる場合もあります。
2. 減配リスク
企業の業績が悪化した場合、配当金が減額されたり、ゼロ(無配)になることもあります。
3. 初期学習が必要
株式投資には基本的な知識が必要で、勉強や情報収集に時間を割く必要があります。
5. 貯金と高配当株投資の運用シミュレーション
貯金・高配当株投資でそれぞれ100万円運用してみるシミュレーションを表にまとめてみました。
5年後には20万円近くの差が生まれることが分かります。
これは、毎月だと1,666円の副収入が得られる計算です!
配当利回り4%の高配当株は、長期で見ると貯金よりもはるかに大きなリターンを生む可能性があります。
期間 | 貯金(年利0.001%) | 高配当株(配当利回り4%) | 高配当株(配当利回り4%・税引後) |
1年後 | 1,000,010円 | 1,040,000円 | 1,032,000円 |
5年後 | 1,000,050円 | 1,200,000円 | 1,160,000円 |
10年後 | 1,000,100円 | 1,480,000円 | 1,360,000円 |
※このシミュレーションは簡略化のため、株価の変動は考慮せず、配当金は再投資しないものとします。
さらに今回は割愛しましたが、配当金を再投資することで、複利効果により資産の増加スピードはさらに加速します!
6. 貯金と高配当株投資、どちらを選ぶべきか?
貯金と高配当株投資をする際は、目的に応じてどちらかを選ぶことが大切です。
貯金が向いている人
- 近い将来に使う予定のあるお金を保管したい
- リスクを取りたくない
- 急な出費に備えたい
高配当株が向いている人
- 長期的な資産形成を目指している
- インフレに対応したい
- 余剰資金を運用したい
7. 貯金と高配当株投資を組み合わせる方法
ここまで見てきたとおり、どちらもメリット・デメリットがあります。
どちらか一方のみしかできないわけではありませんので、目的に応じて、バランスよく両方活用するのがベストです。
例:資産の使い分け
1. 生活費の6か月分程度は貯金に。
→ 急な出費に対応できる安心感を確保!
2. 残りの余剰資金を高配当株に。
→ 配当金を再投資し、資産を増やす!
年間5万円の配当金を得るためには、配当利回り4%の銘柄に約125万円投資する必要がある計算になります。まずはそこをめざすのはいかがでしょうか?
例:目的別に資産を振り分ける
1.短期的な目標(1~3年):貯金で確実に貯める!
2.長期的な目標(5~10年以上):高配当株で資産形成を図る!
8. まとめ
高配当株と貯金には、それぞれの強みがあります。
「安全第一で確実に貯めたい」「リスクを取ってでも資産を増やしたい」というあなたの目的に合わせて、バランスよく活用していきましょう。
たとえば、「生活防衛費は貯金」「将来への投資は高配当株」といった形にすると、安心感と資産成長の両方を手に入れることができます!
- 貯金:安全で流動性が高いが、大きなリターンは期待できない。
- 高配当株:リスクはあるが、資産を増やす可能性がある。
大切なのは、目的に応じた資産運用を考えること。
貯金で守りを固めつつ、配当金という形で定期的な収入を得る。
このスタイルなら「お金が働いてくれる実感」を楽しみながら、あなたの夢を現実に近づけてくれます。
未来の自分のために、今日最初の一歩を踏み出しましょう!
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