今回は条件付き書式で強調するキーワードを切り替える方法を紹介します。
一見、当たり前にできそうですが、なるべくシンプルにやるには一工夫必要です。
今回はプルダウンリストと連動させます。
プルダウンリストを使うメリットは2つあります。
- 誰でも簡単に作れる
- Excelの仕組みに詳しくない人でも、パッと見で誰でも使える
条件付き書式自体も簡単なものなので、全体的に簡単にできます。
条件付き書式について
条件付き書式を使うことで、パッと見でデータの選別ができます。


今回紹介するのは、文字列を条件にした強調方法の小技です。
キーワードを切り替えられるようにするには
ここからキーワードを切り替えられるようにしていこうと思います。
例えば「大阪」のみ「神戸」のみ、を条件に赤色で表示したいときに条件付き書式を2つ設定すると、下図のように、「大阪と神戸」の両方を赤色にしてしまいます。

このように、条件付き書式は設定した条件の数だけ強調してしまい(※)、「今は大阪だけ赤色に…!」「今は神戸だけ赤色に…!」というふうに融通をきかせることは難しいです。
そこで、プルダウンリストを使い、柔軟に切り替えを行います。
D2にプルダウンリストを設置します。
プルダウンリストの作成方法は、「データ」タブ>「データの入力規則」で設定します。

次に条件付き書式を設定します。
「条件付き書式」>「セルの協調表示ルール」>「文字列」をクリックします。

キーワードとなる文字列を入力します。
今回はセルを指定します。(直接入力することもできます。)

プルダウンリストを設置したD2を選択します。

「$」が自動で付きますが、「$」がつくことで絶対参照になります。
絶対参照について詳しくはこちらをどうぞ。

これで強調するキーワードを切り替えることができます。一通り切り替えると、こんなかんじです。

右上の「京都」は「京都府」だけでなく「東京都」のなかの京都にもヒットしています。
住所あるあるですね。
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