今回は一般事務の仕事について、一般事務3年目の私の経験なども交えて、紹介していこうと思います。
一般事務に転職したい方やオフィスで働くことに興味のある方の参考になれば幸いです。
今回は紹介する内容はこんなかんじです。
- 具体的な仕事内容
- 資格
- スキル
- 働き方
- 給料
- メリット
- デメリット
それではそれぞれ説明していきます。
一般事務【仕事内容】
会社によってさまざまだと思いますが、下記の仕事内容であることが多いです。
- データ入力
- データ集計
- データ照合
- データチェック
- リスト作成
- 営業資料作成
- 営業資料印刷
- 会議資料作成
- 電話対応
- 来客対応
- 社内イベントの準備
一般事務3年目の私ですが、上記のような業務を一通り経験しました。
見てわかるとおり、「データ」を扱うことが多いです。
たとえば営業さんからの「~~のようなデータ/資料がほしい」という要望に応えていきます。
単発の仕事ももちろんありますが、どちらかというとルーティン業務(定期的に発生する業務)が多いです。
私の職場の場合、来客はほとんどないので、就業時間の多くをPCを使ってデータを扱った業務をしています。
仕事内容の傾向としては、営業さんなどの誰かのサポートであることが多いです。
一般事務【資格】
一般事務の仕事をするのに、必要な資格はありません。
よく事務職におすすめされる資格が、
- マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS(”モス”と読みます))
- 秘書検定
の2つがあります。
職場や担当業務によっても多少変わると思いますが、MOSは個人的には必要ないと思います。私自身も持っていません。
要らない理由は、PCスキルを実務で使えないと意味がないからです。
私の職場でも、先輩も後輩もMOSを持ってる人が何人もいます。
ですが、せっかくMOSを持っているのに、ExcelやPowerPointを実務で使えていない人ばかりです。
MOSを取得した理由を何人か聞いてみたのですが、ほとんどの人が面接でアピールするために取得していました。
なので、MOSを取得後、勉強していた人はほとんどいませんでした・・・。
資格の勉強はせず、独学で勉強した私の方が、MOSをもっている方に使い方をレクチャーすることが多いです・・・。
一般事務【スキル】
資格として持っている必要はありませんが、ExcelとPowerPoint、PC操作などのPCスキルはあった方がいいです。
仕事内容でみた通り、データを扱ったり、資料作成が多く、一日中PCを触る仕事だからです。
一般事務に求められるのは正確性です。できればスピードもあればなお良いです。
営業職のように利益を稼いで、数字を出すことは事務職ではあまりできません。
しかし、業務の効率化や作業時間の短縮によりコストダウンしたり、営業さんのアシストをしたりすることで成果を出すことは可能です。
後述しますが、私はこの方法で社内での評価が上がりました。
一般事務【働き方】
私が就活していた頃、残業について十社以上に聞きましたが、残業なしが半数以上でした。
残業がある場合でも、月10時間~多くても20時間という回答がほとんどでした。
会社にもよりますが、一般的に残業は少ないと思います。
「あんまり残業したくない…」という私みたいな人には、定時で帰れるので、いい働き方だと思います。
一般事務【給料】
正社員でもだいたい年収は300万円くらいです。
正社員で月180,000~200,000円くらいになります。これに手当てがついたりつかなかったりで2~3万円くらい上下します。
正社員の場合はボーナスも出ます。
でも、残業代で稼げないので、年収は少なめです。
私が知るかぎりでは、契約社員だと年収320万円くらいが多かったです。
ボーナスなし&昇給なしなどの条件がついてはいますが。

雇用形態については額面の問題だけでなく、福利厚生のちがいなども考慮する必要があるので単純比較は難しいです
一般事務【メリット】
一般事務のメリット大きくこの3つです。
- 定時で帰れるのでプライベートの時間を確保しやすい
- 未経験・資格なしでもOK
- 仕事の負荷が小さい
- 在宅勤務もできる
私の場合、基本定時あがりです。
仕事が終わったら、
- 株価チェック
- このブログの記事の構成を考える
- ご飯に誘われたらご一緒させていただく
などなど。
定時になったら仕事から解放されて好きなことができるのが良いです。
また、「オフィスで働きたい」と考えた時に、一番ハードルが低く、求人も多いのが一般事務の仕事だと思います。
定時帰りが基本なので、仕事の負荷も小さめです。営業職みたいに数字に追われることもありません。
ミスしても誰かの命にかかわったりしません。
一般事務の仕事は、PCさえあればたいていのことはできますので、在宅勤務もできます。
私自身も週に何回か在宅勤務していますが、通勤電車に乗らなくていいので、すごく楽です。
次にデメリットも説明します。
一般事務【デメリット】
一般事務のデメリットは大きく3つです。
- ルーティン業務が多い
- 成果が見えにくい
- RPAが導入される可能背が高い
ルーティン業務が多いと、毎日が繰り返しみたいになるので、シンプルに飽きてきます。
「昨日も先週も同じことしてたなぁ…」みたいなことはよくあります。
また、営業職と違って、数字を追いかけなくていい反面、目に見える成果を出しにくいです。
そのため、仕事のモチベーションを維持しづらいです。
RPAが導入されると、確実にルーティン業務は自動化され、必要な事務員数は減ります。
データを扱ったりするのは、人間よりロボットの方が適してますからね。
将来的に、今後ますますロボット化の波は広がっていくことは間違いないでしょう。
「じゃRPA導入されたら一般事務って終わりじゃない?」っていうとそうでもありません。
解決策はあります。
PCスキルを身につければいいだけです。
私の場合、具体的に何をしたかというと、VBAやRPAを勉強して、ルーティン業務を効率化・自動化をしていきました。
結果、昇給&賞与UPになりました。
さらに、社内のRPAプログラマーにもなりました。
普段任される仕事も単純業務ではなく、よりレベルの高いものになってきました。
コロナ禍において、私の職場でも減給&賞与DOWNになる傾向でしたが、一般事務でも成果は出せました。
というわけで、PCスキルを身につけることは大事です。
事務の仕事をされてる方は、プライベート重視の方が多く、昇進や出世欲は比較的弱めだと思います。
なので、成長意欲があってちょっとスキルを身につけただけで簡単に周りより評価されやすい、というのが事務職として働いている私の実感です。
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