知らないと9割が損する!高配当株投資で手取りを最大化する税金対策方法まとめ

【節税】NISA / iDeCo/配当控除
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!

  • 「高配当株投資、すごく興味がある!」
  • 「毎月チャリンチャリンと配当金が入ってくる生活って、最高だよな…」

そんな風に、未来の資産形成にワクワクしている人も、同時にこんな不安も抱えていませんか?

  • 「せっかく配当金をもらっても、税金でたくさん引かれるんでしょ…?」
  • 「税金の仕組みって複雑で、考えるだけで頭が痛くなる…」
  • 「よくわからないまま始めて、損しちゃったらどうしよう…」

「税金」って言葉を聞くだけで、なんだか難しくて、ネガティブな気持ちになりますよね。まるで、せっかく稼いだのに…と。

こんな人におすすめ

  • 高配当株投資における税金の漠然とした不安を感じる人
  • 税金で損をしてしまうかもしれないという恐怖心がある人
  • NISAや確定申告など、知っておくべき制度の全体像がわからないと悩んでいる人

それでは行きましょう!

【超基本】配当金にかかる税金は約20%!

まず、大前提のルールからお伝えします。

日本国内の株式(高配当株)から配当金を受け取ると、その金額に対して約20.315%の税金がかかります。ちなみに売却した利益に対しても同じ税率で税金を取られます。

「うわっ、2割も取られるのか…」って思いましたか?

まずはその内訳を見てみましょう。

  • 所得税:15%
  • 復興特別所得税:0.315% (所得税額の2.1%)
  • 住民税:5%

これらを合計して、20.315% となります。

例えば、あなたがA社の株を持っていて、年間で10,000円の配当金を受け取るとします。

その場合、証券口座に実際に振り込まれる金額はいくらになるでしょう?

10,000円−(10,000円×20.315%)=10,000円−2,031.5円≒7,968円

そう、手取りは約7,968円になります。

この2,032円が税金として自動的に引かれる(源泉徴収される)わけですね。

やっぱり損した気分になりますよね。

そして、ここからが本番!

このルールを知った上で、どうすればもっと手取りを増やせるのか?

そのための”攻略法”が、ちゃんと用意されているんです。

それが「NISA」と「確定申告」という、2つの強力な方法です!

【最強の味方①】NISA:税金をゼロにする魔法の箱!

まず、投資初心者が絶対に、絶対に使うべき制度がNISA(ニーサ)です。

聞いたことありますよね?

簡単に説明するなら、「NISAという特別な箱(口座)の中で得た利益や配当金には、税金が一切かかりませんよ!」という、国が作ってくれた夢のような制度です。

そう、先ほどの20.315%の税金が、なんとゼロになるんです!

もう一度言いますね。ゼロです!

先ほどの例で考えてみましょう。

もし、あなたがA社の株をNISA口座で持っていたら…?

もし10万円の配当金が入ってくる場合、本来なら2万円も税金で持っていかれます。でもNISAなら税金を1円も引かれることなく、まるまる10万円、あなたの手元に入ってくるんです!

すごくないですか!?

これを使わない手はありませんよね。

2024年から始まった新しいNISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠があります。高配当株投資をしたい人は、主に「成長投資枠」を使うことになります。この枠は年間240万円まで使えて、生涯にわたって非課税で保有できる上限額は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)と、十分すぎるほどの大きさです。

【最強の味方②】確定申告:税金を取り戻す宝探し!?

「うわ、出た…確定申告…」
「なんか面倒くさそうだし、難しそう…」

そんな声が聞こえてきそうですね(笑)。

わかります。確定申告って、ちょっとややこしいのに毎年忘れた頃にやってきますよね。

でも、高配当株投資家にとっての確定申告は、面倒な義務なんかじゃありません。

払いすぎた税金を取り戻すためのチャンスなんです!

先ほど、配当金には20.315%の税金が源泉徴収される、とお伝えしましたよね。

でも、人によっては、この20.315%は払いすぎなケースがあるんです。

そこで登場するのが「配当控除」です。

配当控除ってなに?

ものすごく簡単に説明しますね。

私たちが配当金をもらう会社は、利益の中からすでに「法人税」という税金を国に納めています。

その残った利益から、私たちに配当金が支払われるわけです。

なのに、私たちがもらった配当金に、さらに「所得税」がかかると…?

これって、二重で税金を取られていることになりますよね?

「それはちょっとひどい!」って思いませんか?

そこで国は、「二重で取るのはかわいそうだから、所得税を少しだけ安くしてあげますよ」という制度を用意してくれました。

これが「配当控除」です。

この配当控除を使うためには、確定申告をする必要があります。

確定申告をすることで、払いすぎていた税金が「還付金」としてあなたの口座に返ってくる可能性があるんです。

どれだけ戻ってくるかは所得に応じて変わりますが、最大12.8%も戻ってきます!

つまり、実質税負担は約7.5%になるわけです!

もっと詳しく知りたい人は、国税庁のサイトを確認してみてください(ちょっと難しいです)。

【注意点】どんな人が確定申告すると得するの?

「じゃあ、全員確定申告すればいいの?」

というと、実はそうでもありません。

配当控除を使って得をするのは、主に「年間の課税所得金額が1000万円以下の人」です。

(※課税所得とは、年収(額面)から給与所得控除や社会保険料、生命保険料控除などを引いた後の金額のことです)

特に、課税所得が695万円以下の人は、確定申告をすることで税金が戻ってくる可能性が非常に高いです。日本の給与所得者の多くがこの範囲に収まるので、ほとんどのサラリーマン投資家は対象になると考えていいでしょう。

なぜなら、確定申告にはいくつかの方法があって、配当控除を使う場合は「総合課税」という方法を選ぶのですが、この方法だと、あなたの給与所得などと配当所得を合算して、所得税率が決まります。

  • 所得税率が20%以下の人(課税所得695万円以下) → 源泉徴収された税率(所得税15%+住民税5%)より、確定申告した後の税率の方が低くなる可能性が高いので、得する!
  • 所得税率が23%以上の人(課税所得695万円超) → 逆に税率が高くなってしまい、損する可能性があるので注意が必要です。

…とここまで税金対策について説明してきましたが、やっぱりちょっとややこしいし面倒かなと思います。
なので初心者の人は、まずはNISA口座をフル活用することを考えましょう!
そして、NISAの非課税枠を超えて投資をするようになったら、この「配当控除を使った方法」にチャレンジしてみる、というステップがおすすめです!

【応用編】損益通算と繰越控除で”失敗”さえも未来の武器に!

高配当株投資は、比較的安定している投資手法ですが、それでも投資である以上、株価が下落して損をしてしまう可能性はゼロではありません。

「やっぱり損することもあるんだ…怖いな…」

そんなふうに思ったかもしれません。

でも高配当株投資家は、たとえ損が出たとしても、それを未来の節税に活かすことができるんです!

そのための方法が「損益通算」と「繰越控除」です。

損益通算とは?

例えば、こんな1年があったとします。

  • A株を売却して、10万円の利益が出た!
  • でも、B株を売却したら、3万円の損失が出てしまった…

この場合、何もしなければ10万円の利益に対して約2万円の税金がかかります。

しかし、確定申告で「損益通算」をすれば、利益と損失を合算できるんです。

10万円(利益)−3万円(損失)=7万円

この7万円に対してだけ、税金がかかるようになります。

結果的に、納める税金が安くなりますよね?これが損益通算です。

複数の銘柄に投資していると、こういう場面はよく出てきます。

繰越控除とは?

では、年間のトータルで損失が出てしまった場合はどうでしょう?

例えば、2025年の取引結果:50万円の損失

「うわー、最悪だ…」って思いますよね。

でもこの損失、確定申告をしておくことで、翌年以降、最大3年間にわたって繰り越すことができるんです。これが「繰越控除」です。

例えば、

  • 2025年:50万円の損失(確定申告で繰越控除の手続き)
  • 2026年:60万円の利益が出た!

この場合、2026年の利益60万円から、前年の損失50万円を差し引くことができます。

60万円(2026年の利益)−50万円(2025年の損失)=10万円

その結果、2026年に税金がかかるのは、たったの10万円に対してだけになるんです!

もし繰越控除をしていなければ、60万円まるまるに税金がかかっていたはず。

この差は大きいですよね!

つまり、損した年でもしっかり確定申告しておけば、失敗さえも、未来の自分を助けることにつながるんです。

そう考えると、少し気持ちが楽になりませんか?

まとめ:税金の知識はあなたを守る”盾”であり、資産を増やす”武器”になる!

さて、ここまで本当にお疲れ様でした!

今回ちょっとややこしい話で、頭がパンクしそうになっていませんか?最後にシンプルにまとめますね。

【高配当株投資の税金で損しないための3つの鉄則】

  1. まずは「NISA」をフル活用!
    → これが最強の節税策。配当金にかかる税金(20.315%)がゼロになる魔法の箱を使わない手はない!まずはここから。
  2. NISA枠を超えたら「配当控除」で税金の還付を狙う!
    → 確定申告は面倒な作業じゃない。払いすぎた税金を取り戻すための「宝探し」だ!課税所得900万円以下なら、チャレンジする価値大!
  3. もし損が出ても「損益通算・繰越控除」で未来に活かそう!
    → 失敗は終わりじゃない。確定申告をしておけば、翌年以降の利益と相殺して、未来の税金を軽くする武器になる!

どうでしょうか?

最初に抱いていた「税金ってなんだか怖い…」という気持ちが、少しは和らいで、「なるほど、こういうルールで戦えばいいんだな!」という気持ちに変わっていたら、嬉しいです。

税金の知識は、ギャンブルをしない堅実な投資家にとって、大切な資産を守るための強力な「盾」になります。

そして、使い方次第では、手取りを増やし、資産形成を加速させることにもなるんです。

今日、手に入れたこの知識は、これから何十年と続く投資家人生において、ずっと助けてくれるはずです。

さあ、これで税金対策の準備は整いましたね!

一緒にがんばりましょう!

この記事を書いた人
ぐー

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。
手取り15万円でも年100万円以上節約しています。
コツコツ投資して、今は年間配当金25万円以上になりました!

株歴15年以上&FX歴5年以上です。
新NISAとiDeCoをフル活用してます。

よろしくお願いします!

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