減配発表後に投資家が注目すべき3つの指標

投資知識
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
高配当株の投資家にとって、配当金は重要な収入源の一つです。

しかし、突然の減配発表を受けると、どんなに準備していてもショックを受けるものですよね。
でも、そんな時こそ冷静に対応し、次にどうすべきかを考えることがとても重要です。

減配が発表された後、どの指標に注目すれば良いのかを知っておくことが、これからの投資戦略に大きな差をつけます。

この記事では、減配発表後に投資家が注目すべき3つの指標について詳しく解説していきます。

減配発表後、どの情報を優先してチェックすべきかを理解し、冷静な判断で今後の投資戦略に活かす方法をお伝えします!

それでは、いきましょう!

この記事はこんな人におすすめ

  • 減配発表を受けて、どの指標を注目すればよいのか分からない
  • 減配発表後に自分のポートフォリオをどう修正すれば良いか悩んでいる
  • 減配が発表された銘柄に対する適切な対応方法がわからない

減配発表後に注目すべき3つの指標を理解し、実際の投資判断で活用していきましょう!
これで減配発表後でも冷静に判断を下すことができ、将来の投資戦略を効果的に調整できます。
また、減配発表があっても、正しい指標を見極めることでリスクを最小限に抑えることができるようになります!

減配発表後、冷静に指標を確認すべき理由

減配発表を受けて焦って売却を決断する投資家も多いかもしれません。

株価も大きく下落することが多いですしね…。

しかし、冷静に状況を分析し、適切な指標に注目することが、長期的に成功する投資家の道です
減配の発表は必ずしも企業の終焉を意味するわけではありません。

むしろ、企業の状況や戦略に基づいて、今後どういった行動を取るべきかを決めるチャンスでもあります。

そこで注目すべき3つの指標を次に紹介します。

これらを基に、どのように投資判断を行うかを考えていきましょう。

1. フリーキャッシュフロー(FCF)

フリーキャッシュフロー(FCF)とは、企業が事業活動を通じて得た現金のうち、必要な投資や支出を差し引いた後に自由に使える現金のことです。

この指標は、企業の収益力や配当金を支払い続ける能力を測るうえで非常に重要です。

フリーキャッシュフローをなぜ注目するべきか?

  • 減配が発表された理由が「キャッシュフローの不足」だった場合、今後の収益性に対する不安が広がる可能性があります。
  • フリーキャッシュフローが十分であれば、減配後も企業は配当金を安定的に支払い続ける可能性が高いです。
  • 逆に、フリーキャッシュフローが赤字や減少している場合、今後の配当支払いがさらに困難になる恐れがあります。

例えば、ある企業が「年間配当金:10億円」「フリーキャッシュフロー:20億円」の場合、FCF比率(フリーキャッシュフロー / 配当金)が高ければ、高い配当性向を維持できる見込みが高いと言えます。

これが減少している場合、配当の減少や一時的な停止が続く可能性があります。

2. 配当性向

配当性向は、企業が稼いだ利益のうち、どれだけの割合を配当に回しているかを示す指標です。

通常は、配当性向が高すぎると企業の利益を超えて配当を支払ってしまうリスクがあるとされています。

配当性向をなぜ注目するべきか?

  • 減配が発表された場合、配当性向を確認することで、今後の配当金の安定性を予測できます。
  • もし配当性向が非常に高く、利益に対して配当金が過剰だった場合、その減配はある意味自然な調整と言えるでしょう。
  • 一方で、配当性向が低すぎる場合、その企業が利益を積極的に再投資しているか、キャッシュフローを強化している可能性があります。この場合、減配は一時的な措置かもしれません。

例えば、配当性向が60%だとしましょう。

つまり、企業は利益の60%を配当に回していることになります。

もし利益が減少したとしても、配当性向を50%に抑えることで、安定した配当を継続する可能性があります。

3. 一株当たり純利益成長率(EPS成長率)

一株当たり純利益成長率(EPS成長率)は、企業の利益がどれだけ成長しているかを示す重要な指標です。

特に、企業が減配を発表した背景に「業績悪化」がある場合、今後の成長性を注視することが重要です。

一株当たり純利益成長率をなぜ注目するべきか?

  • 一株当たり純利益成長率が高ければ、減配後でも業績回復に向けて積極的な施策が行われる可能性があります。
  • 利益が伸びている企業は、将来的に配当の増加を再開することも考えられます。
  • 反対に、利益が縮小している企業では、配当金の安定性がさらに危うくなる可能性があります。

例えば、過去5年間のEPSの年平均成長率が10%であれば、将来的に企業の収益が回復する可能性が高いです。

この場合、減配後でも業績回復に伴って配当金が元に戻る、または増加する可能性があると言えます。

まとめ

減配が発表されると、投資家は非常に不安になるものです。

しかし、冷静に指標を確認することで、適切な投資判断をしっかりと下せるようになります

今回ご紹介した3つの指標は、減配発表後の企業の健康状態を理解し、今後の投資戦略を考えるうえで非常に重要です。

3つの注目すべき指標

  1. フリーキャッシュフロー(FCF):配当支払い能力を確認するため
  2. 配当性向:配当が持続可能かどうかを判断するため
  3. 一株当たり純利益成長率(EPS成長率):今後の成長性を測るため

これらを基に、減配を単なる短期的な問題として捉えるのではなく、投資戦略を再構築するためのチャンスとして活かしましょう!
これらの指標を参考に、冷静に次の一手を考え、長期的な安定を目指した投資ができるようになりましょう!

この記事を書いた人
ぐー

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。
手取り15万円でも年100万円以上節約しています。
コツコツ投資して、今は年間配当金25万円以上になりました!

株歴15年以上&FX歴5年以上です。
新NISAとiDeCoをフル活用してます。

よろしくお願いします!

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