資産が減るのが怖い人へ。暴落時に高配当株を買い増すメンタルの話。「5つの心のスイッチ」で手に入る!

投資知識
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

さて、今日のテーマは…多くの投資初心者さんが、一度は必ずぶつかるであろう「巨大な壁」。「暴落」についてです。

想像してみてください。

スマホを見たら、株価アプリが真っ赤。昨日まで100万円あったはずの資産が、20万円減り、みるみるうちに半分溶けていく…。

「こ、怖い…!」
「今すぐ全部売ってしまいたい!」
「やっぱり私に投資なんて向いてなかったんだ…」

そんな風に、心臓がキュッと締め付けられるような恐怖を感じていませんか?

その気持ちは痛いほどわかります。昔の私も全く同じでした。

でももし、それをチャンスに出来たら、どうでしょう?

周りの人が恐怖で震えながら株を投げ売りしている中、冷静に「お宝」を拾い集めることができるとしたら…?

この記事はこんな人におすすめ

  • 暴落で資産が減るのが怖くて、夜も眠れない人
  • 「暴落は買い場」と頭ではわかっているのに、いざとなると体が動かない人
  • 周りのパニックに流されて、冷静な判断ができなくなってしまう人
  • 自分の投資スタイルに自信が持てず、常に不安を抱えている人

それでは行きましょう!

第1章:なぜ暴落が怖いのか?そのメカニズム

まず最初に、なぜ私たちは暴落がこんなにも怖いのか、その「正体」を突き止めましょう。敵の正体がわかれば、対策は立てられますからね。

私たちの恐怖は、主に3つの感情から成り立っています。

  1. 「資産が減る」という直接的な痛み(損失回避性)
    心理学の世界に「プロスペクト理論」というものがあります。難しく聞こえますが、要は「人は、1万円儲かる喜びよりも、1万円損する悲しみを2倍以上強く感じる」という性質のこと。これは、生き残るために危険を避けようとしてきた、人間の本能です。だから、資産が減ることに強い痛みを感じるのは、臆病だからではなく、ごく自然なことなんです。
  2. 「どこまで下がるかわからない」という未知への恐怖
    人間が最もストレスを感じるのは、「先が見えない」状況です。暴落の渦中にいると、「この下落はいつまで続くの?」「私の資産はゼロになるの?」という、底が見えないトンネルを歩いているような感覚に陥ります。この未知への恐怖が、私たちから冷静さを奪うのです。
  3. 「周りのパニック」に引きずられる同調圧力
    テレビをつければ専門家が「未曾有の危機!」と叫び、SNSを開けば「〇〇万円損した…」「△△の銘柄は終わりだ!」という悲鳴が飛び交ってますよね。そんな状況にいると、「みんなが売っているんだから、私も売らないと危ない!」と、無意識のうちに周りのパニックに同調してしまうのです。

どうでしょう?「あ、これわたしのことだ…」と思いませんでしたか?

大丈夫。まずは「この恐怖は、人間として当たり前の感情なんだ」と認めて、自分を責めないことから始めましょう。

第2章:発想を180度転換!暴落は「年に一度の大バーゲンセール」である

さて、恐怖の正体がわかったところで、ここからが本番です。

その恐怖をひっくり返す考え方をお伝えします。

高配当株投資家にとって、暴落は恐怖の対象ではありません。

それは、「年に一度、いや数年に一度の、超優良資産の大バーゲンセール」なのです!

なぜそう断言できるのか?3つの理由を解説しますね。

理由1:同じ投資額で「金のなる木」が2倍手に入る!

私もよく、高配当株のことを「配当金という果実を実らせる、金のなる木」と表現します。

想像してください。普段、1本10万円で買っている「金のなる木」があるとします。

ある日、街中がパニックになって、なぜかその「金のなる木」が半額の5万円で叩き売られていたら、どうしますか?

「チャンス!」と思って、いつもと同じ10万円で2本買いますよね?

すると、翌年から手元に届く果実(配当金)は、2倍になります。

これを株で見てみましょう。

  • 平時: 株価2,000円、1株配当100円のA社株。
  • 配当利回りは、100円 ÷ 2,000円 = 5.0%
  • 暴落時: 株価が半値の1,000円に!でも、A社が優良企業なら、配当は100円のまま維持する可能性が高い。
  • 配当利回りは、100円 ÷ 1,000円 = 10.0%

すごくないですか!?

暴落時に買うだけで、お金に働いてもらう効率が、一気に2倍になるんです。

画面上の資産評価額は一時的に減るかもしれません。でも、「お金を生み出す力」は、確実にパワーアップしているのです。

リーマンショックやコロナショックなど歴史的な大暴落も、”それ”を待っていればビッグチャンスということです!そしてそこからのV字回復も狙えるというわけです!

理由2:未来のトータルリターンが爆発的に増える!

安く買うことの威力は、配当利回り(インカムゲイン)だけではありません。将来の株価回復時の値上がり益(キャピタルゲイン)も、とんでもないことになります。

例えば、A社株を100株持っていたとします。

  • 暴落前: 2,000円で100株購入。投資額は20万円。
  • 暴落時: 1,000円で、勇気を出してさらに100株を買い増し!投資額は10万円。

これで、A社株の状況はこうなります。

  • 保有株数: 200株
  • 合計投資額: 30万円
  • 平均取得単価: 30万円 ÷ 200株 = 1,500円

さて、1年後。相場が落ち着き、A社の株価が元の2,000円に戻ったとしましょう。

もし、暴落時に買い増しをしていなかったら、資産は20万円に戻っただけ。

でも、勇気を出していたら…?

  • 資産評価額: 2,000円 × 200株 = 40万円
  • 値上がり益: 40万円 – 30万円 = 10万円のプラス!
  • 配当金: 100円 × 200株 = 年間2万円!

買い増しをしただけで、しなかった場合と比べて「10万円の含み益」と「2倍の配当金」が手に入るんです。「安く買って、高く売る」。これは投資の原則ですが、「安く買って、普通の値段で売る」。これでも十分利益は出ます!

これが、暴落時に買い増すことの破壊力です。

理由3:普段は買えない超優良企業が、私たちの仲間になる!

暴落の面白いところは、「良い企業も悪い企業も、全部まとめて売られる」ことです。

市場全体がパニックになると、投資家は「もう何でもいいから現金に換えたい!」と、玉石混交で株を投げ売りします。

これはつまり、普段は「素晴らしい会社だけど、株価が高すぎて手が出ないなぁ…」と指をくわえて見ていたような、超一流企業の株を、信じられないような安値で仕込む絶好のチャンスだということです!

誰もが知っている、あの安定企業の株。あの成長企業の株。

それらをバーゲン価格で自分のポートフォリオに迎え入れることができる。

暴落とは、自分の「資産チーム」を、オールスター軍団に作り変えるための、最高のドラフト会議なのです!

第3章:【実践】恐怖を「ワクワク」に変える5つの心のスイッチ

「理屈はわかった!でも、やっぱり怖い…!」

そんな人のための、具体的なマインドセット、心のスイッチの入れ方をお教えします。これを暴落時に思い出してください。

  • スイッチ1:「投資家」から「企業のオーナー」へ視点を変える
    株価という数字だけを追いかけるのをやめましょう。あなたは、その会社の株を持っている「共同オーナー」です。もし、あなたが経営している大好きなお店が、一時的な不景気で困っていたら?「今のうちに見捨てよう」ではなく、「こんな時こそ、応援のために買い支えよう!」と思いませんか?その感覚です。
  • スイッチ2:「画面の数字」より「もらえる配当金の数」にフォーカスする
    評価損益のマイナス表示は、見ているだけで心がえぐられます。でも、それは自分が売らない限り、ただの「幻」です。それよりも、電卓を叩きましょう。「今回の買い増しで、来年の配当金が年間5,000円増えたぞ!」「これで外食1回分だ!」と、具体的で確定的な未来のキャッシュフローに目を向けるのです。
  • スイッチ3:「最悪の事態」を想定し、受け入れる
    恐怖の正体は「未知」です。ならば、未知を既知に変えればいい。「もし、今よりさらに30%下がったらどうするか?」を具体的にシミュレーションしておくのです。「その時も買い増せる現金はあるか?」「生活は絶対に困らないか?」を事前に確認し、「よし、そこまで下がっても大丈夫」と覚悟を決めておけば、不思議と心は落ち着きます。
  • スイッチ4:「歴史のチャート」をお守りにする
    不安になったら、過去の暴落チャートを見てください。リーマンショック、コロナショック…どんな巨大な暴落も、必ず終わりを迎え、その後には力強い回復相場が訪れています。歴史は、「勇気を出して嵐の中で買った者が、最も豊かになる」という事実を、何度も証明してくれているのです。歴史こそが、最強の精神安定剤です。
  • スイッチ5:ノイズを遮断し、「自分のルール」だけを信じる
    暴落時は、SNSやニュースから意識的に距離を置きましょう。他人のパニックは伝染します。信じるべきは、平時の冷静な頭で決めた「自分だけのルール」です。仮に「日経平均が20%下がったら、資金の1/3を投入する」と決めていたなら、周りが何を言おうと、そのルールを淡々と実行する。それだけです。

第4章:勇気を「仕組み」で手に入れる!暴落に備える事前準備

最後に、マインドセットだけでは行動できないという人のためをちょっぴり後押しする具体的な「仕組み」づくりをお伝えします。準備さえしておけば、いざという時に体は自然と動きますからね。

  1. 「現金(キャッシュ)」という最強の武器を用意しておく
    これが最も重要です。暴落という絶好のセール会場で、お財布が空っぽだったら何も買えませんよね。常に、投資資金全体の20%~40%程度の現金を、いつでも動かせるように準備しておきましょう。この「待機資金」があるという事実が、心に絶大な余裕をもたらします。
  2. 「お買い物リスト」を平時に作っておく
    暴落の真っ只中で「さあ、何を買おう?」なんて考えても、冷静な判断はできません。そうではなく、景気が良くて平和な時に、「もし、あのA社の株価が〇円になったら絶対に欲しい」「B社が利回り5%になったら買う」という「買い増したい優良株リスト」を作成しておくのです。暴落時は、そのリストの上から順番に、機械的に買っていくだけ。迷う必要はありません。
  3. 「分割買い」のルールを決めておく
    「暴落の底で一気に買うぞ!」なんて狙う必要はありません。底なんて誰にもわかりませんから。そうではなく、「株価が10%下がったら1回目」「さらに10%下がったら2回目」「さらに…」というように、何回かに分けて買い下がる「分割買い(ナンピン買い)」のルールをあらかじめ決めておきましょう。これにより、「もっと下がるかも」という恐怖を和らげながら、平均取得単価を効率的に下げていくことができます。

まとめ:次の暴落は、人生を変えるボーナスステージにする!

もう一度、大事なことを振り返りましょう。

  • 暴落の恐怖は、人間の本能。でも、その正体を知れば怖くない。
  • 高配当株投資家にとって、暴落は資産を爆発させる「大バーゲンセール」。
  • 「5つの心のスイッチ」と「3つの事前準備」で、恐怖はワクワクに変わる。

暴落は、投資家をふるいにかける自然災害のようなものです。

多くの人が恐怖に負けて市場から去っていく中、冷静に、そして力強く、未来の富の種を拾い集めることができたとしたらどうでしょうか?

最悪の事態を想定して万全の準備をすることができるのは「危機管理能力」が優れている証拠です。 

次に訪れる暴落は、もう恐怖の対象ではありません。

そのときは、資産と人生を、次のステージへとジャンプアップさせてくれる、最高のボーナスステージとなるでしょう。

その日を、今から一緒に、ワクワクしながら待ちましょう!

この記事を書いた人

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。
手取り15万円でも年100万円以上節約しています。
コツコツ投資して、今は年間配当金25万円以上になりました!

株歴15年以上&FX歴5年以上です。
新NISAとiDeCoをフル活用してます。

よろしくお願いします!

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