【初心者でも簡単!】収益性分析をマスターして、未来の資産を爆増させよう!

投資知識
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

今日のテーマは、「投資初心者でも簡単にわかる収益性分析のやり方」です。

「収益性分析」って聞くと、なんだか難しそう…って思いますよね?でも、大丈夫です。なるべくわかりやすく説明していきます。

収益性分析は、企業の「稼ぐ力」を数値で把握し、将来性を見抜くための強力な武器になります。

こんな人におすすめ

  • 収益性分析って言葉は聞いたことあるけど、具体的に何をすればいいのかわからない人
  • 財務諸表の見方が難しくて、どこを見ればいいのかわからない人
  • 投資判断をする上で、どんな指標を見ればいいのかわからない人
  • そもそも、収益性分析をする意味がわからない人

この記事では、収益性分析の基本的な考え方から、具体的な分析方法、そして注意すべきポイントまで、初心者でも分かりやすいように解説していきます。

1. 収益性分析ってなに?なんで必要なの?

まず最初に、「収益性分析」とは何か、そしてなぜ投資をする上で必要なのかについて説明します。

1-1. 収益性分析とは?

収益性分析とは、企業の「稼ぐ力」を数値で評価し、その企業がどれだけ効率的に利益を生み出しているのかを分析することです。

つまり、企業の「通信簿」のようなものですね。

例えば、同じ売上高の企業でも、利益率が高い企業と低い企業では、どちらが「稼ぐ力」が高いかは一目瞭然ですよね?

収益性分析を行うことで、企業の収益力を客観的に評価し、投資判断に役立てることができるのです。

1-2. 収益性分析をする必要性

では、なぜ投資をする上で収益性分析が必要なのでしょうか?

収益性の高い企業に投資することで、より高いリターンが期待できるからです。

例えば、毎年安定して高い利益を上げている企業は、配当金を増やしたり、株価を上げたりすることで、株主に利益を還元してくれる可能性が高いですよね。

逆に、収益性の低い企業は、業績が悪化して株価が下がったり、倒産したりするリスクも考えられます。

だからこそ、投資をする前に、その企業の収益性をしっかりと分析しておくことが大切なのです。

1-3. 収益性分析に必要な3つのステップ

収益性分析は、大きく分けて以下の3つのステップで行います。

  • ステップ1:財務諸表を理解する
  • ステップ2:収益性を示す代表的な指標を理解する
  • ステップ3:実際の企業の数値を計算する

詳しく見ていきましょう。

2. 財務諸表を理解しよう!

企業の通信簿である財務諸表は、主に以下の3つの書類から構成されています。

  • 損益計算書(PL):企業の収益と費用、利益を表す書類
  • 貸借対照表(BS):企業の資産と負債、純資産を表す書類
  • キャッシュフロー計算書(CF):企業のお金の流れを表す書類

これらの書類を読むことで、企業の経営状況を把握することができます。

今回は、収益性分析で特に重要な「損益計算書」と「貸借対照表」についてなるべくわかりやすく説明します。

2-1. 損益計算書(PL)

損益計算書は、企業が一年間でどれだけの売上を上げ、どれだけの費用を使い、結果としてどれだけの利益を出したのかを示す書類です。

いわば、企業の「一年間の成績表」ですね。

損益計算書で特に重要な項目は、以下の5つです。

  • 売上高:企業が商品やサービスを販売して得た収入
  • 売上原価:商品を仕入れたり、製造したりするのにかかった費用
  • 売上総利益:売上高から売上原価を差し引いた利益
  • 営業利益:売上総利益から販売費や一般管理費を差し引いた利益
  • 当期純利益:営業利益から税金などを差し引いた最終的な利益

これらの項目を見ることで、企業がどれだけ効率的に利益を上げているのかを把握することができます。

2-2. 貸借対照表(BS)

貸借対照表は、企業が持っている資産と負債、そして純資産のバランスを示す書類です。

いわば、企業の「財産リスト」ですね。

貸借対照表は、左側に「資産」、右側に「負債」と「純資産」が記載されています。

  • 資産:企業が持っている現金や建物、土地などの財産
  • 負債:企業が抱えている借金などの返済義務
  • 純資産:資産から負債を差し引いた、企業の「本当の財産」

貸借対照表を見ることで、企業の財務状況や安全性を把握することができます。

3. 収益性を示す代表的な指標

財務諸表を理解したら、次は収益性を示す代表的な指標を見ていきましょう。

ここでは、投資初心者さんでも理解しやすいように、以下の3つの指標を紹介します。

3-1. 売上高営業利益率

売上高営業利益率は、売上高に対する営業利益の割合を示す指標です。

この指標を見ることで、企業が本業でどれだけ効率的に利益を上げているのかを把握することができます。

計算式:売上高営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100

一般的に、売上高営業利益率が高いほど、収益性が高いと判断されます。

3-2. ROE(自己資本利益率)

ROE(自己資本利益率)は、自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合を示す指標です。

この指標を見ることで、企業が株主から預かったお金をどれだけ効率的に活用して利益を上げているのかを把握することができます。

計算式:ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100

一般的に、ROEが高いほど、株主にとって魅力的な企業であると判断されます。

3-3. ROA(総資産利益率)

ROA(総資産利益率)は、総資産に対する当期純利益の割合を示す指標です。

この指標を見ることで、企業が全ての資産をどれだけ効率的に活用して利益を上げているのかを把握することができます。

計算式:ROA(%)=当期純利益÷総資産×100

一般的に、ROAが高いほど、効率的に資産を活用できていると判断されます。

4. 収益性分析の5つのステップ

ここでは、収益性分析のステップを分かりやすく解説します。

4-1. 分析対象企業の選定

まずは分析してみたい企業を選びましょう。特になければ例えばトヨタ、KDDI、リクルート、無印良品、サイゼリアなど身近な企業だと興味をもちやすいですよ。

4-2. 財務諸表の入手

企業のホームページまたは証券会社のサイトから、最新の有価証券報告書を入手し、損益計算書と貸借対照表を確認します。

4-3. 指標の計算

入手した財務諸表の数値を用いて、以下の指標を計算します。

  • 売上高営業利益率
    • 計算式:営業利益 ÷ 売上高 × 100
  • ROE(自己資本利益率)
    • 計算式:当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
  • ROA(総資産利益率)
    • 計算式:当期純利益 ÷ 総資産 × 100

4-4. 指標の解釈と分析

いよいよ分析です!計算した指標を、以下の観点から解釈していきます。

  • 業界平均との比較
    • 同業他社の平均値と比較し、その企業の収益性が業界内でどの程度の水準にあるのかを評価します。
  • 過去の推移
    • 過去数年間の指標の推移を確認し、その企業の収益性が安定しているのか、それとも変動が大きいのかを分析します。
  • 競合他社との比較
    • その企業と競合する同業他社の数値を比較する事で、投資対象としてより魅了的な企業を見つける。
  • ビジネスモデルとの関連性
    • その企業のビジネスモデルと収益性の関連性を考察し、収益性の要因を分析します。

この段階になると、例えばトヨタならホンダや日産、スズキ、スバルとの違いが見えてきますね。そして思わぬ掘り出し物が見つかることもあります!

4-5. 分析結果の活用

分析結果を、今後の投資判断に活用しましょう。

  • その企業への投資を検討する際の判断材料とする。
  • 他の投資候補企業の収益性分析にも応用する。

4-6.分析する際の注意点

  • 財務諸表の数値は、企業の会計基準によって異なる場合があります。
  • 指標だけでなく、企業の定性的な情報(経営戦略、競合状況など)も考慮することが重要です。

5. 収益性分析をする上での3つのポイント

収益性分析は、企業の「稼ぐ力」を評価するための有効な手段です。いくつかポイントも紹介します。

5-1. 業界平均と比較する

企業の収益性を評価する際は、同業他社の平均値と比較することが重要です。

業界によって収益性が大きく異なる場合があるからです。

例えば、IT業界と製造業では、どちらが利益率が高いかは一概には言えません。

そのため、業界平均と比較することで、その企業が業界内でどの程度の収益性を上げているのかを客観的に評価することができます。

5-2. 過去の推移を見る

企業の収益性を評価する際は、過去の推移も見るようにしましょう。

一時的に業績が良かったとしても、それが継続するとは限らないからです。

過去数年間の収益性の推移を見ることで、その企業が安定して利益を上げているのか、それとも業績が不安定なのかを判断することができます。

5-3. 他の指標と組み合わせる

収益性分析は、あくまで企業の「稼ぐ力」を評価するための手段の一つです。

投資判断をする際は、収益性だけでなく、成長性や安全性、割安性など、他の指標と組み合わせて総合的に判断するようにしましょう。

6. 収益性分析をマスターして、賢い投資家になろう!

この記事では、投資初心者さんでも簡単に理解できるように、収益性分析の基本的な考え方から具体的な分析方法、そして注意すべきポイントを解説しました。

収益性分析は、企業の「稼ぐ力」を数値で把握し、将来性を見抜くための強力な武器になります。

今回のまとめ

  • 収益性分析は、企業の「稼ぐ力」を数値で評価し、投資判断に役立てるための分析手法
  • 収益性分析は、財務諸表を理解し、代表的な指標を計算することで行う
  • 収益性分析をする際は、業界平均との比較や過去の推移、他の指標との組み合わせなどが重要

一緒に投資スキルを磨いていきましょう!

この記事を書いた人

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。
手取り15万円でも年100万円以上節約しています。
コツコツ投資して、今は年間配当金25万円以上になりました!

株歴15年以上&FX歴5年以上です。
新NISAとiDeCoをフル活用してます。

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