【脱・投資迷子!】株主優待と配当金、どっちを選ぶ?自分だけの「金のなる木」を育てる最強ポートフォリオ術

投資知識
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こんにちは!ぐーです。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

  • 「投資を始めてみたいけど、何から手をつけていいかわからない…」
  • 「株主優待も魅力的だし、配当金も捨てがたい…結局どっちを重視すればいいの?」
  • 「失敗したらどうしよう…」

そんな風に、このページにたどり着いてくれたのではないでしょうか?

この記事はそんな人におすすめです。それでは行きましょう!

そもそも、株主優待と配当金って何が違うの?

まずは基本から、サクッとおさらいしましょう。簡単に説明しますね!

株主優待:企業からのプレゼント

株主優待とは、企業からの感謝の気持ちを込めたプレゼントです。

具体例:自社製品の詰め合わせ、お店で使える割引券、クオカードやお米券などの金券

配当金:会社の利益の「おすそ分け」

配当金とは、会社が稼いだ利益の一部を、株主(オーナー)であるあなたに現金で分配してくれる「おすそ分け」です。

具体例:1株あたり〇〇円、という形で年に1〜2回、あなたの証券口座に現金が振り込まれる。

どちらも魅力的ですよね。だからこそ、みんな悩んでしまうんです。

では、それぞれのメリットとデメリットを、もっと深掘りしていきましょう!

【徹底比較】株主優待 vs 配当金 メリット・デメリット対決!

どちらが良いかを知るためには、それぞれの長所と短所をしっかり理解することが大切です。

🥊 株主優待のメリット(いいところ)

  1. 生活が直接うるおう!お得感がハンパない!
    これが最大の魅力です!例えば、イオンの株を持っていれば、毎日のお買い物が割引になります。吉野家の株なら牛丼が食べられます。配当金と違い、税金も取られません。自分の生活に身近な企業の株を持つことで、日々の生活コストをぐっと抑えることができます。これは現金にはない喜びですよね。
  2. 投資の「楽しさ」を実感しやすい!
    年に数回届く優待品は、プレゼント感覚で楽しめます。届いた株主優待品を開ける瞬間のワクワク感は、投資を続ける大きなモチベーションになります。「次は何が届くかな?」と考えるだけで、楽しくなります。
  3. 株価下落時の「心の支え」になることがある
    日常生活に近い企業に投資していることが多いため、「優待がもらえるから、株価が下がっても持ち続けよう」という個人投資家は少なくありません。そのため、優待が魅力的な銘柄は、相場全体が下落している局面でも、比較的株価が下がりにくい、なんて言われることもあります。

🥊 株主優待のデメリット(気をつけるところ)

  1. 突然の「改悪・廃止」リスクがある
    これが一番怖いところ。企業の業績悪化などを理由に、「来年から優待やめます!」なんてことが、ある日突然発表される可能性があります。さらに、最近は株主優待を廃止する傾向にあります。株主優待という制度は日本独特で、海外ではあまりありません。そのため、投資家への還元を配当や自社株買いに絞る企業が増えています。優待だけを目当てに投資していると、その価値が一瞬でゼロになってしまう危険性もあるので注意しましょう。
  2. もらっても使わない「塩漬け優待」
    「優待でめっちゃお得な割引券もらったけど、うちの近所にそのお店ないな…」「この商品、あまり好きじゃないかも…」なんてこともあります。使わなければ、価値はゼロ。自分の生活圏や好みに合っているか、しっかり見極める必要があります。
  3. 「本当のお得度」が分かりにくい
    優待品を現金価値に換算した「優待利回り」という考え方がありますが、金券以外は計算が難しいと思います。オークションサイトでの落札価格などを参考にすることもありますが、手間がかかります。

💰 配当金のメリット(いいところ)

  1. 現金(キャッシュ)は最強!使い道が自由!
    配当金は、証券口座に「現金」として振り込まれます。その使い道は完全に自由です!美味しいものを食べてもいいし、旅行に行ってもいい。そして何より、そのお金でさらに株を買い増す「再投資」ができるのが最大の強みです。
  2. 「複利の力」で雪だるま式に資産が増える!
    アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだと言われる「複利」。
    配当金を再投資に回すことで、「配当が配当を生む」状態になり、資産が雪だるま式に増えていくスピードが加速します。例えば、年間利回り5%で毎月3万円を積み立て投資した場合、20年後には元本720万円が約1233万円になります。このうち513万円が、複利によって生み出された利益なんです。すごい力ですよね!
  3. 企業の「実力」が反映されやすい
    安定して配当金を出し続けられる、さらには年々配当を増やせる(これを「連続増配」と言います)企業は、それだけビジネスが好調で、稼ぐ力がある証拠。企業のファンダメンタルズ(基礎的な実力)を重視するなら、配当金は非常に重要な指標になります。

💰 配当金のデメリット(気をつけるところ)

  1. 「減配・無配」のリスクがある
    株主優待と同じく、企業の業績が悪化すれば、配当金が減らされたり(減配)、なくなったり(無配)するリスクがあります。株価も同時に大きく下落することが多いので、ダブルパンチになってしまうことも。
  2. 税金がかかる
    受け取った配当金には、約20%の税金がかかります。10,000円の配当金をもらっても、手元に残るのは約8,000円になる、という点は覚えておきましょう。(NISA口座なら非課税にできます!
  3. 投資している実感が湧きにくい?
    証券口座に数字が振り込まれるだけなので、優待品と比べると、モノが届くワクワク感は少ないかもしれません。数字の増減を眺めるのが苦手な人にとっては、少し味気なく感じる可能性はあります。

さあ、ここまで読んでみてどうでしたか?

「うーん、どっちも良さそうだし、やっぱり決められない…」

そう思ったかもしれません。

実は、「どっちか一方を選ばないといけない」なんてルールはどこにもないんです。

大切なのは、「今の自分」にとって、どんなバランスが心地よいかを知ること。

さて、いよいよ本題。自分だけの「金のなる木」を育てるための、3つの戦略を紹介します!

【タイプ別】自分にピッタリなのはどれ?3つのポートフォリオ戦略

ポートフォリオとは、金融商品の「チーム編成」のこと。

どの選手(銘柄)を、どんな割合でチームに入れるか。監督は、自分自身です!

タイプA:ワクワク楽しみたい!「生活密着型」投資家(優待重視)

  • こんな人におすすめ!
    「まずは投資の楽しさを実感したい!」
    「日々の生活をちょっとお得に、豊かにしたい!」
    「数字だけじゃなく、形で喜びを感じたい!」
  • 株主優待銘柄:70%
    よく行くスーパーや飲食店、好きなブランドの株など、自分の生活に密着した銘柄を中心に選びましょう。
  • 高配当・連続増配銘柄:30%
    優待だけでなく、現金収入の柱も作っておくことで、安定感がぐっと増します。優待が廃止された時の保険にもなりますね。

毎年届く優待品に心を躍らせ、普段の買い物が少しお得になる。そんな「日々の幸せ」を積み重ねることで、投資が生活の一部になり、自然と経済ニュースにも興味が湧いてくるでしょう。楽しみながら、未来の資産も育っている。そんな毎日が待っています。

タイプB:着実に資産を増やしたい!「コツコツ堅実型」投資家(配当重視)

  • こんな人におすすめ!
    「目先の楽しみより、将来の安心が欲しい!」
    「複利の力を最大限に活かして、効率的に資産を増やしたい!」
    「経済的自由(FIRE)を目指してみたい!」
  • 高配当・連続増配銘柄:80%
    配当利回り4%以上を目安に、業績が安定している大手企業や、何十年も配当を増やし続けている「配当王」と呼ばれるような銘柄を中心に据えます。
  • 株主優待銘柄:20%
    すべてを配当金に振るのではなく、クオカードなど換金性の高い金券がもらえる優待銘柄を少しだけ加えるてみるのも良いです。ちょっとした「お楽しみ」要素が、長期投資を続けるコツです。


受け取った配当金をひたすら再投資に回すことで、資産は着実に成長していきます。数年後、口座残高を見たら、複利の力の凄まじさに驚くはず。10年、20年後には、配当金だけで生活費の一部をまかなえる「自分年金」が完成しているかもしれません。それは、何物にも代えがたい「心の安定」と「選択の自由」をもたらしてくれるでしょう。

タイプC:どっちも欲しい!「いいとこ取りハイブリッド型」投資家(バランス重視)

  • こんな人におすすめ!
    「日々の楽しみも、将来の資産も、どっちも諦めたくない!」
    「バランス感覚を大切に、リスクを分散したい!」
    「自分だけのオリジナルな投資スタイルを確立したい!」
  • 株主優待銘柄:40%
    生活に役立つ優待と、金券優待をバランス良く。
  • 高配当・連続増配銘柄:40%
    安定したキャッシュフローを生み出す、ポートフォリオの土台。
  • 成長(グロース)株など:20%
    配当や優待は少ないけれど、将来株価が数倍になる可能性を秘めた、夢のある銘柄にも少しだけ投資。ポートフォリオに刺激と大きな成長の可能性を加えます。


投資の「いいとこ取り」をしたい人におすすめです。優待で日々の生活を楽しみつつ、配当金で着実に資産を増やし、成長株で未来の大きなリターンを狙う。まるでゾ○のような三刀流の剣士みたいに、どんな相場環境にも柔軟に対応できる、しなやかで強靭なポートフォリオを築き上げられます。投資を通じて世界経済のダイナミズムを感じ、自分自身の成長も実感できる。そんな知的好奇心に満ちた毎日になるでしょう。

ただし、3つの投資手法を同時に実践するというのは、他の方法に比べて少し難易度が高めです。最初は少額から始めましょう。

【実践】自分に合った戦略を見つける3つのステップ

「タイプ分けはわかったけど、じゃあ自分はどれなの?」

そんな人のために、自分自身のタイプを見つけるための質問を3つ用意しました。

紙とペンを用意して、正直な気持ちを書き出してみてください。他の人に見せるわけではないので、正直に書いてみましょう。

  • STEP 1:【目的の明確化】あなたが「投資をする本当の理由」は何ですか?
    例:「老後の不安をなくしたい」「年に一回、豪華な家族旅行に行きたい」「会社に縛られず、好きなことで生きていきたい」
    → 目的が「将来の安心」なら配当重視、「今生活を楽しむ」なら優待重視、という風に軸が見えてきます。
  • STEP 2:【リスク許容度の確認】もし投資したお金が1年間で20%減ったら、どう感じますか?
    例:「夜も眠れないほど不安になる」
    → リスクに慎重なタイプ。安定した配当株中心が合っているかも。
    例:「長期で見るから気にしない。むしろ買い増しのチャンス!」
    → リスクに寛容なタイプ。優待株や成長株にもチャレンジできそう。
  • STEP 3:【ライフスタイルの棚卸し】あなたの普段の生活を教えてください。
    例:「外食が多い」「イオンでよく買い物をする」「現金よりキャッシュレス派」
    → 自分の消費行動に合った優待銘柄を見つけるヒントが隠されています。使わない優待をもらっても意味がありませんからね。

この3つの質問について答えてみることで、ぼんやりとしていた「自分だけの投資の軸」が、くっきりと見えてくるはずです。

まとめ:未来の自分を笑顔にするのは、今日のあなただ!

株主優待と配当金、どちらも本当に魅力的です。

大切なのは、世間の声や流行に流されるのではなく、自分自身が、何に一番ワクワクするかで決めましょう。

改めておさらいです。

  • 優待品が届く喜びをモチベーションにしたいなら、優待重視がいい。
  • 数字が着実に増えていく安心感を力にしたいなら、配当重視がいい。
  • 欲張りにどっちも楽しみたいなら、ハイブリッドがいい。

一緒にがんばって行きましょう!

この記事を書いた人

手取り15万円の会社員でも、年間100万円以上の節約・資産管理・スキルアップで新NISAで年間360万円投資し、iDeCoもフル活用しています。

このブログでは、私が実践してきた節約術やリアルな資産運用、稼ぐ力を高めるITスキルについて発信しています。

生活を豊かにしたくて、高配当株投資で年間配当金60万円をめざしています。現在は年間配当金25万円以上達成!

ゲーム・漫画・アニメなどが好きです。
一緒に資産形成をがんばりましょう!
よろしくお願いします!

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